2012-05-16
■『魔法使いの夜』雑感
以下、多少、ネタバレ的なこともあるかも。
さて、ファンの間ではその未発表小説の存在のみが知られ、TYPE-MOONの会議室に置かれているとされた幻の存在であり、2008年に制作が発表され、4年後の今年、2012年4月12日にようやく発売された本作。
TYPE-MOONのビジュアルノベルとして、いや、TYPE-MOONとして、事実上の2作品目と言ってもよい本作は、前作『Fate/stay night』のような選択肢がない。また、いわゆるエロシーンも存在しない。つまり、前作『Fate/stay night』のような取っつきやすさ、わかりやすさがない。ここで言う分かりやすさとは、"物語のわかりやすさ"のことではない。『Fate/stay night』は、奈須きのこらしい、彼独自の魔術世界、用語に溢れている。それは本作でもさほど変わらない。その意味での“わかりにくさ”では、どちらも変わらない。そういうことではなく、衝撃的な展開でプレイヤーを引き込み、選択肢によって没入させ、エロシーンで引っ張るといったことのないこと。もちろん、TYPE-MOON作品、つまり、前作の『Fate/stay night』がそういったものに支えられていたと言いたいわけではない。しかし、商業作品第1弾として失敗できない作品だったため、冒頭早々に劇的な展開が起こり、選択肢によって飽きさせず、エロを期待させるという”わかりやすい魅力”を要請された側面はあったろう。
しかし、本作『魔法使いの夜』は、大きく異なる。物語は、蒼崎青子と静希草十郎の出会いから静かにゆっくりと丁寧に語られる。選択肢もなく、エロ要素もない。物語は、三人の同居模様を中心にゆったりと丁寧に描写されていく。あくまで、中心は三人の雑居生活である。物語としては、冒頭から続く土地に侵入してくる魔術師との攻防を骨子とし、そこにたまたま巻き込まれてしまった静希草十郎と蒼崎、久遠寺との同居生活が丁寧に語られていく。敵魔術師の正体は、実は、型月ファンなら物語の早々に、下手をするとプレイする前から、気づくことが出来る。その対決の結末も、おおよそは知られていた。ここからも、この物語の中心は、三人の雑居生活にあるといえる。
蒼崎青子は、本人の弁にあるように、奈須きのこ最古のヒロインであり、その後の作品における(何人かの)ヒロインのアーキタイプである。ということは、『魔法使いの夜』の蒼崎青子は、遠坂凜の発展系であると言うことになる。誇り高く、強く、凜としていて明るい性格の完璧超人でありつつもどこか抜けていて、主人公のことを邪険にしつつも、面倒を見てしまう。そして、対照的なもう一人の寡黙なヒロイン、久遠寺有珠と何も知らない山から下りてきた世間知らずの静希草十郎との三人の奇妙で異様な同居生活を楽しむ作品になっている。
魔法使いの夜 初回版 (Amazon.co.jpオリジナル特典ポストカード付)
- 出版社/メーカー: TYPE MOON
- 発売日: 2012/04/12
- メディア: DVD-ROM
- 購入: 27人 クリック: 843回
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……と、古参ファンに怒られそう且つ「蒼崎万歳!」な適当な感想です。Amazonを見る限り、初回限定版がまだ残っているのが気になるな。売り上げは、どうなんだろ。
2011-10-31
2011-06-15
2011-06-14
2011-05-13
■集合知の可能性について
30年で大地震の確率は87%・・浜岡停止の最大の理由だ。確率計算のプロセスは不明だが、あえて単純計算すると、この1年で起こる確率は2.9%、この一カ月の確率は0.2%だ。原発停止の様々な社会経済的コストを試算するために1カ月かけても、その間に地震が起こる確率は極めて低いはずだ。
Twitter上で、多々罵倒が出ていたが、概算では2.9%で問題ないということだ。ポアソン分布なんて、ぼくにはわかんねー*1。
「東海地震が今後30年以内に発生する確率が87%」の意味について
あとこちらも。
マグニチュード8程度の想定東海地震が30年以内に発生する確率87%について
で、竹中氏の主張を冷静に聞いてみよう。氏の主張は、あと一ヶ月待って原発停止の影響をきちんと精査したら?ってこと。まぁ、あと一ヶ月くらい待っても大丈夫でしょう(確率2.9%)と。
浜岡止めるなとは、言ってない。Twitterで盛り上がった割には、主張自体は穏当。で、ちゃんと議論すべきはこの一ヶ月待つべきだったか、待たざるべきで良かったかでしょう。
ま、言外に、菅政権の原発停止要請の理由説明不足批判は当然として*2、社会経済的コストの方が高いはずだ!というニュアンスは感じなくもないけれど。明言してないので、その辺はわかんない。
2011-02-16
2010-12-07
■[お買い物]最近のお買い物
- 作者: 宮台真司,大澤真幸
- 出版社/メーカー: 左右社
