ザックさんごめんなさい

NHKのBS-1が、アジアカップのリピート放送をやっているのを見てしまうと
アルベルト・ザッケローニというイタリア人監督就任当初は
有り得ん、ふざけるな、と怒っていた自分が、いかに不見識だったかと思い知らされる所存ですが
何故怒っていたかと言えば

  1. ユヴェントス監督に途中就任し、3-1で勝ったフルアム相手に、アウェーで1-4とこの年一番のアップセットを喰らった
  2. インテル監督に途中就任し、3-4-3を施行するも、ホームでガナーズ相手に5失点くらい、2連勝からグループリーグ敗退という結果を残す
  3. ラツィオが最後の最後で優勝できなかった
  4. ミランを優勝に導いたけれど1シーズンだけ、欧州ではサッパリだった

というような方でしたし、
日本サッカー協会はスペイン路線を進むってのに、上がイタリア人でカルチョで大丈夫か?
という疑問があったし、まさか3-4-3なのかと疑ったりしてましたからね。とってもごめんなさい。
さて、ザッケローニが監督に就任してから、何が良くなったと言えば、単純に言えば
縦へのスピードが早くなりました。プレッシャーしかり、ボール奪取後動きといい
最初のアルゼンチン戦から、前任者よりも格段に上、メガネと比較するのも失礼な話ですが、戦術采配がシンプルに良いのです。
で、国際大会でどうなるかというお話でした。イビチャ・オシムは確かにチームに色々もたらしてくれた人でしたが、彼は交代采配が遅かったり、PKで負けてしまった結果に終わってしまいましたが、それよりも上になったと。
明日放送される、オーストラリアとの決勝戦も、あの交代采配、長友のウィング起用、そしてクロスからの決勝点と。
本当に良い勝利だったなぁと。前回アジア勝った時は、勝っても粗が目立つ守備と、何かしっくりこない得点といい勝ち方だったからなぁと。