子猫の里親募集6

最初に子猫の里親募集したサイトを通じて、里親希望の家族から連絡があったのが、先週の水曜日のこと。
そのとき、二家族から問い合わせがあり、どちらもアメショー模様のマコを希望した。
こういう風に、希望が競合すると言うのはよくあること。
どちらにもお見合いしてもらうことにして、木曜日に最初のお見合い,今日,日曜日に二つ目のお見合いをした。
やはり、どちらの家族もマコが希望というので,メール連絡によるじゃんけんをしてもらった。
これまでの里親選びにも、じゃんけんや、阿弥陀くじで決めたことは数多い。
こうするのは、私自身がどの家族に里親になってもらうのが里子のためなのか,判断に迷うからだ。
今回の場合も、最初の家族には、10歳と3ヶ月の先住ネコ二匹がいて,しかも,疥癬に感染しているという。
疥癬は程なく完治するだろうが,3ヶ月の子猫が同居となると,しんちゃんのときと同じ問題が発生する可能性がある。
さらに、家族に5歳の子供がいる。ごく小さな子供だと問題ないのだが、幼稚園から、小学生ぐらいが子猫や子犬にとっては天敵だ。
以前、このブログでも記事にしたことがあるが,トライアル期間中に子犬を死なせてしまった家族がある。
このときことはいまだに私の心に大きな傷を残している。
一方の家族は夫婦2人だけで先住猫もいない。夫婦のどちらも猫飼育の経験があり,ネコが自由に遊べる空間も大変広い。
これだけ考えれば、躊躇なく二番目の家族を選べはいいところなのだが,里子に出す子はまだ2ヶ月だ。
このぐらいの月齢の子の場合、しばらくは,同じぐらいの月齢の子猫と遊ぶ機会があったほうがいいのだ。
小さい子供のことも、子猫をむやみにおもちゃ扱いしない優しい子供の場合,子猫にとっても,その子供とのコンタクトはむしろ、望ましいことだ。
そう考えると、どちらの家族にすべきか結論が出せなくなってしまう。
というわけで、メールでじゃんけんの「グー、チョキ、パー」を選んで送ってもらった。
最初の家族は「グー」を選び,二番目の家族は,「チョキ」。
これで、マコの行く先は決まった。

  • 左側がマコ