第23話 Stars Strike
『冒頭からなのはさん無双』
先週からずっとヴィヴィオのいる玉座の間へ向かっているなのはさん
途中ガジェット達が行く手を阻んでいるはずなのにそんなの知った事かと言わんばかりに無双してあっさり突破してます
もうね、ガジェット意味ないじゃんと…
しかもさりげなくサーチャーを散布しています、これは後に大きな役割を果たす事になるのですが今はまだ何もありません
『ナンバーズ10ディエチ、目標を狙い撃つ』
狙い撃つというよりは待ち伏せです、まごう事無き待ち伏せです
なのはさんが角を曲がった直後のタイミングで命中する様にしっかり狙ってます
ヴィヴィオの母親という事でまだ若干迷いがありましたがどうやら吹っ切れた様ですね、迷いなくトリガー引きました
ここで見えるディエチの尻がいい尻だ…
『余裕たっぷりフルチャージヘヴィバレルvs抜き打ちエクセリオンバスター』
結果はなのはさんの勝ちー
はい、賭けにもならない勝負でした…という冗談は置いておいて
実際問題ここのなのはさんはパナイなんてものじゃない
ディエチはフルチャージ状態でしかも不意打ちで撃ってます、更に言うとゆりかご内は重度のAMF展開中
なのはさんは普通の魔法を発動する事すら困難な状況であるにも関わらず圧し勝ってますからね
ブラスターシステムを起動したもののそれを真っ向から圧し勝つなんてマジなのはさん化物です
『こいつ…本当に人間か?』
いいえ、悪魔です(ヴィータ談)
このシーンでなのはさんに拘束された時に強調されるディエチのおっぱいがいい…
どうやらナンバーズで一番いやらしいボディを見せつけたのはディエチである事が決定した瞬間でもありました
『ブラスターシステム』
その実態はむちゃむちゃ反動ありまくりの超絶ブースター
圧倒的な魔力ブーストをかけて一気に圧し勝つ正にトランザム
ただしその発動と維持には肉体に相当の負担がかかる模様
ディエチとの砲撃合戦の際に発動したブラスター1ですらなのはさんは腕を負傷しました(ディエチの砲撃ではなく反動によるものの可能性が高い)
以前(アースラからの出動前)にリインが「ブラスターは危険」とか言っていましたがこういう事だったのですね
確かに戦力的に圧倒して圧し勝てるのは魅力だけどリスクも大きいこの技は多様すべきではありません
なのになのはさんはブラスター1を維持しながら玉座の間へ突入とまたも無茶な事をやってしまいます
『なのはさん玉座の間へ突入』
扉を砲撃でぶち破ってヴィヴィオの前にやってきました我らがなのはさん
このヴィヴィオの隣に立っているクアットロは幻影なのですがちゃんと奇襲対策してますね
なのはさんの今の精神状態なら出会い頭に砲撃ぶっぱくらいしそうなものだけど
『ヴィヴィオの真の姿 聖王』
古代ベルカの王様であり最強のレリックウェポン
ヴィヴィオがその聖王でありなのはさんの目の前で堂々の全裸変身!
いやーまさか幼女がばいんばいんの美女に変身するとかなんて俺得展開!
考えてみればリリカルなのはシリーズで初めてですね幼女→美女変身…と思ったらA'sではやて→リインフォースになってたわ
アルフが似た様な状態でしたけどあれは美女→幼女という逆パターン
しかも魔力消費を抑えるための策であったので…
ディエチの胸や尻も良かったけど聖王ヴィヴィオの胸や尻も素晴らしい
確か作中トップクラスの胸をお持ちとの事ですので将来がマジ楽しみですね!