- 発売日: 2010/11/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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内容はともかく、コストパフォーマンス悪すぎ。論壇誌の特集記事+α程度の分量で1050円は高すぎでしょう。まぁ、ぶっちゃけ、大澤先生の急場のメシの種。
LAMY 油性ボールペン ノト(note)ブラック+シルバー?L283
- 出版社/メーカー: LAMY
- メディア: オフィス用品
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ボールペン。ラミーの万年筆も買ったので、こっちも。デザインは良い。ま、プラスチックなので、あんま高級感はないが。
セラフィム 2億6661万3336の翼(限定版)(リュウコミックス)
- 作者: 押井 守,今 敏
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2010/12/04
- メディア: コミック
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未完の作品。世界観だけで構成されていると言っていい。物語らしい物語は全く展開せず、ようやく物語が展開しそうな兆しだけを見せて終了してしまっている。
鳥、少女、聖書の引用、軍事兵器と眩暈のするくらい、押井臭の濃い作品。この作品のコンセプトは、そのまま、『ガルム』に引き継がれる予定だったらしいが、結局そっちも製作凍結。
- アーティスト: Mr.Children
- 出版社/メーカー: TOY'S FACTORY
- 発売日: 2010/12/01
- メディア: CD
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365日、fanfareを収録。タイトルも明かさず、すべての曲がこのアルバムで初収録という異色の展開。
- 作者: 久米田康治
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/11/17
- メディア: コミック
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- 作者: 八木教広
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/12/03
- メディア: コミック
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そろそろ、終わりが見えてきた? ってかさ、ルヴルってホントに組織潰す気あんのか? 「惜しいなぁ」とか言ってないで、ちゃんと情報流しておけば良かったじゃん。
iBUFFALO docomo GalaxyS TPUケース液晶保護フィルム付 ブラック BSMPG03CBK
- 出版社/メーカー: バッファロー
- 発売日: 2010/11/04
- メディア: エレクトロニクス
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ケースっていうか、Galaxy S本体。ま、今の時期、ドコモに限れば、スマホではベターな選択かなと。いくらMNPがあっても、ケータイメアドはいかんともしがたいわけで。
実際、
Android vs. iPhone が Windows vs. Macにならない理由
これに書かれているとおりだと思う。iPhoneの方が優秀でしょう。
こんな実情もある。もうちょっとGoogleは締め付けを強くしてもいいように思う。iTunesにあたるものも、Googleで用意すべきじゃないか。なんか空中分解しそう。
で、最大の問題。Galaxy S における「iTunes」たる「Samsung Kies」がなぜかぼくのパソコンにはインストールできない。「Samsung Kies」を使わなくても、どうにかなるにはなるんだが、うーん、困った。原因不明。グーグル先生に聞いても、そんな事例は他にないみたいで、どうもぼくのパソコン環境固有の現象らしい。
ビジコム バーコードリーダー ニアレンジCCD USB 黒 BC-HT10-UB
- 出版社/メーカー: BUSICOM
- 発売日: 2010/06/01
- メディア: Personal Computers
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放置していた『ブクログ』整理というか、蔵書整理用に購入。これで、同じマンガを二度買うことも、もう無いはず。
便利。が、意外に裏表紙にバーコードのない書籍も多いことに気づく。これは、仕方ない。
あと、たまに末尾だけ読み込めなくて「;」になってしまうこともある。
いつの間にか、アマゾンにレビューが付いて「5が読めない問題」があるようだが、ぼくの環境ではそんなことはない。「末尾;問題」との関連は不明。それと、ISBNの読み取りにのみ使っているけれど、設定なんてしてないが……。設定用のPDFもざっと見たが、それっぽい設定も見当たらなかったんだが、なんかすると、「末尾;問題」も解決するのか?
