新たなスズメのヒナ

昨日の朝、9時ごろのこと、玄関のチャイムが鳴り出てみると、向かいのUさん一家。
おじいちゃんと、おばあちゃんとその娘さん、その子供のKちゃん。
何事かと思ったら、大きな容器に一羽のスズメのヒナ。
「庭に落ちてたんで、拾ったんです。家で世話するかどうか話し合って、Mさんに任せるのがいいということで、持ってきました。」
もう羽は生え揃っていているヒナで、どうやら、巣立ちしたものの、うまく飛べずに地面をうろうろしていたところをつかまったらしい。
「この状態のヒナだったら、三日もすれば飛べるようになるよ。それまで預かって面倒見ましょう。」といって、ヒナを受け取った。
実は、このときに二階の窓が開けっ放しになってしまい、以上のようなやり取りをしている隙にネコのシロが脱走してしまったのだ。
金属製の棚に止まったヒナ。くちばしの端がまだ黄色い。
飛ぶ力はまだ十分ではない。しかし、それよりこのヒナには重大な問題がある。
鳥かごに入れたヒナ。
止まり木に止まったヒナの右足が、きちんと止まり木をグリップしていない。
鳥の足はケヅメと前に伸びた3本の指の爪で止まり木をしっかりグリップする。
しかし、このヒナの前側の3本の指のうち、2本が癒着しているうえ、ねじれているため、爪が上側に反ってしまっている。そのため、止まり木にうまく止まれないのだ。
画像では、右足が止まり木から落ちかけている。