おおかみこどもの雨と雪

何か想定外に重かった。もうちょっと、スカっと爽やかなものを勝手に期待していたのだけれど、東京から田舎に行かざるをえなくなるまでの経緯が自分にはちょっと重かった。いや、別に現実には似たような話いくらでもあるだろうし、そういうテーマの映画もいくらでもあるけれど、サマーウォーズの次の作品としてはギャップが大きくてびっくりした。最後も、子供たちが自立したところで話が終わっちゃうと、家族離れ離れになっちゃったって印象が拭えなくて、ちょっと寂しい終わり方に感じた。
とはいえ、最初と最後はちょっと気に入らないけれど、子供たちが育っていく過程の躍動感は素晴らしかった。特に姉のほうの動きは単純に見ていて楽しい。予告編にもなっていたけれど、雪の斜面を駆け下りる場面の雪の飛沫が舞い上がるさまとか綺麗だった。

ただの日記

ガノタですけれど、AGEは最初のほうテレビチューナーが壊れてて見れなかったので、もうまとめて見ることにした。
エウレカは舞台設定が現実世界とOverLapさせてるのが、前作のファンとしては正直気に入らないけれども、それでも普通に面白いので見てます。前作とのつながりが気になって仕方ない。

虹色ほたる

輪郭が曖昧な感じのキャラデザが興味深かった。最初はどうかなと思ったけれど、感情の揺れを表情や仕草だけでなく体全体のフォルムを動かすことで表現しているのが、ダイナミックで良かった。
お話の方は大半がノスタルジックな舞台設定なところに、ラストの場面は取ってつけたような感がして余計だと思ったなぁ。

ただの日記

しばらくほったらかしてる間にはてなブログとかいうのができてたから、
今日見てきたドットハックの感想そっちに書いてみました。
http://ennoea.hatenablog.com/

昨期は、ベン・トーピングドラム見てました。
ピングドラムは何か色々思わせぶりな割に何が言いたいのかよく分からなかったのが残念だった。演出はいろいろ面白かったのだけれども。
歳を取ったせいか、ピングドラムのようなちょっと真面目なアニメを見るのに気合が必要になって、ベン・トーみたいなどうでもいいアニメが見るの楽で楽しい。但し、見るの楽なアニメは見終わっても何も自分の中に残らないのがジレンマ。

*[感想]ドットハック セカイの向こうに

.hackシリーズ好きなんだけれど予告編見て日常場面のアニメっぽく無さに残念な感じがして見る気なかったのだけれど、暇だったし食わず嫌いは良くないと思ったので見てきた。結果としては思いの外面白かった。
特に目新しい点は感じないけれども、青春モノと冒険モノのオーソドックスな部分を程良く抑えていて気づけば2時間あっという間。
目新しい点は無いと言いつつもCG技術が日進月歩で、ほんの2,3年前のモーションキャプチャーって自分にはまだまだ気持ち悪い動きをしていたのだけれど、今回のはちょっとした仕草も自然に受け止めることができて、この分野の将来性を感じた。感じたというか期待する。
ゲーム世界部分のCGの綺麗さは圧巻。自分、タマがバンバン飛んでるの好きなんで、最後の艦隊の一斉射撃とか楽しかった。