リトープスこの時期以降の水やり

リトープスはこの時期以降、花期を向けえて華やかになる。そしてこの時期の水やりはというと、結構微妙な問題がある。
花が咲くと当然注目度が上がるから、本体にしわが寄っていると水をやりたくなるのは人情というもの。
ところが、リトープスブログを巡回していると、この時期からいわゆる身割れ(または実割れ)しましたという記事が散見されるようになる。
要するに水の与えすぎ。
家では、夏に断水しない栽培法を行っているが、今の時期以降、水やりは頻度を落としていき、冬には、霧吹きで鉢土の表面を湿らすだけになる。
今の時期だと、鉢底から水が流れ出すようないわゆる潅水は2週間に一度ぐらい。
それも、連続して晴れが続きそうなときだけ行う。
厄介なのは突然の雨。屋根の上にも、庭のフラワースタンドにもたくさんの鉢が置いてあるから、突然雨が降ってきた場合、鉢を室内の取り入れるのが遅れて、鉢土が雨水で濡れてしまうことが避けられない。
今日みたいな天気の日は、鉢を取り込むべきかどうか迷う。
念のために取り込むのは、冬降水地域が自生地のリトーブス。一枚目と二枚目の画像がそれ。

  • 澄青玉

  • 富貴玉


澄青玉、青磁玉ともに本体にかなり皺が寄っている。しかしこの程度のしわではうちでは灌水しない。
雨に当てても問題があるので、雨の時には真っ先に室内に取り込む。
三枚目は去年の今頃、全身が実割れしてしまったコノフィツムコノフィツムも実割れするとは知らずに、雨ざらしにしたら、とんでもないことに。
ということで、今期は雨に当てないよう、灌水も少なめにしている。
四枚目は雨ざらしでも平気な富貴玉系。しかし、本体横に気になる斑点がある。こうしたカビ菌によるかもしれない斑点があるものは、雨ざらしはNG。やはり雨の時には取り込むのがよい。