『聖王ヴィヴィオの固有スキル 聖王の鎧』
現在聖王はゆりかごと直結状態にありゆりかごから流れ出る膨大なエネルギーを一手に管理した状態です
つまりはゆりかごを動かせるくらいの超ド級パワーを自由自在に操れるというチート染みた強さを持っている様です
「鎧」というからには防御力も高そうですし追い詰められてますなのはさん
『あんたなんかママじゃない!』
これはキツイ、助け様とした義理の娘にママ全否定されるなんてなのはさんの顔が曇る展開すぎる
クアットロによる洗脳は大成功で目の前のなのはさんをもう敵としか見ていません
この聖王ヴィヴィオ完全に殺る気でくるけどなのはさんは果たして勝てるのか
『地上部隊も頑張ってます』
ゲンヤ・ナカジマ三佐率いる地上部隊の防衛線
ガジェット相手でならなんとか持ちこたえられています(かーなーりーギリギリ路線ですけど)
108部隊の武装隊をヴィータが鍛え、航空隊をなのはが鍛えた事でガジェットと何とか戦える力は持っています、さすが教導官
でも現状でいっぱいいっぱい
もし戦闘機人らが乱入してきたらそれだけで全滅必至なくらい戦力は均衡しています
でも当初はガジェットとの戦闘経験皆無で機動六課しか対応出来る部隊がないと言われていたのに凄い進歩だ…
『追い詰められても頑張るティアナン』
ある意味六課メンバーでヴィータ副隊長と同じくらい追い詰められているティアナ
それでも絶望する事なく必至に応戦しています
ここまで出来るティアナはほんといい具合に成長しましたね
訓練始めた当初のティアナなら真っ先に絶望まっしぐらでしたもん
そしてこの時ティアナはなのはさんから教わった事を全力で行使中
それは「ガンナーは動かず止まって撃つ」という一点
幻影でナンバーズ達の注意を引きつけ自身は決して前に出たりしない
足を負傷した今の状態で策も無しに前に出る事はすなわち死と直結ですからね、ティアナも必至な訳です
『私はどんなに頑張っても万能無敵の超一流になんてきっとなれない』
いや、十分一流になっていると思いますよティアナさん?
少なくとも教えられた事を守り、今ある戦力で必至に現状を打開しようとするのは二流三流じゃ出来ない事ですし
なにより一流になる為に死に物狂いで頑張ったティアナさんは十分に努力の天才なんじゃないでしょうか?
自分を過小評価しすぎる感がありますけどやっぱり才能を持っていると思いますよ
『襲撃!戦闘機人3人衆!』
そしてついに本体の位置を知られたティアナ
先行してきたディードのツインブレイズをダガーで防ぎつつノーヴェの蹴りに反撃
更には爆風舞う中ウェンディの目をくらませる為に幻影を発生させるという事をほぼ同時に行っております
しかもノーヴェの右側のジェットエッジを破壊するという痛手まで負わせている
やっぱりティアナは天才ですよ、実戦で追い詰められて実力を発揮するタイプの
幻影ではなく本体だと見抜いた3人は警戒しつつも一撃で仕留める為に陣形を組みますが実はこれティアナがしっかりと観察していました
戦闘機人は完璧すぎる連携が逆に突け入る隙だと
つまりは前に見た連携と同じだから次に誰がどう動くのかある程度予測出来るという訳ですね
ただ完全な確証もない状態でそれをぶっつけ本番で合わせるのは並の覚悟では出来ません
ティアナの成長はここでも良い方向に育ってくれていますね、観察眼が鍛えられてます
果たしてティアナ渾身の策は成功するのか?
『CM明けからいきなり回想シーン』
…という名の走馬燈でしたー!?(ガビーン!)
このやたら可愛い女の子は勿論スバル・ナカジマちゃん
間違いなく過去の回想なのですがここってなのはさんが救助する前なんですよね?あの時と比べてまだ幼いですし
昔のスバルは泣き虫で弱虫という典型的な内気系少女
そしてギンガはそんなスバルを守ってあげる元気系少女
いい感じに対比が出来てて見ていて凄く楽しい
『クイントママご登場』
回想シーンの為か普通に動いて普通に喋ってます
クイントさんが普通に肝っ玉母さんっぽくていい…なのはシリーズにいなかったタイプだ(似ているのがあるとすればStS前後のはやては八神家のいいお母さん)
転んで擦りむいて泣いている所をすぐに抱き上げてあげるのはフェイトママ寄りの教育方針だと思います(なのはさんは自分で立てる様に促す)
それでもただ助けるのではなく泣かない強い子になれと教育するお母さんですね
こうした家庭的な母親のシーンが描かれるのが回想シーンのみなんて…
クイントさんは捜査官という事ですがこのシーンでは仕事はオフなのでしょうか?普通にエプロン着けて普通に家事していたみたいです
『スバルとギンガは…』
幼女2人が全裸で精密検査…いけない!これは凄いいけない!(何が?)
