強制脱皮 vs. 自然脱皮

リトープスの脱皮も終盤。完了したものが多く、完了していなくても、古い葉が下部元に萎れてまとわりついている状態がほとんど。
さて、画像は同じ種類のリトープス二株のうち、一株だけを強制脱皮させて、それがどのような結果を生むか実験してみた鉢。

ブログ内検索,「強制脱皮」とすると,前回記事との比較が出来る。
二つの画像を比較すると,強制脱皮しても,特に悪影響はなさそうだ。
ということは、古い葉と新しい葉が密着している時間の短い強制脱皮のほうが、チャノホコリダニにたかられる可能性が少ないかもしれない。
もっとも、チャノホコリダニは、秋に花の咲く頃,花芽が葉に亀裂を入れるときに葉の奥に侵入して越冬するようだ。
そうだとすると、強制脱皮しても、無理なくそれが出来るころには、もうチャノホコリダニの被害は発生しているかもしれないので、本格的防除のためには、花芽の上がる前に退治しておかなくてはならないことになる。