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2011-09-12-Mon 質問です。

今回は、サッカー戦術分析系のブログや記事にある、なんか胡散臭い感じを、質問にしたので、答えてくださる方は答えてくださいという企画です。

質問は以下の通り

だいたい、そもそも、戦術って何ですか? id:encyclopector:20110912#p1

内容と結果の問題は、全て戦術という論点に収束するのでしょうか? id:encyclopector:20110912#p2

戦術分析をする人間としては、チームはどのように見たらよいのでしょうか? id:encyclopector:20110912#p3

現実監督は、戦術的な話を会見や記事に話すことはない乖離について、教えてください. id:encyclopector:20110912#p4

革新的なツールによるデータはどのように捉えるべきなのか? id:encyclopector:20110912#p5

であります。想定は、このような目を見張る分析をしてくださる人(@qwertyuiiopasd)さん

http://www.plus-blog.sportsnavi.com/josepgualdiola/から、色々な人、どしどし意見は募集します。目は通します。自分勉強のために。

あ、回答はなるべく、自分のお持ちのブログに記事をお書きになってからリンクを飛ばして頂くか、(@encyclopector)にメッセージを送ってください。はてなコメントは、確か字数制限があったはずです。

[][]1 1を含むブックマーク

1.だいたい、そもそも、戦術って何ですか?

サッカー戦術の仕組み- 日本人の“サッカーIQ

サッカー戦術の仕組み- 日本人の“サッカーIQ"を高める本

これを読んだ時に、始まりから、局所局所の攻略にのみ終始する文で、チームがどうするこうするという場面が見あたらない、フットボール11人でする競技ですよね。大抵の人は「戦術の総論みたいなもの」、仮に『戦略』としましょう、こういったものの理解が薄いように思うのですが、如何ですか?

これは、具体例を挙げますと、例えばストーク・シティー。

このクラブチームの「ボールを奪った段階」での攻撃の戦術(私はスキームという言い方が好きなのですが)は、簡単に言ってしまえば3つしかありません。

A. 9番の選手所謂第1FW、ケンヴァイン・ジョーンズか新加入のピーター・クラウチに当てる)に当てて、その後の展開。

B. 左右のウィング、マシュー・エザリントン、ジャーメイン・ペナントの縦への突破

C. その他、ジョナサン・ウォルターズのドリブルか本当に誰もいない地点への放り込み

といった感じですが、この3つの戦術を束ねているもの

「タフな戦いを相手に強いる」、という戦術の大枠、総論と言ったもの(私はこれがタクティクスという言い方に当てはまると思うのです)が、実際、このような大枠からかい約束事への敷衍まで言及している人が少なく思いますし、そもそも攻撃の戦術を成り立たせるものは、守備の「組織構築」という「戦術」だとも思っています

前述のストークを例に挙げれば

a. 相手ボールになったときには、常に相手との距離を詰めて対処

b. 一人目の選手が抜かれても、次の選手対応する

c. プレッシャーをかけ続けるためにバックラインは相手に対して全体で下がりすぎない

このようなことで、相手に「タフな戦い強いる」ということを成し遂げるために行っていることが戦術もしくは戦略だと思うわけです。

総論、大枠をまず書いてしまいましたが、個人の為の「戦術」というものも考えられます。例えばチームによってはフルバックラテラルの選手の活かし方に個性的なチームがありますダニエウ・アウヴェスアシュリー・コールオーバーラップしたときに走る方向は、明らかに「戦術」を感じます。彼らの走る方向によって、相手が対応した場合に空くスペースを味方の誰かが活かしたい、という意図を見て取れるし、フォローについての約束事があると見えるのです。

このような、戦略戦術>作戦>約束事、という捉えかたは如何ですか?

[][]2 2を含むブックマーク

2.内容と結果の問題は、全て戦術という論点に収束するのでしょうか?

現実試合における、戦術によって、勝敗が決するということはあまりないと思うのですが、如何ですか?その上で、戦術分析マッチレポートであったり、試合分析の主眼になるという考え方が実のところ理解できません。戦術が明らかに拙くてもなんとなく入った1点で勝ってしまったラッキーとかどうなるのでしょう?

 例えば、4-3-3のフォーメーションのクラブチームが、攻撃に於いて2-1-4-3になることで勝つことに繋がるといったり、3-5-2のウィングバックが下がりすぎて5バックになってしまったのでチームがうまく機能しなかった等の短絡的な言い方です。またそれぞれのフォーメーションの持つ長所短所の紹介のみになることもです。

 システム特にフォーメーションの表記というのはあくまで便宜的なものであると思う私の立場からは、その要因、おそらくマッチアップによって相手を圧倒するから相手を陣地に押しやり「たまたま見えるに過ぎない」結果であるわけだし、押しやった要因についての分析を見ることが希です。

 相手選手の裏を付くことで、相手側が裏のスペースを消すことを意識して、「敢えて」下がるということも考えられるし、「仕方なく」下がらざるを得ないということも考えられるわけですが、そういったことへの言及などです。最近ではチャンピオンズリーグ決勝のマンチェスター・ユナイテッドは何故後半になってプレッシングを止めたのかを考察する際に、単に「疲労」だけで説明している人間戦術分析という回路はないに等しいわけです。

 あと、私が覚えている、戦術によって試合が決まった試合というのは、数えるほどしかありません。

D

マルチェロ・リッピ下のユベントス2003年チャンピオンズリーグバルセロナ戦。マルセロ・サラジェタの投入、アレッサンドロ・ビリンデッリの投入と配置転換が、相手の弱点にピタリとハマってアウェーゴール延長戦で突き刺し勝利。

 それよりも、むしろ数が多いのは、戦術的要因以外の勝利と推測できるものです。チーム全体はうまく機能しているようには見えないのに、なぜかシュートゴールネットを突き破り、気づいたら勝ってしまうと言うような試合は年に何度もみているわけです。昨年の有名な試合では、FA杯準決勝ストークの勝利など、最初の2点がその最たるものです。このような試合はどのような戦術考察がなされるのでしょうか?

