2011-10-22 キャプテン・アメリカとアメコミの夜
あれれ。
アメコミの夜のことを書くつもりでしたが、脱線したままでした。
主に柳下先生のコメントでしたが、キャプテン・アメリカは誤解されやすいので、そこが不安 というのが何度も出てきました。
キャップは星条旗を模したデザインをしてますけど、けして、「アメリカの正義」にしたがって悪い奴らを成敗するようなキャラではないのです。
そういうのはDCやスーパーマンがやってることであって、キャップはアメリカという国や、その象徴になってしまった自分に苦悩するとてもまじめな、善良な人なのです。
アメリカ政府の犬か というと、そうではなく、何度も対立してます。
政府の犬なのはむしろ、スーパーマンです。
スーパーマンの信条は「Truth, Justice, and the American Way」。アメリカ的なものを守るために闘う、アメリカの象徴なのです。バットマンの『ダークナイト・リターンズ』での展開が典型的でしょう。スーパーマンは政府の代理人、体現者としてバットマンを止めようとしますし、宿敵レックス・ルーサーが大統領になったときは、その命令を受け入れなくてはならなくなります(なので、ちょっと前にアメリカ市民をやめるとスーパーマンが宣言したことがニュースになってました)。
キャップはそうではなくて、アメリカの象徴になってしまった自分がどうあるべきか、どのような道を示すべきか、規範になるべきか といったことを真剣に考えます。
キャプテン・アメリカが6人もいるのにはそうした背景があります(政府側が「いうことを聞くキャプテン・アメリカ」を用意したりしたのです)。
その魂は高潔を持って知られ、神もしくは真に勇者たる人間にしか持ち上げることの出来ないムジョルニアのハンマーを持ち上げることも出来ます。映画 ソーのあのシーンは、だから、たいへんショッキングなシーンです。
それで・・・
と、話は尽きないのですが・・・
アベンジャーズってタイトルは?
キャップの能力って実は貧相なのになぜリーダー?
とか
アイアンマンの成功と俳優の重要性。
などが、アメコミの夜には語られました。
客席には、海法紀光さん、中村融さん、あと 後半で合流した大森望さんがいらっしゃいました。
アイアンマンとリーダーと俳優の問題は後で、書くかも知れません。
小プロとコトブキヤの中の人とも、いろいろお話ししました。
徹夜で、ガールズバー(なの?)で、話してたのですが、版権問題とか、DC事典がなぜ遅れたとか(スパえもん! 確かに事情を聞いたはずなのですが、思い出せません。ごめん、スパえもん)。
スーパマンがらみでは、フォーシーズンズの話も。
あと。
アメリカンウェイがらみで。
ソ連に落ちたスーパーマン『RED SON』邦訳は検討されているそうです。これは期待したい。
■紛争・対立・克服
- 作者: 小野田摂子
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 2005/06
- メディア: 単行本
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国際紛争などについての卒論をまとめた本で、なんとなく手にとって見たら、249ページからゴジラについての論文が載ってました。内容はオーソドックス。田中伸輔さん。
そっちに進んだのだろうか。







>政府の犬なのはむしろ、スーパーマンです。
スーパーマンも決して政府の犬ではありません。
「Truth, Justice, and the American Way」のthe American Wayというのは
アメリカ人の理想とする生き方、精神の事であってこれはキャップの信ずる
アメリカの理想と共通するものです。ダークナイトリターンズは「if世界」という前提でテロリストになったバットマンや政府の犬になったスーパーマンを描いてるわけで、通常世界のスーパーマンは政府の犬じゃありませんよ。レックス・ルーサーが大統領になった時もかなりおおっぴらに批判的な態度をとっていましたし。
http://www.sagamihara-festa.com/event_info/index.html
週末は雨のようですね。