ぐりとぐら

ひさびさにブログを更新するというのに、仕事の合間の逃避行…
逃げ癖…いくつになっても治りません。


ぐりとぐらが生誕50年!らしい。

ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)

ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)

50年という時間の長さにも驚くけれど、赤い縁の白いボールとか、緑色のリュックとか、あの家のインテリアとか、ケーキのデコレーションとか。
どれをとっても洗練されていて、本当に脱帽する。


初めて読んだのは幼稚園の時。
作者と名前が似ていることから手に取った…気がする。
で、あのフライパンから溢れそうなふわふわの黄色いカステラのページを開いたときの感動!
「何ておいしそうなホットケーキなんだ!(よだれ)」
あれをカステラと理解できない、食いしん坊。
みんなで分け合って食べるともっと美味しいよね!というメッセージなんて全く届いていなかったただの食いしん坊。


当時の絵本貸出カードが卒園アルバムに残っていたのだけど。
上から「ねずみくんのチョッキ」「ぐりとぐら」「ぐりとぐら」「バーバパパ」「ぐりとぐら」「もちもちの木」「ぐりとぐら」「バーバパパ」「ぐりとぐら」…
と、「ぐりとぐら」の率が相当高い。
もちもちの木」に関しては、いつも同じ絵本ばかり借りるのはどうか…という先生の作為がかなり伺える。
当時、あの絵は内容は素晴らしくとも正直怖かった。


時は過ぎ…
市川実日子だったと思うのだけど、雑誌で「ぐりとぐらが好き」という内容の記事を読み。
「お〜ぐりとぐら、可愛いよね♪」とミーハー半分でシリーズを大人買い

改めて読むとその世界に引き込まれ、またまた虜に。
ちなみに、ねずみ年には著作権がどうなのか疑問だけれど、ぐりとぐら
絵葉書や一筆箋もぐりとぐら
かるただってぐりとぐら
折り紙だって折れるよ、ぐりとぐら
実は前々職では、勝手に紙芝居に歌まで作り運動会のネタにまでしたこともある。
保護者の方にお願いして、子どもたちは皆あのトンガリ帽子をかぶって。
それはそれは可愛かった。
ここまでくると、狂に近い…。


今長男がぐりとぐらを楽しめる年齢になり、喜んで聞いてくれるのだけど。
「カステラ」の場面より「卵の車」の場面の方に目が輝く…
私の血を受け継いで人一倍食いしん坊な長男のはずなのに…。
「咲玖がぐりで、郁玖がぐら」で「咲玖が青で、郁玖が赤」なのだそう。合ってるのか?
しかし子どもの頃読んだ絵本を再び我が子と共に楽しめるなんて幸せ以外何物でもない。


今度あんなカステラ作ってみたいなぁ。
ぐりとぐら50歳おめでとう!

夏の頑張り

2週間前からラジオ体操に行っている。
きっかけは同じクラスの男の子が「ラジオ体操いっとんでぇ!」と判の押されたカードを見せてくれたこと。
それまでは保育所でカードをもらって帰っても興味なしだったし、おそらく「ラジオ体操」という言葉さえ知らなかったと思う。


その日の帰り道「ラジオ体操って何なん?」と聞かれ、テキトーに答えると「明日からいく!」と…。
小学生ならお一人でどうぞ!なのだが、まだ3歳…一人で坂道を下って行かすわけにもいかず。
というワケで、もうすぐ半年の赤子を抱き、6時半から付き添って行っておる次第です。

なのに、ここ2日ほど「今日はラジオ体操お休みする…」と。
息子の性格上想定内…だが一度行くと決めたからには、行っていただかないと気が済まない。
ので、あーだこーだ言いながらなんとか行っているのだけど。


今朝、予期せぬ事態が…
あまり気乗りしない息子を引きずりながら何とか連れて行ったのはいいのだが、カードを置く場所がどーの、カニがおった!だの言っているうちにラジオ体操は始まり、どう見ても張り切ってやっている感じではなかった。
そうこうするうちに体操は終わり、さぁハンコを押してもらって帰るぞ!と思っていたら…
いつも判を押してくれる5年生の女の子はお休みだったため、4年生の女の子が当番だったのだけど、
「この子、ちゃんと体操してないから押さん!」と。
「え?」と聞き返しそうになったのだが、憮然と怒っていらっしゃる。
「んなこと言ったって3歳でぇ!判を押してもらうのを楽しみに毎日来とんじゃ!押して!」
と心の中で思ったのだけど。
まぁそうよな。そういうお姉ちゃんだっているわな。ラジオ体操だもんな。いい勉強だわな…と息子を見ると半泣き。
それを見た5年生くらいの男の子が「押してやりぃよ」と助け船を出してくれたのだけど、
「は?なんで押さんといけんのん!」と取り付く島もない。
一言物申そうか否か悩んだけれど、まぁ子どもの世界こういうことも学ばねばなるまいと退散。
帰り道、きちんと参加しなかったからお姉ちゃんは押してくれなかったんだと説明しなだめるも、坂道で息子は「ダイイン」で平和を主張するかのように、寝そべって動かなくなったり、腹いせにカードを放り投げたりと朝からご乱心…


