リトーブスの種の撒き時

前回、リトーブスの種をまいたことを記事にしたのは5月31日。さて、それから2か月半が過ぎ、ある異変が。
どういうことかというと、その時まいた種の多くは、10日ほどで芽が出た。
しかし、あまり発芽しなかったり、まったく発芽しなかった種類もあった。ところが今頃になって、新たに発芽した種があるようだ。
こういう現象が現れたのは、いわゆる取り撒きをしたものばかり。

  • ザクロ玉(5月8日播種)

解像度が悪いのでわかりにくい。
名札の手前あたりに二つ、名札の右方向に三つの緑色の芽が見える。

  • トップレッド(5月8日播種)

鮮やかさを強調したのでこちらのほうが分かりやすい。
赤茶色の発芽済みの苗の間から、緑色の新しい芽がたくさん見える。

リトーブスの種まきに関しては、参考になるサイトがいくつかある。
種まきの時期に関して、秋撒きを勧めているのがほとんど。
また、5月ごろにとれた種をすぐにまく、いわゆる取り撒きはだめだとするサイトもある。
しかし、なぜ秋撒きがいいのか。また取り撒きはなぜダメなのかの理由をきちんと説明したものは全くといっていいほどない。
取り撒きがダメだというのは、今回のことで理解できる。
つまり取り撒きだと、発芽率が落ちる場合があるということ。
撒いてすぐに発芽せず、今頃になって発芽したのは、ある一定の期間、種にとって成熟期間が必要、または夏の暑さを経過しないと発芽モードにならないとかいう理由が考えられる。
いずれにせよ、ひと夏ぐらいは経過したころ、つまり秋撒きがいいという結論になる。