そして何気にマリエル技師が普通にいるのが面白いですね
現代でのスバルとギンガの精密検査の時にも立ち会っていた事から最初からずっと専属だったと思われます
そしてここからが重要な部分
スバルとギンガは戦闘機人、そしてその遺伝子情報はなんとクイントさんとまったく同じ配列である事が発覚
クイントさんが2人を保護した時「他人とは思えなくて」的なニュアンスで言っていましたがそれも当然の結果でした
問題は「クイントさんの遺伝子がどこからか盗み出されて〜」という部分
さりげに怖いですねこれ、いったいどこから盗まれたのか…本人もまったく気付かない所でこういう事が起きてるって普通に大事件で恐怖の対象なんですけど…
現状クイントさんの遺伝子を盗み出した犯人は誰なのか
どういった目的でスバルとギンガをタイプゼロとして生み出したのか
その部分は闇の中、まったく分かっていません
ここはスカリエッティといううってつけの存在がいるんだからスカリエッティが犯人でもいいと思ったのに…
スカリエッティすら知らない誰かが生み出したって言ってたからそれも無いんだけど
『自分が傷つくのは嫌い、でも自分が誰かを傷つけるのはもっと嫌い』
スバルは幼少時はこんな考え方で生きてきました
ここでの発言からスバルもギンガも自分が戦闘機人(人間ではない)事を理解していますね
だからもし自分の力で誰かが傷ついたら嫌だからストライクアーツは練習しない
それが空港火災でなのはさんに救助されてから考え方が真逆になるとは…なのはさんの影響力パネェッス
『スバルvsギンガ』
走馬燈から戻ってきたスバル、やっぱり戦闘は超が付く程劣勢でした
元々本気で戦えないスバルと最初から殺る気全開でかかってくるギンガ相手だとどうしてもこうなってしまう
最初から全力で戦ってもギンガ相手には勝てないから最初から詰んでるなぁ…
そして超絶技能その名も「マスターコントロール」
マッハキャリバーがマスターであるスバルを操作して自動操縦を行い反撃するというシステムだ
ギンガは突然の事だったので反応出来ずにいたぞ
まぁデバイスが自分のマスターを操って攻撃してくるとか予測出来る訳ないけど
実際マッハキャリバー凄いなこれ、ウイングロードのオート発動とかは前にやってたけどまさか攻撃まで自動で出来るなんて…
そして夢から覚めたマスターに対して一喝、って本当にAIかこの子?
StSという作品の中でマスターとデバイスとの絆が一番深まったのは間違いなくこのコンビ
マッハキャリバーがいい子すぎて他の新人デバイス達の影が薄すぎる…キャラ立ちすぎだよマッハキャリバー
『スバル、本気モード』
自分が戦う事で誰かを傷つけてしまう、それは昔も変わらず嫌だと思っている
でも今ギンガと戦う時は傷つける為ではなく救う為
覚悟を決めたスバルが今、羽ばたく
うん、スバル今すんごく主人公してる、紛れもなく主人公だよスバル!
『あっさり捕まるオットー』
ストームレイダーに乗ったヴァイスがライフルで地上のガジェットを次々落としているのに気を取られてシャマルとザフィーラに捕まってしまうオットー
今までの出来る子っぷりが嘘の様にあっさり捕まるなんて…
でもオットーも司令塔として常に周囲の警戒をしていたはずなんですよねぇ…
その警戒網を潜り抜けて接近、捕縛したシャマルが凄いのかな?