そこから保育所行きなくない症候群を発症し、なだめすかすのにどれだけの血と汗の結晶が…
「明日はラジオ体操いかん!」という息子を「明日は頑張ってハンコ押してもらえるよう体操する!」まで何とか言わせ笑顔で保育所へ送り届けたとさ。

3歳にどこまで求め、どこから許すのかよ〜く考えさせられた朝でした。
カードが判で埋め尽くされた頃、息子の中で何かが変わっていてほしいと、ラジオ体操ごときに願いを託す母の夏の頑張りでした。
もちろん、息子もよく頑張っておる…と思います。

よいこと

先日、二男の装具が無事とれました。


思ったよりも早く外すことができ、本当に素直に嬉しい。
ベッドの上でドクターに装具を外してもらう息子は、まぐれではなく本当に嬉しそうに笑っていた。


その日を境に、寝がえりの猛練習をしていた息子。
足を高くあげ左右に振ってみたり。
今まで思うように動けなかった反動のように、曲げ伸ばしをしたり。


で、今週の水曜日。
ついに寝返りができました♪
といっても…いつものように猛練習中の息子を横目に、新聞の週刊誌の広告欄を「ほぅほぅ」と見ている間に、うつ伏せに…見逃した…
なにぃ!とビデオカメラとカメラを即行準備し、再挑戦。
だいぶ勿体ぶりながらどうにか、最近会えない父ちゃんのために記録に納まってくれた。


保育所帰りの長男に「いくが寝がえりできたんよ♪」と報告すると「すごいじゃん!寝返り寝返り」と、とても喜びながら家に入り、「いくぅ〜寝返りして♪」と。
で、しばらくして本当に寝返りをして見せ私も「すごいじゃろぉ!」と喜んでいると、長男は「えっ?寝返りって何?」と…
どうやら寝返りのことをバク転くらいに思っていたらしい…
前転も怪しい感じの兄が、弟にそれ以上を求めるか。



こちらは、先々日長男のダウンによりドタキャンをしたママ友ランチのリベンジ!
メインの「ワタリガニのトマトクリームパスタ」は、shooちゃんお手製。
これがまた素晴らしい美味しさで。
我が家が一瞬にしてイタリア料理店に早変わり。
shooちゃんが我が家のキッチンでパスタを作りながら「料理をしてる時が幸せ♪」と言った瞬間…美しい女神に見えたなぁ。
この気持ちが、さらに料理を美味しくさせるんだろう。


つい、料理も日々の家事の一環としてやっつけ仕事でしてしまうけど、生涯のうちで家族そろって同じものを食べる回数や、私が子供たちのために作ってやれる回数って、限られているんだろうなぁ。
そう思えば、家族が笑顔になる料理を私自身が楽しみながら作らないともったない気がしてきた。


心にも体にもいつもたっぷりの栄養補給をしてくれる大切な友達ありがとう!

3歳児健診

先週の弟の健診に引き続き、今日は長男の3歳児健診だった。
長男の心の発達には、前々から「??」なところが多々あったため、健診でどのように見てもらえるか気にはなっていた。
けれど、結局のところ問われたことには答え、課題は全てこなし…心身ともに「順調な成長です」と。


とは言えドクターや保健師さんの「OK」は一場面しか捉えていないため私の中では表面上はOKだけど、実際はどうだか…と思っていたのだけど。
しかしね…いやぁ、健診を待っている間の3歳男子の様子を見て思った思った。


