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2011-11-06

働きながら、社会を変える。

書評ではありません。著者の慎泰俊さん @ は、この場所で知り合い一緒に勉強*1を続ける、前進する知性を持つ友人です。いま自分が感じることを、ただ書きたいと感じました。


働きながら、社会を変える。――ビジネスパーソン「子どもの貧困」に挑む

働きながら、社会を変える。――ビジネスパーソン「子どもの貧困」に挑む


僕らが交換するのは、徹底して論理と、すこしだけ事実の確認。持っている道具は互いに似たもので、情報の格差や実行のハードルを利用して、リスクを負担しつつ、果実をもぎ取る鞘抜き。要するに金融屋です。学校で研究されるそれとは、時に近づくこともあるにせよ、すこしだけ趣が違う、現場の丸裸で強引なそれ。


一方で僕らは互いに、向こう側について、ほとんど何も交換しません。論理や利益と、血や涙は、互いに遠いところにあると思われていることも多いけど、そんなふうに簡単には切り刻めない。限界まで絞り削られた論理が交差するとき、しかし向こう側の壁に、すこしだけ姿は映ってしまう。


この本からは、彼の向こう側が見えます。だから上手に読めなかった。僕は彼じゃない。すこし脳が揺れて、混乱しました。


彼は強い。サックス*2でもイースタリー*3でもない。アスファルトに擦り付けられる日常と、重機で集め山積みされる上澄みと、誰も逃げられない論理の言葉と、常に戦っている。僕らは、世界は鈍足で簡単には動かないことを、しかし一方で、ひとつひとつの小さなチャレンジが、すこしずつゆっくりと世界を動かすことを知っている。勉強を続けます。

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