二重鉢の効果2

本格的夏の始まりを前に、二重鉢の効果を改めて確かめている。
前回記事で使ったタイ製テラコッタには一定の効果が在ることが確かめられた。
このタイ製テラコッタと、以前から二重鉢の外側鉢に使っているアルファ鉢との効果の差を見ることにした。
前回記事とは別の鉢をタイ製テラコッタに入れたもの。
植わっているのは、某有名ナーサリー出身のまだ小さい苗。白い化粧砂を鉢土表面に撒いてみた。少しでも鉢土表面の温度が上がらないようにするため。
画像では見にくいが、温度表示は32度だった。

アルファ鉢を使った二重鉢。
植わっているのは、2015年9月実生の苗。
右奥の区画から時計回りに花紋玉系C147、寿麗玉系大理石C205、紫薫(自家製の種)、ウィッテベルゲンセ(ショップ購入品)。
温度表示は30度。比較参照のために黒色のプラ鉢に挿した温度計は38度を表示していた。
温度表示の差は最大で8度に過ぎないが、これは鉢土の表面に近いところでの差。
鉢を手で触ってみると、プラ鉢は鉢全体が均一に生暖かく、体温より少し熱く感じるのに対し、テラコッタ製の外鉢は若干冷たい感じ。
これがアルファ鉢だとはっきりとひんやり感じる。鉢表面の温度は多分20度半ばだと思う。
やはりアルファ鉢の冷却効果は抜群だ。