2010-03-28
じゅにがも経済学講座:勉強するならテキストを使え
読書 |
高橋洋一(リフレ派の論客)さんが推薦していたので読んでみた。
みんな大好き、M.フリードマンの代表作。
- 作者: ミルトン・フリードマン,村井章子
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2008/04/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 18人 クリック: 276回
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よくある経済の概念を紹介→コテンパンに論破→俺の考えが正しい○の理由を紹介してやる
という構成が、最初から最後まで延々と続きます。
(はてブの釣りエントリみたいな話ばっかや・・・)
バウチャーやライセンスの自由化など、今でも使える議論が多いんですが、
「既成概念」「正論」を知らない経済オンチのおいらには
出てくるトピックがトンガリすぎて正しいか判断つかん(−−:
しょうがないので、大学教養課程向けの経済学のテキストを買ってきて
勉強しなおすことにした。
こっちも経済のプロ(金融日記の藤沢さん)が推薦してます。
- 作者: N.グレゴリーマンキュー,N.Gregory Mankiw,足立英之,柳川隆,石川城太,小川英治,地主敏樹,中馬宏之
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2008/03
- メディア: 単行本
- 購入: 21人 クリック: 503回
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なかでも「経済の外部性」って概念が、頭に引っかかった。
はげしく自分用のまとめを書こう。
1)「市場の失敗」=負の外部性
・公害の規制基準がゆるい国で化学薬品を製造して、先進国で安く売られている
売り手(化学メーカー)と買い手(先進国の消費者)の当事者都合だけでなく、
「製造国の住民」という第三者の都合も考えよう。
・保険業界がリスクの小さい顧客(たばこを吸わず定期的にエクササイズをしてる高所得者)向けに
保険料の引き下げ合戦をした結果、リスクの大きい顧客の保険料が加入出来ない額になってしまった。
売り手「高所得者に売り込みたい保険メーカー」と買い手「高所得者」
・・・以外の存在「低所得者」はどうするんだ。
2)負の外部性は、政府の介入で解決できる(場合もある)
・公害防止用のコストなどメーカーが負担したいわけがないので、
政府が規制基準を作る。メーカーに無理矢理守らせる。
・保険に加入出来ない人がでないように、
カバーする範囲の広い保険を政府が用意する。国民皆保険にする。
必ずしも当事者・資本主義市場だけに任せておけないことは、
政府が介入する。それが結論。
よく見ると「規制強化」の方向へ進んでいますが、
ボクシングにルールが必要なように、経済市場にもルールが必要です。
業者に任せておいては解決できない問題を解決する。
それが政府の仕事です。
規制緩和だけを考えてるひとは、デメリットも考えてね。
・・・こんな感じ。
マメ知識の集合体(ビジネス書)に飽きてしまった人なら
ちょっと堅めの「教科書」を拾い読みしてみると面白いです。
たしかに誰でも読めるくらい、説明をかみ砕いてるので、
経済・金融系のハードカバー(例:ウォール街のランダム・ウォーカー)が
読める人なら通読できるます。
一家に一冊、マンキュー経済学。
書評ブロガーなら、辞書や!投資や!!と思って本棚に入れてみよう。
- 作者: N.グレゴリーマンキュー,N.Gregory Mankiw,足立英之,柳川隆,石川城太,小川英治,地主敏樹,中馬宏之
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- 発売日: 2008/03
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