『中国で新しい時代に即応できる人材紹介』

今、日本だけでなく中国においても「就職事情」について報道されない日はありません。内容がワーカ不足であったり新卒者の就職難であったり、いずれにしても大きな社会問題となっています。しかし政府対応がどうこう、どこの企業が人員削減や採用増やしたりとかは報道されても人材紹介会社のことが報じられることは少ないです。人材会社の役割が低く見られているというのは言い過ぎでしょうか?

実際に、人材会社がどのような社会的役割を持っているのか、そして業界としてどう対応していけばよいのか?

当社深センブルーネット人材の大原さんに伺った。


1.中国ではどんな方法で就職・転職しているの?

ワーカと一般スタッフの就職の方法は大きく異なり、前者は学校との交渉や門前の貼紙などが多い、一般的な人材会社の仲介もあるがローカル企業が存在して活動している。後者は新卒者は企業と学校或いは個人と直接交渉で決めている。一般的な人材会社の活動は中途採用者の転職仲介が中心である。

今後人材紹介会社が関係する範囲は拡大すると思われる。日本では、転職者の10%程度が人材紹介会社を利用しているといわれる。中国ではホワイトカラーの転職者の30%以上と見ているが、ネット利用とともに人材会社の活用は更に増えるであろう。



2.人材紹介会社の役割?

企業の人事部門が強力な企業〈概ね特別に大きな企業〉は自分で募集することが多い。まれにどうしても自社では難しい職位などについては人材会社に依頼する。
従い、人材会社はそれ以上の能力を要求される、例えば自社登録を大量に持つとか特別な掘り起こしルートを持っていることなどである。また急に募集しなければならない場合にも対応できる能力も必要である。

また、人材側にとっては人材会社はより重要であり、場合によっては生活に直結する存在。失業対策としての社会的役割はもちろんである。

今後は、公的な人材市場やネットからの一般的人材募集から抜き出て、企業幹部や経営層の人材については人材会社が発掘提供するヘッドハント的な役割が期待される。

【次回】
3.企業から見た人材会社への要求は?

4.人材から見た人材会社への要求は?

5.結び;人材会社の今後のあり方?




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