読書進化論/勝間和代
久し振りに買った勝間本。
読後の印象は推定読者を全方位にカバーしているようにみえる。リアル書店派にはネットを利用した良書の見つけ方、ネット書店派には読後のアウトプットの大切さ。ネット書店派へのアプローチがすでに語られている題材の為、既読感というか物足りなさに繋がっているのだろう。
勝間さんの読書論というより、読者の体験談?を著者が紹介ってなんだかどこかで見たような構成で、ちょっと残念。
あざとさ全開でいくなら、出版することで広がったアルファブロガー人脈を駆使して、各々の読書論を編集しても良かったかもなあとも思う。でもそれをしたら一気に敷居が高くなるなあとも思うし、もう次が無い。何事もさじ加減と今後の展開次第でしょう。これで読書論シリーズは終わりって訳じゃないだろうし。
まあそれでも、「目標」は「行動の指針」に落とす、というフレーズは気に入ったので読んで良かったのと、「非常識な法則」を読んだ時の印象が自分とは違ったのでもう一度読んでみたい。
読書進化論?人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか? (小学館101新書)
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/10/01
- メディア: 新書
- 購入: 10人 クリック: 79回
- この商品を含むブログ (222件) を見る
- 作者: 神田昌典
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2002/06/01
- メディア: 単行本
- 購入: 20人 クリック: 184回
- この商品を含むブログ (198件) を見る