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ライトノベルレビューほか このページをアンテナに追加

2012-06-06

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 上

MFダ・ヴィンチからです。

アニメの脚本家さんが書かれたものなのでクオリティは期待できます。

ちょっと重苦しい文章ですかね。ストーリーにはあっています。

いきなり「くぱぁ」連呼はびびった・・・。
ただ主人公が根暗すぎて笑えない。

基本はアニメをなぞったものですが、主人公の一人称で語られるとまた印象が違いますね。雰囲気が重いのは同じなのですが・・・。

ページ数も少なくて軽く読めると思うのでアニメを見ていない方にもオススメです。


あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(上) (MF文庫ダ・ヴィンチ)

2012-04-14

西尾通信届きました

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1万人に当たる西尾通信。
めちゃくちゃ嬉しいです。

それでは内容を簡単に。
アニメ方面の西尾維新だけでなく戯言とか今度発売の悲鳴伝について触れられていたのが良かったです。

  • 悲鳴伝が4月26日に発売、西尾維新インタビュー「執筆期間は15日間」「原稿用紙千枚分もあるがあっという間に読める」

  • アニメ化物語のキャラクターコメンタリーが書籍化。上巻4月25日発売。

  • 西尾維新祭りの振り返りなど

  • アニプレックスプロデューサー岩上「傷物語2012年公開は難しい。一旦延期」


そしてそして一番の大ニュース!!!

物語シリーズが全てアニメ化されることが決定!!!

まあこれだけ売れていれば当然なんでしょうけど…
偽物語が微妙だったからなあ・・・
やるならしっかり見られるものを作って欲しいです。

2012-03-27

緋弾のアリア 2

幼馴染の巫女、白雪とイ・ウーのジャンヌがメインの話です。

前半の日常シーンでしっかりと伏線が貼られていて、綺麗です。
キンジにアリアが薬を持ってきていたことがあとで分かるなど、物語のセオリーのようなものに忠実だと思います。王道を作るのが上手で、カタルシスも感じさせる。

ラブコメ、武偵というテーマがブレずに書かれています。

アクロバットシーンでも、それぞれのキャラの能力やある種のルールがきちんと設定されているので、戦闘でなんでもアリの状態になっていなくて楽しめます。

これでキンジはアリアとも白雪ともキスをしたことになりますね。
どちらもヒステリアモードになるためというのが理由の一つ。
でもそれだけじゃないはず・・・

アリアのツンデレに期待。


緋弾のアリアII 燃える銀氷 (ダイヤモンドダスト) (MF文庫J)

TVアニメーション「緋弾のアリア」CDドラマシアター2nd

2012-03-26

R-15 伏見ひろゆき

結論から言うと2巻で読むのをやめました。
文章力不足、シナリオの退屈さ、読んでいてフラストレーションが解消されないことなどが理由です。
特に2巻では、中盤主人公が理不尽な目に合い孤立していて、そこから吹き飛ばしてくれるかと思いきや一向に好転せずに少しイライラしてしまいました。

主人公がポルノ作家で、天才が集う学校に通う、という設定はなかなかいいと思うのですが、文章がダラダラしているせいかどうも主人公を好きになれないのです。

百合の女子を二人も登場させる、というのもそこに何か意味があればいいものの、ただ盛り込んだだけではバランスが悪いなあと感じました。

よかったところといえば、二重カバーの内側にエロ短編を付ける、本文のエロ小説部分を原稿用紙の書式にする、などのような斬新なアイデアでしょうか。これは作品の内容と会っている分九封として面白かったです。
しかしそれだけではどうしても飽きてきます。
この作品の主である「ポルノ小説」をもっと強調して欲しかったです。

R-15 ようこそ天才学園へ! (角川スニーカー文庫)

緋弾のアリア 1 赤松中学

赤松中学著、MF文庫Jです。アニメ化されてます。

裏表紙の文句のとおり大スケールアクション&ラブコメディーです。
ハーレム的要素もあります。

印象として設定がすごくしっかりしていて、世界観が安定していますね。作者様はアクションや武器、偉人について結構な知識を有してらっしゃいます。だからこそかけたものだと思いますね。

美少女キャラとの交流はどちらかというと萌えよりは青春っぽい感じです。甘酸っぱい箇所が沢山あります。

アクションだけが目立っているかと言えばそうでもなく、「登場キャラが歴史の偉人の末裔」という設定から、それぞれの思想、矜持も描かれていて面白いです。キャラは相当に作りこまれているといえるでしょう。

個人的に一番好きなヒロインはアリアです。ツンデレ貧乳最高。
一巻終盤の理子との対決、飛行機からの脱出、アリアのロンドン行きを止める、の一連のシナリオはとてもテンポが良く読んでいてワクワクしました。王道をうまく書いていると思います。

「緋弾のアリア」については二巻以降のレビューも書いていこうと思います。

緋弾のアリア (MF文庫J)

