「日系企業の中国国内における事業展開」

今回のテーマは、「日系企業の中国国内における事業展開」について掲載をさせていただきます。

中国進出している日系企業に企業業績管理に関するヒントの提供と、日系企業が中国国内で事業展開を行う際、いくつかのKey Wordを取り上げていきたいと思います。

まずは、日系企業の中国進出の軌跡についてお話をさせていただきます。

中国進出の第一次ブームは1985〜1987頃で、日本国内での通信が自由化され円高が進行していました。

一方、中国国内では、蠟小平の改革路線に沿って経済特区の設置が進み外資優遇策による外資導入が促進されていました。これに対応して日系企業は、安価な労働力を求めて中国進出が進められてきました。

第二次ブームは1991〜1995頃で、日本国内では利益確保が難しい製品の生産拠点を求めて電気機器や機械メーカー等が進出、特にインフラの整備が進んできた華南地域への進出が増加してきました。1990年と1993年の日系企業の対中国投資件数を比較すると、この間だけで実に10倍になっており、第二次ブームでの中国進出の凄さが覗えられます。

第三次ブームは2001年以降で、中国経済の驚異的な成長に伴う中国国内の需要拡大を見込んだ『世界の工場』から『世界の市場』としての方向を睨んだ進出であり、生産拠点だけでなく販売拠点の確保も重要となってきています。

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