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じゅにがも読書日誌

2012-04-28

勉強の定義は「できないことができるようになる」こと:和田秀樹+柴田孝之の東京大学受験作法

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春から試験勉強を始めた。

普段のお仕事は、ほぼ100%がデスクワークです。

特許出願の仕事が多いんだけど、

  

発明者と打ち合わせ→書類作成→メール・電話で修正→出願

  

という具合に、パソコンと電話で、すべての仕事を処理します。

  

これから勉強するのは、特許の裁判で使う資格。

侵害訴訟(特許侵害やから作るのを辞めて工場も全部捨てろ、200億払えとか)に

必要な裁判の知識を勉強するのが目的です。

裁判所で「異議あり!」と言って、真実をつきとめることも可能です。

※これでデスクワークから解放されるね!

  

研修費用を自腹で出すのは、「金を稼げるから」に他なりません。

  

ノーマル弁理士(補佐人)→付記弁理士(代理人)

  

にパワーアップして、代理人報酬をふんだくれる、という算段です。

ちびっ子もスキルアップして年収10倍アップするんだぞ!

  

さて、2006年(平成18年)以来まともに試験を受けてないので、

試験勉強の本を読んで、勘を戻してる。

和田秀樹+柴田孝之の東京大学受験作法

和田秀樹+柴田孝之の東京大学受験作法

参考にしてるのは、

灘高→東大理3→精神科医の人と地方公立校→東大文1→司法試験一発合格の人が

東大合格法を対談した本です。

二人東大入試から10年以上経って、まだ受験産業で収入を得ている。

勉強法を語るのが好きで、大学卒業後サラリーマンになった人とは

入れ込み方がちょっと違う。

  

この本によると、試験勉強というのは、「教養の勉強」とは全く違うらしい。

ここからの内容はあくまで経験談ベースだから、著者にクレームを入れるなよ!

  

自己投資は自己満足が目的なので、ゴールは好き勝手に決められる。

論語を何百回読み直しても(習慣化しただけで、新しい知識は習得していないと思う)いいし、

映画の上映中に居眠りをしてても、だれにも分からない。

あなたが本当にやっているか。それを検証する暇な人もいない。

  

自己啓発・スキルアップ業界にいる人なら

「自己PRが信用ならない」というのはみんな感じていると思う。

※「やったこと」と「身についたこと」は、全然違うしね

    

もし上手くいかなくても、「ゴール」や「成功の定義」を改ざんすればよい。

しばらく経って、みんなが忘れた頃に勝利宣言をすれば、「自己投資に成功」というわけだ。

  

だけど、資格試験は「試験委員」を説得しないと

合格させてもらえない。ゴールは他人に決められてる。

点数をつけられて結果も発表されるから、基準も明確だ。

  

また、試験勉強が好きで好きでたまらない、という奇特な人をのぞいて

「最小の時間・労力で」「最大の結果を出す」のが必要だ。

どうせ勉強させられるなら、短期間でさっさと合格して、映画の一本でも見に行った方がいい。

永遠に受験勉強を続けたいひとはいないよね。

  

ではどうするか?

一つの答えは「出来ないところだけ勉強する」こと。

勉強の目的は能力アップです。試験問題を解けるようになることです。

  

かけ算ができるけど割り算ができない人がいます。

彼に必要なのは、割り算の練習です。かけ算の練習はもう必要ありません。

できないところを集中的に潰して、もし時間が余ればかけ算の復習もする。

  

1+1を100回繰り返しても、新しい知識は増えません。

それは「できること」を繰り返して、自己満足を得ているだけです。

なぜ「できないこと」に取り組めないのか?

おそらく、面倒ごとを先送りにしないと、精神的に持たないからでしょう。

  

社会人が100マス計算をしても、EXCELマクロやパワーポイント操作の知識はつきません。

「仕事で必要な技術が何か」を把握できれば、対策はできますよね?

これは「試験」ではないですが、「試験勉強」そのものです。

  

(まとめ)

・自己啓発村の連中は嘘つきだらけ  

・自分ができない問題を見極め、弱点をトレーニングする

・もうできることは、時間が余ったらさっと復習する

    

和田秀樹+柴田孝之の東京大学受験作法

和田秀樹+柴田孝之の東京大学受験作法

和田秀樹+柴田孝之の東京大学受験作法

  

今回はオーディオブック版にしました。

貴重な勉強時間を「勉強法の勉強」に当てるのはもったいないので

  

電車の中 勉強をする。テキストを読む

歩行中  試験勉強の本の朗読テープを聞く

  

という使い分けです。

※朗読を全部聞くと9時間半かかるのが難点ですが・・・

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