追記:書いてなかったけれど、結局、上述の問題は初期不良だったようで、購入後すぐにアマゾン経由で連絡をいただき、交換対応していただきました。その後、快調。丁寧な対応、ありがとうございました。
SONY Bluetoothステレオヘッドセット マイク付き ホワイト DR-BT101/W
- 出版社/メーカー: ソニー
- 発売日: 2009/02/10
- メディア: Personal Computers
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これもGalaxy S購入関係で。ま、パソコンのワイヤレスヘッドフォンが欲しかったってのもあるが、Galaxy Sでも使えるので。Bluetoothのヘッドフォンって選択肢はないわ、高いわで躊躇していた。音質もいまいちって評判だし。
で、使用感。なんかちゃっちい作りだし、音質もいまいちだけれど、まぁ、実用十分。特に不満はない。
2010-11-19
■「暴力装置」問題
『職業としての政治』が手元にあったので、とりあえずウェーバーの引用。
「ウェーバーはもちろん知っているが」と書きつつ、全く意味不明なことを呟いてた政治家もいたみたいなので、該当部を。「原文は……」とか言うなよ。ドイツ語読めるんなら自分で探して読んでよ。
むしろ、近代国家の社会学的な定義は、結局は、国家を含めた全ての政治団体に固有な・特殊の手段、つまり物理的暴力の行使に着目してはじめて可能となる。「すべての国家は暴力の上に基礎づけられている」。トロツキーは例のブレストーリトウスクでこう喝破したが、この言葉は実際正しい。もし手段としての暴力行使を全く縁のない社会組織しか存在しないとしたら、それこそ、「国家」の概念は消滅し、このような特殊な意味で「無政府状態(アナーキー)」と呼んでよいような事態が出現していたに違いない。もちろん暴力行使は、国家にとってノーマルな手段でもまた唯一の手段でもない。―そして、そんなことをここで言っているのではない―が、おそらく国家に特有な手段ではあるだろう。そして実際今日、この暴力に対する国家の関係は特別に緊密なのである。過去においては、氏族(ジッペ)を始めとする多種多様な団体が、物理的暴力をまったくノーマルな手段として認めていた。ところが今日では、次のように言わねばなるまい。国家とは、ある一定の領域の内部で―この「領域」という点が特徴なのだが―正当な物理的暴力行使の独占を(実効的に)要求する人間共同体である、と。国家以外のすべての団体や個人に対しては国家の側で許容した範囲内でしか、物理的暴力行使の権利が認められていないということ、つまり国家が暴力行使への「権利」の唯一の源泉とみなされてるということ、これは確かに現代に希有な現象である。(Max Weber,1919,"POLITIK ALS BERUF"(=1980,脇 圭平 訳,『職業としての政治』,岩波書店):8-10)
まぁ、発言の適切、不適切に関してはそれぞれで考え下さい。
2010-09-01
■最近買った物
- 作者: 稲葉振一郎
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 1999/07
- メディア: 単行本
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ようやく読了。とりあえず、ノージックを読まないと、ちゃんと理解するのは難しいな。
集中講義!日本の現代思想―ポストモダンとは何だったのか (NHKブックス)
- 作者: 仲正昌樹
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2006/11
- メディア: 単行本
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『集中講義! アメリカ現代思想』を再読しようかと思ったのだけれど、やっぱりこっちを買って読むことに。
- 作者: CLAMP
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/07/25
- メディア: コミック
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なんとなく衝動買い。アニメは好きだったのだが、原作は未読。CLAMPの絵は苦手だと思ってたんだけれど、そんなことはなかった。『夏目友人帳』といい、最近、怪奇物の一話完結系のマンガばっかかってるなぁ。まぁ、夏だし?
- 作者: 久米田康治
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/08/17
- メディア: コミック
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いつもの絶望先生。
- 作者: 西尾維新,VOFAN
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/07/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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最近の西尾維新ではなかなか面白い作品かも。全部フォローしきれている訳じゃないけど。
うーん。微妙。甲子の方が良かったかな。いや、十分美味しいけどね。千葉のお酒では、亀田が一番美味しいかも。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2010/04/21
- メディア: Blu-ray
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ただのアメコミ映画と思うなかれ。ヒース・レジャーが凄すぎる。近くのTSUTAYAにBD版がなかったので、衝動買い。
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2009/11/26
- メディア: 単行本
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伊坂幸太郎作品を読んでみたかったってのもあるけれど、正直、ほとんどジャケ買い。でも、ファンの間ではあんま人気ない? とりあえず、ぼくは夢中で読んだ。
- 作者: 川上未映子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/09/02
- メディア: 単行本
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濃密な、重い小説が読みたいな、と思って購入。でも、まだ読んでない。
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2007/05/23
- メディア: Blu-ray
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追悼。
まだ、届いてない。
2010-06-10
■最近買った物
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/04/16
- メディア: ハードカバー
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え、BOOK4あるよね?
