11月15日 土曜日
■[イベント][アート]横浜トリエンナーレ2008
11月8日と11月15日の2回、横浜のみなとみらいを中心に行われている横浜トリエンナーレ2008に行ってきました。
会場がいくつもあって、全部見て回るのは大変。とりあえずメインである新港ピア、赤レンガ倉庫、日本郵船海岸通倉庫(BankART Studio NYK)の3ヵ所を中心に見て回りました。
事前にある程度の情報は得ていたものの、現代アートでここまで大きなイベントに行ったのははじめてだったので、そのスケール感に圧倒されました。また、良くも悪くも現代アートっていろいろあって、「これが現代アート」と言えるものってないなあと感じた時間でした。
たくさんのアーティストが出展していて、なかなか頭の整理ができないのですが、その中でも気に入ったもの、気になったものを少し紹介。
ネタバレになってしまうかもしれないので、これから行かれる方は注意してください。
ペドロ・レイエス「ベイビー・マルクス」
新港ピアで展示されていた映像作品。
NHKで放送されるような子供向けの人形劇*1といった体だけれど、何か違います。
レーニンや毛沢東、チェ・ゲバラといった共産主義の指導者達が現代に蘇り、資本主義を倒すという設定で、それをノリノリの音楽に合わせてヒーロー番組のように仕立ててしまうユーモアがすごいです。
ミランダ・ジュライ「廊下」
赤レンガ倉庫で展示。
人がやっと一人通れるぐらいの幅の狭い廊下に、ちょうど顔の高さあたりに歩行を阻むような形でボードがつけられています。そのボードには一つ一つ文章が書いてあり、鑑賞者はその文章を読み、板をよけながら廊下を歩いていくという作品。
作者のメッセージを読みながら長い廊下を歩いていくうちにいろいろなことを考えさせられ、鑑賞者の内面に対して問いかけをするような作品でした。
ヘルマン・ニッチュ「オージー・ミステリー・シアター」
日本郵船海岸通倉庫にはあまりに過激なため鑑賞に年令制限がかかっている作品がいくつか展示されていて、これはその中の1つ。僕が見た中では一番強烈でした。グロいのが苦手な人とか、心臓の弱い人は見ない方がいいと思います。僕も少し気分が悪くなりました。
宗教儀式をモチーフにしているようで、牛をさばいて内臓をぐちゃぐちゃにしたり、十字架に磔にされた裸の女性の口に動物の血を含ませて、吐き出した血が体を伝っていく映像など。またそのパフォーマンスによって血に染まった衣装なども作品として展示されていました。
何度も見たい作品ではないけれど、この作者が何を考えて作っているのか、非常に気になります。
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