Web2.0のビジネスルール
素人の税理士がWeb2.0を理解する企画 第4弾です。
第1弾 WEB2.0でビジネスが変わる
第2弾 グーグル・アマゾン化する社会
第3弾 最新Webテクノロジー
今回
- 作者: 小川浩,後藤康成
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2006/09
- メディア: 新書
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凝ったら止まらないのが私の性格のようです。
この本は、WEB2.0の時代にIT企業がどのようにビジネスを進めていったらいいかを中心に書いている本です。
- 第1章 事業創造編
早い開発力が大事、コアテクノロジにー注力、WEB2.0的組織、IPOかバイアウトか
- 第2章 ブランディング編
広告より広報、一言で説明できる企業へ、永遠のベータ
- 第3章 開発モデル編
主に開発手法に言及
- 第4章 オペレーション編
コンテンツはユーザーに作ってもらう、一つのアーキテクチャーで複数のビジネスモデル、小さく初めて大きく育てる
全体的には、IT企業がWEB2.0にどのように対処していったらいいかを述べています。
しかし、はっきり言ってこの本がどのような層に向けて書いた本か良くわかりません。内容的にはIT企業の関係者向けなのでしょうか?
素人には少し難しい本ですが、実際にIT企業の関係者がこのレベルの本を読んで参考になるとも思えません。
疑問なのがなぜこのような特定の層?(IT企業向け)に向けた内容の本を「新書」で出したかです。新書というのは、適度なボリュームで内容もそれほど難しくなく気軽に読めるのが新書の特徴でそれが受けて部数を伸ばしています。
普通のビジネス書のように出版されていたら、おそらく私も購入していないと思います。(っていうかそれが最初からの著者の狙いだったりして…)
最近のWEB2.0ブームの踊らされてこの手の本を読みまくる私は結局いいカモなのかも…