「男の子ってこういう生き物なのか!」


お友達と上手にモノの貸し借りができない。
犬のようにテリトリーがある。
放っておけば一日中「キョウリュウジャー」になりきり、私を悪モノに見立てて剣(新聞でできた)を振り回す。
だんご虫、いも虫を佃煮のようにプリンカップに入れて喜んでいる。
一番がカッコイイ。プロセスなんてナンセンス。
メルヘンの世界を平気で現実に持ち込んで話を展開する。
ずーっとしゃべっている。
都合のよい「俺に不可能はない」の思い込み。
段差は飛ぶもの。
棒は打つもの…


などなど、一人っ子&女子校育ちで、18歳くらいまで男子とは無縁だった私にとって理解しがたい行動満載の息子に本気で「うちの子頭おかしんちゃうか…」と思っていた。


しかし、そんな息子のような男子がそこここらに…
ブロックで剣を作り暴れ倒す男子数名。
大したことのない箱を本気で取り合い掴みながら泣き叫ぶ男子数名。
待ち合いのベンチを忍者のごとく飛び渡る男子数名。
ブロックはボールだぜっと言わんばかりに投げまくる男子数名。
もちろん、息子も例にもれず、たまたま一緒だった同じクラスの男の子と「キョウリュウジャー」を踊り狂っていた。


もしかすると、たまたま粗野粗暴の男子が偏っていたのかもしれない。
もちろん大人しく待っている男の子だっていたので、これが全ての姿だとは思わない。
躾や性格っていうのもあるだろう。
でもね、女の子は基本的に座って絵本を読んだりブロックで何かを作ったり。
明らかに、差がある。


そうか、息子はまぁ多少頭がおかしいところはあるにしても、男子という私とは異なる生き物であったのか!
と、今日初めて気付きました。

もちろん、男子だからといって許される行動などないので、徐々にコントロールできるようにならないといけない(うちの息子にはこれがもっとも難しく重要)のだけど、根本的な脳が3歳にしてすでに私とは違うので、これは「こういう生きモノだ」と受け止めなければやっていられない。


今さらながらだけど目からウロコの3歳児健診でした。



追加:
昨日夕食中に私が何気なく「咲玖は咲玖なりに保育所でがんばっているのかもね。だからお家で母ちゃん母ちゃんって甘えるのかな〜」と両親や旦那に向けて話していた。
それを聞いた息子が「そうで!○○先生がな、お家でお母さんにしっかり甘えなさいって言っとったんでぇ」と。
え?先生に言われて甘えてんの?まっさか〜と思いお帳面にそのことを書くと
「昨日帰りの会で、最近お母さんと朝離れられなかったり、片付けができなくてぐずぐずしている子が多いです。さくら組さんなんだからがんばりましょう!お家ではお母さんにしっかり甘えてくださいと話しました…」と。
先生は「よく聞いてくれていましたね」と書いてくださっていたが、ホント都合のいいところだけをピックアップしてよく聞いていました。
肝心な片付けをチャッチャと済ませろという忠告は、もちろんスルー…

4ヶ月健診

昨日でちょうど4ヶ月を迎えた次男。今日はその4ヶ月健診だった。
20人ほどのプクプクした赤ちゃんを見るとどの子も本当に愛らしい。
その中で、ただ一人装具を付けている息子。
そのまま抱っこしているとインパクトがあるので、結構な視線を感じる。


実は、先天性股関節脱臼で5月末からリーメンビューゲルという装具を付けて治療している。
私の両親が生後2ヶ月経つ前に「右足の開き方が悪いんじゃないか?」と気づき、保健師さんに相談したところ大きな病院を紹介…で精研してもらった結果、完全な脱臼ではないけれど正常な位置にないため、装具で治療しましょうということになった。
お風呂以外24時間の装着…大人だったら発狂するだろうに、初日こそ15分ごとに泣いていたが、次の日からは適応しているから、赤ちゃんって素晴らしい。


なぜ、両親は医師でもないのに気づいたかというと、私が生まれながらそうだったから…らしい。
目の形や耳の形が親に似ているように、股関節の形ももちろん遺伝するらしい。
幸いにも軽いようで真夏までにはとれる予定ではある。
が…初めて装具をつけた息子を見たときは、こんな小さな体に…と申し訳ない気持ちで正直涙が出そうになった。
しかし、母が付き添いで隣りにいたため、泣いてしまえばなぜか責任を感じていた母を何となく責めているようにも取られるため、泣くわけにもいかず…


まぁ見慣れればサスペンダーをしているようで可愛らしい。


何より、誰よりも早く気づき早期治療を受けるきっかけをくれた両親に感謝。
だし、母の言葉はさすが経験者だけあって説得力があり、大きな励みになる。
私の場合は入院も長く、当分ギブスで固定していたそうなので、もっと大変な思いをして育ててくれたんだなぁと今さらながらに有り難い気持ちになったり。