なんかシャマルが初めて仕事をしたみたいなイメージ…
『戦闘機人3人衆、動く』
オットーが捕まるとプリズナーボックスは自動で解除されるみたいですね
もしくはシャマルあたりがオットーを「おらぁ!(ボゴォ!)」と一撃の下に意識を狩り取ったから結界が維持出来なくなったと考えた方が自然か…
それを察知した3人、焦りから攻撃を早めて突貫
ティアナが見つけた隙はこの瞬間でした
たった2発の誘導操作魔力弾と1発の射撃でこの圧倒的不利な状況を覆すとは…
ティアナが予想した通り連携が完璧すぎて次の動きを予測しやすかった為に看破されてます
ウェンディが発射しかけていたエネルギー弾に魔力弾をぶつけて暴発
ディードは背後からの奇襲がお得意の戦法でしたからそれをダガーで防御
周囲を爆風と煙で視界を悪くした所にディードとウェンディの顎と脳天にスコーンと1発ずつ
戦闘機人といえど頭の中には生身の脳が詰まっている訳で頭部を揺すられたら脳震盪が起こるのは人間と一緒
それでなくても非殺傷設定にしているでしょうがあんなに強い一撃がクリーンヒットしたならそりゃ意識飛ぶわ
最低限の動きで最大限の効力を見事発揮して見せたティアナ
残る戦闘機人はあと1人、ノーヴェのみですが…
『スバルvsギンガ、決着』
本気モードのスバルとギンガの戦いはスバルの粘り勝ち
常に紙一重の戦いを繰り広げてくれました
固い防御を突き破ってのゼロ距離ディバインバスター
スバルの想いが絶対不利の状況を覆し勝利
でもこの勝利はスバル(とマッハキャリバー)だけで得た勝利ではなくなのはさんとヴィータの力もあって得た勝利です
バージョンアップしたマッハキャリバーのじゃじゃ馬っぷりに慣れさせる為に試運転に付き合ってくれただけではなく「エクセリオン」の翼を授けてくれたなのはさん
自分の防御の固さを伸ばしてくれたヴィータ副隊長
この2人がいなかったらきっとスバルは敗北していたでしょうね
ティアナと共にスバルも危機を脱して一安心ですね、ティアナはまだノーヴェが残ってるけど
『地上本部のレジアス中将』
騎士ゼストが地上本部を強襲、ただしそれは襲う為ではなく話し合う為
オーリスの話からするにレジアス中将は既に中将ではなくなっているみたいですね
指揮権限はないとはっきり申されちゃいましたし
時間が無いゼストにとって残された時間があるうちに友ともう一度話がしたかった
あの過保護なアギトがすんなり行かせるという事は本気で秒読み段階なゼストの命
話したかった内容とはゼスト(とその部下達)が死んだ時、その命令を出していたのがレジアスなのかという事
ってよく見たらこのゼストが出した写真に普通にクイントさんとメガーヌさん映っとるやん!
唐突に出てきた設定に驚きですよえぇ
「俺の部下達」という事なのでゼスト隊のメンバーだったらしいクイントさんとメガーヌさん
先週クイントさんの死因が明かされていないとありましたがそれがこれに繋がっていましたね
特秘任務の為身内にすら明かせないというその内容
そしてレジアスが殺させたという発言
レジアスが裏で手を引いていた人物の存在
中々どうして根底は混沌としていそうですはい
全ての真相は次週明らかになるみたいですね、ここで次回へ続く
でもこの場面で中将達の傍にいたピンク髪の女性はいったい誰なんだー(棒読み)
さて、23話も視聴完了しました
この話ではスターズメインとなり部下2人の戦いが一応の決着を見せました
23話がスターズという事なので24話はライトニング、面白いくらい対局しててこういうのもいいですね
中途半端に話数をまたぐより速くていい
個人的に23話はとても気に入っている話です、何度見ても男心を熱くしてくれる…
まぁ23話の見どころはなんと言ってもスバルとティアナの想いの強さでしょう
戦う事を心のどこかで嫌っていたが大切な人を助ける為の力を手にして戦うスバル
自分には才能が無いと思い込んで絶望的状況に置かれていても決して諦めずに最後まで死力を振り絞って戦うティアナ
もうこの2人の成長っぷりは見ていてニヤニヤしちゃいます
訓練でヒーコラ言ってたあの頃が懐かしい…
StSも残す所あと3話
まだ決着がついていない部分が多いけどそこは次週以降に期待しましょう