僕は友達が少ない 平坂読

超有名ライトノベルです。アニメ化されて知名度がさらにすごいことに。
イラストレーターはブリキ氏。MF文庫Jです。

さてこの作品は長所と短所がまるっきり正反対なので、特徴を列挙すれば早いと思います。

長所としてとらえると

  • 文章が非常に軽い、ラノベそのもの
  • 章割りが細かい、4コマ風味
  • ハーレム
  • 一番の突っ込みどころが作品タイトル
  • ツンデレ、ロリ、厨二系各種美少女
  • 内容も非常に軽く読むのが楽

となりますが
逆に短所にしてみると

  • 文章力がない
  • シリアス部分や全体のストーリーの基軸がない
  • ハーレムが嫌いな人はほぼ無理
  • タイトルに本気で怒る、釣られる人はお断り
  • 内容がしょうもなく思える場合がある

といった感じです。
要するに好き嫌いになってしまいます。
作品には若干のシリアスもありますが、あくまでも日常ギャグが主です。
惰性で読んでいける方におすすめします。

僕は友達が少ない (MF文庫J)

2012-03-24

電波女と青春男 入間人間

去年春にアニメ化された電撃文庫のライトノベルです。
イラストはあのブリキ先生です。
ああ、表紙のエリオが神々しい輝きを放っている…
帯を外して一見する価値ありです。

続刊している本作品のテーマは何といってもエリオの可愛さと成長です。
自分はそれを見るために買いました。
あとは主人公を介して自分も青春ポイントをゲットすることですね。

入間人間先生は独特のテンポの文章を書かれる作家さんです。
この電波女と青春男は特に何かを何かに見立てた地の文だらけです。
慣れると大丈夫なのですが、まどろっこいいと感じる人も多いだろう文章です。
そこが先生の持ち味なので個人の好き嫌いに委ねるしかありませんね。

さて、アニメを見て知っている人もいるかもしれませんが、ヒロインエリオはかなり電波でぶっとんだ子です。星と宇宙に心酔しています。
ただ好きなら良かったのですが、エリオはいつしか、現実逃避から天体の趣味に走るようになってしまっていました。

それが主人公には許せなかったんですね。
文字通り全力でエリオを改心させようとします。地球人として迎え入れようとします。「好き」は否定せずに。でも現実逃避はやめさせる。

これが作品のテーマです。わりと入り込みやすいかと思います。

電波女と青春男 (電撃文庫)

偽物語 上、下

先日アニメ版が最終回を迎えました。
それを見てからもう一度読み返してみたのですが、やはり原作の方が上だと言わざるを得ないですね。
アニメだと尺の問題や固有名詞を使えなかったりでどうしても会話がカットされてしまう。
そのカットされた部分に特に面白い会話が多かったように思います。

2回目に読むといろいろみつかるもんですね。
例えば、上巻で
貝木に話を付けに行く前 ひたぎ「寝ておきなさいな。今夜は眠れるとは限らないのだから」

貝木に話を付けた後 ひたぎ「今夜は私に、優しくしなさい」とか。

とりわけ暦と火憐の歯磨きシーンばかり取り上げられていて、たしかにそこもいいのですが、自分は忍のひねくれツンデレゼリフが気に入りました。これは西尾維新にしかできないことだと思います。

あとは月火に向けての暦の兄貴ゼリフですね。
「お前が僕の妹じゃなかったときはひとときもない」の部分です。
これは自分のなかでは名台詞ですね。当たり前のことを言っているだけなんですけど。

つきひフェニックスの最後のアクションシーンも迫力がありましたね。なんだろう西尾先生の書くアクロバットは強調するべきところはとことん強調する上にやけに細かい部分があります。そういうところに引き込まれました。

各所で多くのライトノベルを上回る、というか斬新なテクニックが見られる本書でした。
偽物語(上) (講談社BOX)

偽物語(下) (講談社BOX)

少女不十分 (講談社ノベルス)

2012-03-23

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 2

俺妹二巻です。

桐乃の親友あやせとコミケの話がメインです。

コミック版俺妹を読んで思ったのですが、家にあやせや加奈子が遊びにきて桐乃が同人誌入りの箱を間違って部屋にもっていこうとするのを京介が止めるシーン。あそこで桐乃を押し倒して・・・それを見たあやせが顔面蒼白になりますよね。あれの意味、最初は桐乃が悪い兄貴に襲われているのを見て、怖くなったのだと思っていました。でももしかしたら他の意味もあるのかなと。あやせは一度玄関で京介似合ってましたよね。その時に淡い好意のようなものを持っていてその兄貴がシスコンだと思って失望したのかなとも思うんです。「大嘘つきのお兄さんへ」の萌えメールまで合わせて考えるとそんなふうに思いませんか?

