1人殺すのも2人殺すのも同じことだと思うから 8月編

(※ネタバレをいろいろ含みます。)

2013年9月1日にサークル虹猫により公開の異能力×病み・猟奇ノベル(R15)(フリーゲーム)。

はるまとこはるの新婚生活やみすずの動向が描かれます。

はるまとこはるから発せられる幸せオーラのおかげで、みふゆや施設長をめぐる諸問題も薄らいでみえます。深く愛しあった(意味深)上に2か月で出産に至るというスピードの速さで、10〜11月にはもう生まれそうですね。同性の細胞を掛け合わせた上で人工授精とかどんな不具合が出るかと思わず心配になってしまいますが、遺伝子技術の進歩には驚くばかりです。

6月以降誰にも行方を知られていなかったであろうみすずが、服を着替えて満を持しての登場。今思えば、行方を他人に知られないよう脳派の力を使っていたのかもしれませんね。マップ兵器同然となったみすずの前に、一大勢力の鷺沼家は実験台としての価値しかないようです。みすずの次の標的は研究所あたりでしょうか。7月に登場していたえいは、もう大人しくしていたほうがいいと思うのですが。