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じゅにがも読書日誌

2010-03-28

じゅにがも経済学講座:勉強するならテキストを使え

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高橋洋一(リフレ派の論客)さんが推薦していたので読んでみた。

みんな大好き、M.フリードマンの代表作。

資本主義と自由 (日経BPクラシックス)

資本主義と自由 (日経BPクラシックス)

よくある経済の概念を紹介→コテンパンに論破→俺の考えが正しい○の理由を紹介してやる

という構成が、最初から最後まで延々と続きます。

はてブの釣りエントリみたいな話ばっかや・・・)

  

バウチャーやライセンスの自由化など、今でも使える議論が多いんですが、

「既成概念」「正論」を知らない経済オンチのおいらには

出てくるトピックがトンガリすぎて正しいか判断つかん(−−:

  

しょうがないので、大学教養課程向けの経済学のテキストを買ってきて

勉強しなおすことにした。

こっちも経済のプロ(金融日記の藤沢さん)が推薦してます。

  

なかでも「経済の外部性」って概念が、頭に引っかかった。

はげしく自分用のまとめを書こう。

  

1)「市場の失敗」=負の外部性

  

・公害の規制基準がゆるい国で化学薬品を製造して、先進国で安く売られている

売り手(化学メーカー)と買い手(先進国の消費者)の当事者都合だけでなく、

「製造国の住民」という第三者の都合も考えよう。

保険業界がリスクの小さい顧客(たばこを吸わず定期的にエクササイズをしてる高所得者)向けに

保険料の引き下げ合戦をした結果、リスクの大きい顧客の保険料が加入出来ない額になってしまった。

  

売り手「高所得者に売り込みたい保険メーカー」と買い手「高所得者」

・・・以外の存在「低所得者」はどうするんだ。

  

2)負の外部性は、政府の介入で解決できる(場合もある)

・公害防止用のコストなどメーカーが負担したいわけがないので、

 政府が規制基準を作る。メーカーに無理矢理守らせる。

  

・保険に加入出来ない人がでないように、

 カバーする範囲の広い保険を政府が用意する。国民皆保険にする。

  

必ずしも当事者・資本主義市場だけに任せておけないことは、

政府が介入する。それが結論。

よく見ると「規制強化」の方向へ進んでいますが、

ボクシングにルールが必要なように、経済市場にもルールが必要です。

  

業者に任せておいては解決できない問題を解決する。

それが政府の仕事です。

規制緩和だけを考えてるひとは、デメリットも考えてね。

  

・・・こんな感じ。

マメ知識の集合体(ビジネス書)に飽きてしまった人なら

ちょっと堅めの「教科書」を拾い読みしてみると面白いです。

  

たしかに誰でも読めるくらい、説明をかみ砕いてるので、

経済・金融系のハードカバー(例:ウォール街のランダム・ウォーカー)が

読める人なら通読できるます。

  

一家に一冊、マンキュー経済学。

書評ブロガーなら、辞書や!投資や!!と思って本棚に入れてみよう。