まぁ不治の病でもなく、現に私も今のところ元気に飛んだり跳ねたり(年齢的にキツい動きもありますが…)できるので、数年たてば、あんなこともあったなぁ〜と思い出話になること必須なわけで。
スーパーで、おばちゃんに上から下までジロォ〜っと見られたときはさすがにムッとしたけれど、なるほどこういう気持なのかと勉強にもなったし。
長男も、弟だけには優しくなってくれているし。


来年の今頃可愛いヨチヨチ歩きを見せてくれるための今を大切にしたいと思います。

あはは…

何と言うことでしょう…
最近facebookの気軽さと反応の速さに気を取られ、気づけばブログを2ヶ月も更新しておりませんでした。


2ヵ月ぶりだというのに、今日のテーマソングは「♪かな〜しく〜て かなしくて〜 とて〜もや〜りきれ〜ない〜」だ。
この曲が朝から何度も頭の中をめぐり、さらには『パッチギ』つながりで塩谷舜まで浮かんでくる始末…


何で月曜からこんなにやるせないかというと、長男が手足口病になったから。
正確に言うと、息子が手足口病のため保育所をお休みし、そのため超久々に仕事の休みが合ったママ友4人と我が家でランチをする予定がお流れになったから。


いやいや致し方ないのは分かっている。
保育所でも、小さいクラスから手足口病が蔓延していると聞いていたし。
熱もあり、喉も痛い息子はもちろん可哀想だし。


でも…ここ数ヶ月熱など一度も出さず、元気印だった息子がなぜ今日ピンポイントに発熱なのか。
ランチのために前夜から仕込みをしていたのに。
話したいことメガ盛りなのに。


小さい子どもがいれば、こんなことよくあることだ。
しかし、3歳を過ぎだいぶ丈夫になっていたため油断していた…ので落差が半端ない(ひつこい…私)


昨夜仕込みをしながらテレビを見ていたら、「今でしょ!」の林修先生が「様々な事柄の敗因は3つの要素からできている」と。
氏いわく「情報不足」「慢心」「思い込み」だそうだ。
なるほど、今の私にぴったりだ…ははっ


しかし、こんな風に朝からぐったり眠ってしまった息子の姿を見ると、早く良くなりますようにと願わずにはいられない。
幸いにも、食欲も弾丸トークも落ちることなく、本人は保育所をお休みでき、大好きな病院で大好きな薬をもらい、朝から「キョウリュウジャー」を見まくれるこの状況にウハウハなので、こちらも気が滅入ることなく過ごせるので有り難い。


さぁ、元気になったらホタルでも見に行くかぁ♪
いや、やっぱりママトークしたいぃ!(根に持つタイプ…)

家電スパイラル

最近、家電が壊れる壊れる…
家相が悪いのか…西のトイレは最悪だとか聞くし…


結婚して約8年なので、そろそろ買い替え時期なのかもしれないけど。


洗濯機…これは引っ越し業者の配置が悪かったらしく、即購入
エアコン…保証期間を過ぎていたけど、設置業者のご厚意で無償交換
DVD…しばらくなしの生活が続いていたが、やはりいるよなぁと再購入


そしてごく最近。
オーブンレンジとトースターが一挙に壊れた。
で、どこのを買うのか悩む。
トースターは、前回と同じく無印良品で決定。
問題はオーブンレンジ…できればデザインがよくて、機能も一通り揃っていて、レンジ機能が簡単に使えるやつ。
今までのは、私には高性能すぎて使いこなせていなかったしなぁ。
もう少しシンプルなものを。


ということで、トースターと同じく無印良品にしてみました。
値段は、前回の3分の1以下だし♪
しかし、この季節…無印良品の家電って人気なの?
トースターは即発送してもらえたのに、オーブンレンジは注文して3週間ほどかかると!
うぅ、我が家レンジなし生活をなんとか送っています。
しかし、レンジなんて発明されてたかだか30年強だろうに、人間便利なものに慣れると、それなしではエラく不便を感じるもの。
何せ温め直しができない。
お昼に残り物を「チ〜ン!」ができず、イチイチ鍋に入れて温めなおすか、隣の家へ行くか。
オーブン料理(滅多にしないけど)も、できないし…


あぁ早くきてくれ〜。
っていうかこれ以上何も壊れてくれるなー!