残念な結果のリトーブスたち

「直射日光+夜間の冷気}または「30%遮光+屋根の上」で栽培しているものが全リトーブスの半分以上。
しかし、置ける鉢の数が限定されているので、よくある「明るい日陰+断水」で夏を超すものも結構ある。
8月19日の記事でそうしたリトーブスの鉢を取り上げたが、その鉢のリトーブスたちの現在の状況。

  • 富貴玉系C155

よくない縮み方をしていた富貴玉系のリトーブス。残念ながら夏越し失敗。
日陰からちょっと明るいところに出したら、鉢土の温度が上がりすぎ、太陽が当たった側の、鉢土表面からちょっとしたのあたりから腐りが発生。

  • 曲玉と微紋玉の寄せ植え

向こう側の曲玉が多分ダメ。
もう一方は元気に成長を始めた。
微紋玉は、皺が完全に取れていないが、たぶん大丈夫だと思う。
株によって明暗が分かれた。

上の鉢の別角度からの撮影。
曲がり玉は本来夏の盛りに花を咲かせる。今頃の咲くのは、夏断水というやり方が曲玉の成長サイクルにあっていないため。
来季は曲玉系を柴薫系と同じように一つの鉢に入れて、まとめて栽培することにする。

  • 日輪玉系光陽玉

夏の途中から二重鉢にして屋根の上栽培に切り替えた鉢。
栽培方針の途中変更はリスクがあると思ったが、この株は大丈夫だった。
ちょっと徒長気味といえるぐらい成長した。

  • オリーブ玉と緑李夫人

ひょろひょろに徒長した緑李夫人。夏の終わりごろまでにダメになると思ったが、意外に持っている。
前回記事の時よりまた縦に伸びた。
どんだけ徒長するネンと言いたくなる。本当に夏越し成功というにはまだ早い。
オリーブ玉のほうはまず大丈夫。それにしても徒長がひどい。

すべての鉢を二重鉢にして、夏越しの成功率の高い方法にすればよいのだが、二重鉢した場合、晴れた日の朝には、必ず、冷水を外鉢の砂に給水する必要がある。
この作業は意外なほど時間がかかる。一鉢につき3分ぐらい。
単純計算でいっても、40鉢あれば、二時間かかることになる。
現在の状況はそれに近い。他に世話しなければならないものがたくさんある現状ではこれ以上は無理。

8月19日の記事のリンクは次の通り
http://d.hatena.ne.jp/eriosyce/20160819/1471601714