2014年のカナダ映画。
グザヴィエ・ドランが英語しゃべってる。ネイティブじゃないという感じはないけど、フランス語の方が自然な気がする。。。
誰もが愛するものを失うという、悲しみに満ちた映画なんだけど、全員大人なので誰もオイオイ泣いたりしません。生きることはここでは、悲しみながら生きるということだ。ドラン演じるマイケル少年は、悲しみながら生きなくて済むこの結末を迎えるために、下世話な言葉でいうと”ひと芝居打った”んだ。
なんか、それでいい、気がする。
最後に登場するローレンス医師は、ドランの映画に出てくる、例えばギャスパー・ウリエルみたいな、モデルばりのイケメンかと思ったら、髪の薄い知的で暖かい感じのおじさんだった。これもまたいい選択だと思える。
役者としてのドラン、これから年をとるにつれて、幅が広がっていくのか狭まっていくのか、全然わからないなぁ。とにかく素晴らしい映画だったと思います。
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