腐敗したリトープス

リトープスを扱うブログを読んでいても、あまり失敗例を目にすることはない。
しかし、先日あるブログで、だめになったリトープスの画像が出ていて,毎年、同じような症状でやられるものがあると記事にあった。こういう失敗例のほうが私としてはありがたい。
家でも今年,同じような症状でだめになったリトープスがある。
画像がそれ。株元から腐敗して、腐敗部分にはカビが生じている。

根には異常が見られないことから、腐敗が始まったのは、株もとの直ぐ上の部分、旧皮が残っているところからと思われる。
どうやら、この部分にたまった水が原因らしい。腐敗の開始場所、進行の早さなどから、原因はピシウム菌だろう。
こういう例があるとなると、リトープスの変色して残っている古い葉は、やはり無理にでも取り除くのがよいということになる。
この後、残りのリトープス全部に殺菌剤をまいた。