- 作者: 森岡正博
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2008/07/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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挨拶は大事だよね。返してくれなかったら、どうしてくれよう……
ジェンダー学の最前線 (SEKAISHISO SEMINAR)
- 作者: レイウィンコンネル,Raewyn Connell,多賀太
- 出版社/メーカー: 世界思想社
- 発売日: 2008/07
- メディア: 単行本
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まだ読めてない。積んでる。
イノセンス アブソリュート・エディション [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
- 発売日: 2008/08/06
- メディア: Blu-ray
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「孤独に歩め、悪を為さず、求めるところは少なく、林の中の像のように」
- 作者: 緑川ゆき
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2005/10/05
- メディア: コミック
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- 作者: 緑川ゆき
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2006/08/05
- メディア: コミック
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アニメからファンに。心温まる話。こういうのは、絶対作れないなぁ。
- 作者: 杉井光,岸田メル
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2010/05/10
- メディア: 文庫
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本シリーズ初の短編集。設定に若干無理があるけれど、デリ嬢のエピソードが好き。デリzy(以下略
- 作者: 久米田康治
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/05/17
- メディア: コミック
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スキま!
これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学
- 作者: マイケル・サンデル,Michael J. Sandel,鬼澤忍
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/05/22
- メディア: 単行本
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面白い! 読みやすい!
あんま関係ないけど、オビ文を書いている宮台真司の「最小不幸社会」という言葉が菅直人首相の口から出てきたときは驚いた。
追記:終わりの方、サンデルが自身の立ち位置であるコミュニタリズムを前面に出す辺りがなんか強引というか、いまいち説得力がなくていまいち。本書はあくまで教科書的なものなので、サンデルのコミュニタリズムを理解したかったら、別の主著をってことになるか。
2010-06-08
■絶食系男子の恋愛学
その1.概念整理メモ
青枠が男性と自認している層である。そして、男性と他認される層は、水色の範囲になる。女性にとって恋愛対象となるのは、この水色の範囲のみになる。
女性が「男って顔じゃない」とか「お金が全てじゃない」というのはウソではない。ただ、水色の枠内での話をしているだけである。
森岡正博の『草食系男子の恋愛学』も、あくまで水色の範囲内での話である。
では、その範囲外にいる男性は、いったい何なのか? 恋愛はしたいが、対象外。肉も草も食べられない。名づけるなら、絶食系である。
この絶食系男子の恋愛にスポットを当てた考察をしていきたい。いや、恋愛は出来ないのだ。では、どうすればよいのか。その恋愛の不可能性について考えていきたい。
2010-04-08
■最近、買った物
坂本真綾 15周年記念ベストアルバム everywhere(初回限定盤)(DVD付)
- アーティスト: 坂本真綾
- 出版社/メーカー: フライングドッグ
- 発売日: 2010/03/31
- メディア: CD
- 購入: 28人 クリック: 886回
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「ヘミソフィア」、「turn the rainbow」はもちろん、最新曲の「マジックナンバー」も収録されている坂本真綾ベストアルバム。
凄い!
基本ジャケットのように大人っぽい写真が多いんだが、ブランコはどうなんだ? いや、可愛いと思うんだけれど、なんか真綾ちゃんも苦笑いしているように見えてならない*1。
- 作者: 酒井あゆみ
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2010/04/02
- メディア: 文庫
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元風俗嬢の「売春論」ということでかなり深い論考を期待したのだけれど、かなり軽いエッセイ。ルポ部分もかなり断片的な”所感”的なものでしかない。
- 作者: キャサリン・A.マッキノン
- 出版社/メーカー: 明石書店
- 発売日: 1995/08/15
- メディア: 単行本
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そう言えば、『触発する言葉』のバトラーによるマッキノン批判は読んでいるけれど、批判されている方のマッキノンは読んだことないやと思って購入。まだ読めてない。
- 作者: 田中俊之
- 出版社/メーカー: 青弓社
- 発売日: 2009/12
- メディア: 単行本
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田中先生初単著。田中先生は、一応、存じ上げている。博論の書籍化ですね。感想はまた単エントリで書くかも。
女はポルノを読む―女性の性欲とフェミニズム (青弓社ライブラリー)
- 作者: 守如子
- 出版社/メーカー: 青弓社
- 発売日: 2010/02
- メディア: 単行本
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守先生初単著。上記と同シリーズ。守先生は、一方的に存じ上げている。まだ読めていない。これも博論の書籍化ですね。似たようなテーマで卒論なり何なりを書こうとして上手くいかなかった学生も多いのではないか? 雑誌なりマンガなり「サブカル」の調査方法論はちゃんと確立されているとは言い難い。そういった意味でもとても参考になる人が多い書籍になっているのではないか。まだ未読だけれど。
- 作者: 西尾維新,竹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/03/25
- メディア: 新書
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