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01月13日 日曜日

[]頭のいい段取り技術 00:23

頭のいい段取りの技術

頭のいい段取りの技術

非常に読みやすかった。この本自体がとても段取り良く書かれた本なので、読むのに時間がかからない。


世の中には「段取りがいい人」と「段取りが悪い人」がいる。両者の違いは何か?


本書によるとそれは「サービス精神」だという。


段取りが悪い人は、自分の仕事アウトプットが待たれているという意識が希薄である。いわば「自己中」であるから、周りの人の満足度が下がる。


逆に段取りがいい人は、周囲の人の満足度を最大化できる人である。同じ仕事をするにしても、「待たせる仕事」を先にやり、「待たせない仕事」を後回しにした方が、全体の効率が上がり、周囲の満足度の総和を最大にすることができるのである。


著者がサービス精神にすぐれた人だというのは、本書を手にとって見ればすぐにわかる。

各節は1つのポイントに従って書かれ、大事な部分は太字になっているし、さらに各章末にはポイントがまとめられているので、ぶっちゃけてしまえば立ち読みでも十分に本書のポイントがわかるのである。

しかし、だからといって本書に購入する価値がないかと言えば全くそうではない。最初にさらっと見出しや章末を見てポイントを把握しておき、あとはいつも手に届くところに置いておき、必要なときに必要な部分を読めばよい。


読書課題、残り96冊。

[]3時間で「専門家」になる私の方法 23:20

3時間で「専門家」になる私の方法

3時間で「専門家」になる私の方法

次世代ウェブ」(asin:4334033857)や「フラット革命*1」(asin:4062136597)の著者で、ITジャーナリストとして知られる佐々木俊尚情報収集・整理術について書いた本。


著者は元毎日新聞記者であり、アスキー編集部を経てフリージャーナリストとなった人である。

新聞記者雑誌記者といったジャーナリストは言わば「情報収集の専門家」であり、とくに著者はIT分野を対象として記事を書いており、ネットというものを非常にうまく利用している。

そういう人がウェブ時代の情報収集について書いた本書が役に立たないわけがない。


かつては知識というのは稀少な存在であった。そういう時代における情報収集は、「いかに自分のところに情報を蓄積するか」ということが第一であった。


しかし、ネットがこれだけ身近になり、情報がすぐに手に入る時代においては、「いかにそれらの情報を分析・整理して目的を達成するか」ということの方が重要になってくる。


本書によれば、ネットを使えばたった3時間である特定のトピックについての「専門家」になれるという、それはあくまで括弧付きの「専門家」であり、その道何十年の本当の専門家にはかなわないけれども、そのテーマのについてのクオリアを得、人を納得させるのに十分なレポートや企画書などを作成することができる。そのような能力は今の時代にあって、むしろ本当の専門家になるよりも有効かも知れない。


ネットを使った情報収集は我々が普段何気なくやっていることで、本書に書かれている内容自体、それほど真新しいことはないのだけれど、日常的にやっていることに対して考察や批判を加えて体系化しているという点で、本書は非常に役に立つ本だと言える。


高校でワードの使い方なんて教えるよりも、この本を教科書にして情報収集のやりかたを教える方がずっと有意義なんじゃないだろうか。単にアプリケーションの使い方を教えるよりも、そちらの方がずっと「情報」という科目名にはふさわしいと思いますよ?

残り97冊。

*1:これも読んだのでそのうち感想書きます。