[][]3 3を含むブックマーク

3. 戦術分析をする人間としては、チームはどのように見たらよいのでしょうか?

 チームを評価する場合、特定の選手特に技術力の高い選手の頭数を以て高い評価を下す人を散見します。チームはこのような「足し算」のような考え方で評価することが良いことなのでしょうか?私は技術の高い選手が、何故活躍できるのかという要因「チームは何故、選手活躍させることが出来るのか?」を考えたいのですが、そういうことは邪推なのでしょうか?

 例えば、マンチェスター・シティーはエディン・ジェコセルヒオ・アグエロダビド・シルバが攻撃に絡むから強いと書くような言い草です。私は、攻撃に多く関与する選手だけでなく、様々なポジション選手を見るのが好きなのですが、この論法で行きますと、ディフェンダーの評価はどうしたら良いのか悩んでしまます。このようなことを書くと、21世紀前半にフットボールの考え方に大きな変化を及ぼしたクロード・マケレレ存在がまた石ころのように忘れ去られてしまうことにも成りかねません。また2002年オランダ代表のパトリック・クライファートとルート・ファン・ニステルローイという欧州を代表する素晴らしいストライカーがいながらも、互いにポジションが被ってチャンスを潰してしまって試合に負けたことも説明が大変になるかと思います

 また私は色々と移籍市場に目を通すのが好きなのですが、時に前に活躍していたチームから期待以上の大きな活躍をしたり、逆に前所属チームから考えられないほどの活躍のない事実に遭遇しますが、こういった場合に、「戦術が個人をスポイルしている」もしくは「個人が戦術フィットしない」と考えてしまうことは正当なのでしょうか?こういうことこそ、特に戦術分析に相応しい素材だと思いますが、案外こういうことへの追求のある文章に出会うことはまずありません。このようにゼネラルマネージャー(GM)ないしテクニカルダイレクター(TD)的な見方をすれば選手評価、ある特定のチームに来たらもっと活躍するだろう、というような目立ては、どのようにしたら可能になるのでしょうか?前述の足し算的な発想で全て解決するようには思えません。

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4.現実監督は、戦術的な話を会見や記事に話すことはない乖離について、教えてください.

 サッカー監督試合インタビューで、「攻撃に於いては4-2-4になって攻めて、守備に於いては4-3-2-1で守る」というような論で自分のチームを語っている人は殆ど聞いたことがありません。それでも戦術による試合分析に没頭することは正当でしょうか?

また

内の、山本昌邦言葉で、「戦術は教えるのではなく、気づいてもらうもの」という感覚現実的なのでしょうか?

大抵はチームの持つフォーメーションは基本陣形でのみ語られる、もしくはそんなことに言及すること自体が稀少という事実です。試合中にシステムを変更する監督にしても、それは「相手の何かに合わせたから、たまたまこうなった」程度の言葉しか返ってきません。試合勝敗を決めたポイントでよく語られるのは、マッチアップによる主導権の優越や、試合全体の主導権の支配を、如何にして得ることができたか;または得ることができなかったか、だと思います

また現実選手達も、そのような俯瞰したような試合の論評をすることは殆どありません。「私はこのフォーメーションに従い、このような動きを期待されて、その実行に努めることが出来た」などという文があるのなら、教えて貰いたいものです。試合直後の場合は、誰々が良かったや、たまたま空いていたのが見えた、ということを話すことはあったとしても、当初の戦術に多くを語られることは有りません。あったとしたら、相手の弱点が分かっていたので狙っていた、といったところでしょうか。

ということで、現実サッカー試合に臨む人たちに、どれだけシステムやフォーメーションや戦術というものが、浸透しているのでしょうか?またそういう戦術分析という分野と眼前の試合とでは、乖離してしまっているのではないか?という疑問です。

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5. 革新的なツールによるデータはどのように捉えるべきなのか?

 21世紀に入って以来、試合情報分析ツールの発達によって、様々なデータ提供して頂ける有り難い時代になりました。このような情報はどのように捉えるべきなのでしょう?過去にはそんなものがなかったわけで、そういうところで勝負なさる場合、何を頼りに試合に臨みますか?

私は、サッカーに使われるツールやデータの中で、uefa採用し、その後fifa大会でも使われて、ヒートマップという技術革新さに驚きました。あのツールを見ることによって、試合を見なくても大凡マッチアップによる主導権の優劣が推測できるからです。このような近時に出ているツールやデータの中で、貴殿において目新しい革新的で衝撃だと思われたものは何かありますか?私の中で、もう一つ、ずっと信念を持って信じているデータは「サッカーにおける、最良の得点方法GKの前でヘディングする=ボール軌道を変える」という90年代イギリス大学が発表したデータです。だから、私はヘディングでゴールすることの逆算から最も得点効率が良さそうなクラシックな4-4-2が好きだったりという選好でもあります

 また、こういったデータというものは、試合に関わる人間としてはどのように捉えているのでしょうか?また試合を見る人間としてもどのように捉えるべきなのでしょうか?

青色の下線ははてなキーワード。緑色の下線はantiglapectre
空白を何かで埋めたいが、埋まらない