さてこの2巻もオタクにとってはとても興味を引いておもしろい内容です。
なんと言ってもコミケの様子が結構細やかに書かれてますからね。
ワクワクします。

そして一巻二続き今度はオタクの存在をかけてあやせと対決です。
これもオタクからすれば結構読んでいて辛かったです。
あやせや一般人さんたちが正論すぎて・・・
それでもオタクは好きなことを追求する、止まれない。
でも友達も失いたくない。
あやせの葛藤はオタクの友達を持つ非オタなら割とありそうですよね。
ともかく方法はどうあれ仲直りできてよかったです。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈2〉 (電撃文庫)

2012-03-22

2012-03-21

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 1

電撃文庫、伏見つかさ先生著のアニメ化されたライトノベル。

妹大好きです。
最近になって妹モノのラノベが多く出ていますが、当分これを超える作品はでないでしょうね。

オタク、妹の2つのテーマをぶれずに、結構真面目に書いている作品だと思います。

実際のオタクには、桐乃タイプも黒猫タイプも沙織タイプも本当に居るでしょうね。

「オタクも捨てたもんじゃねえ」京介の独白、よかったです。
オタクな人ほどき街よく読めたでしょうね。

ああ、自分もエロゲが好きな妹に夜中たたき起こされたい。
やれやれ言いながら相談にのりたいです。

ユーモアもちょっとした怒りもありました。

最後の父親の説得シーンは自分が説得している、もしくは説得してもらっているかのように感じます。
ここで京介が負けたら自分も・・・というのはみんな思ったんじゃないかな。

王道妹ラノベ、最高。

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俺の妹がこんなに可愛いわけがない (電撃文庫)

Fate/Zero 2 英霊参集

自分は聖杯戦争の七つの陣営のなかでは雁夜とバーサーカーの組が一番好きです。
特に本書のバーサーカーとギルガメッシュの対決シーン、雁夜が時臣を見返す部分などは大好きです。

そういう痛々しいとも取れるダークなかっこよさに憧れてしまうんです。
狂いきったバーサーカーが傲岸不遜の金ピカをコケにする。ああ、最高。

次に好きなのは切嗣とセイバーですね。舞弥もかっこいい。
何かを背負って、心を押し殺して戦う、というのに惹かれます。


心に虚無を持つ綺礼

根源を求める時臣

世界救済を願う切嗣

桜を助けたい雁夜

実力を示したいウェイバー

魔術師としての威厳を保ちたいケイネス

ただ享楽を貪る龍之介

それぞれの目的、思想がはっきりしてきて面白いですよね。
ただ戦うだけじゃなくて葛藤や苦悩も見せてくれる。
アクションシーンも迫ってくるものがありました。

虚淵先生の筆力に感服です。

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Fate/Zero(2) 英霊参集 (星海社文庫)

2012-03-19

ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! 感想

田尾典丈著のファミ通文庫、えんため大賞受賞作です。
ネットで薦められて読みました。


ギャルゲーの世界から美少女が飛び出してくる、
ありふれた設定だと思いましたが、200ページ以降で化けましたね。

世界観が定まると作品は面白くなるのですね。

それまでサービスシーンやお決まりのせりふ、展開ばかりでしたが、後半オリジナリティが出てきて面白かったです。

世界を変えてしまったことに対する主人公の葛藤、これが読めたのは良かったです。ぬるいだけの人間関係の話には飽き飽きしている人が多いと思うので。
誰かひとり選ばなくては…とういのも現実での問題を無視していないところがいいですよね。

とはいえ正直文章自体は微妙でした。
続刊しているようですがよほどのことがない限り読まないかと。

ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! (ファミ通文庫)

アクセルワールド1 黒雪姫の帰還 感想

川原礫先生著の電撃小説大賞受賞作ですね。
表紙の黒雪姫がすごく綺麗です。

容貌の残念な苛められっ子が主人公というのは珍しいですよね。
アニメの絵もどうなることやら。
そのせいか独白もネガティブです。そういうのが嫌いな人はちょっと読みづらかったかも。
自分は後ろ向きなモノローグ読んでても大丈夫ですが。

これまたライトノベルらしくない硬めの文です。最近はそういうのが評価され始めているのかもしれませんね。
チユリは優しいなあ。こういう子がひとりいてくれるとハルユキもだいぶ楽でしょうね。
仮想世界という倒錯とか逃避とも言える場所での主人公の活躍。
ともすればその苛められっ子根性が痛々しいと思われそうです。
でもなぜかそうは思わなかった。
最後のプライドがなんであれ本人は本気だから。

アクションシーンも文章が安定して迫力がありました。
飛び立つところは読んでいて爽快でしたね。

アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)

Fate/Zero1 第四次聖杯戦争秘話 感想

星海社文庫、言わずとしれた虚淵玄先生著です。
ライトノベルに収まりきらないハードで美的な文章、
それがこの本の魅力だと思います。

アニメから入った自分ですが、アニメとはまた違った楽しみが得られました。
特に好きなシーンはやはり各々のマスターがサーバントを召喚するシーンです。

この物語は登場人物も多く複雑な設定を持っており、よほど熟練した、ライターさんでないとかけないものだと思いました。

そしていい意味でカオスだと思います。
ただのアクションではなく戦略や、それぞれの思想、矜持。
そういう部分も楽しめます。

イリヤちゃんは可愛い。

Fate/Zero(1) 第四次聖杯戦争秘話 (星海社文庫)

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