春のうららの素敵なお酒


洗濯や掃除を済ませ、昼前に西鉄甘木線で北野へ。地元の酒蔵、山口酒造の新酒お披露目会に初参加。久留米に引っ越して驚いたことの一つが酒蔵の多さだった。生まれ育った筑後の地にこんなにあったとは、恥ずかしながら知らなかったし、飲んだこともなかったんですよ。
んで、たまたま出会った、山口酒造のお酒「庭のうぐいす」が美味しくて、酒蔵の公式サイトを覗いてみると、「うぐいす倶楽部」っていう後援会というかファンクラブみたいのを発見。年会費2000円でいろんな特典があるみたいなんで、入会してみたんです。
今回のイベントもこの会員向けに催されたもので、フリーでも1000円払えば参加できます。

蔵に入ると、まず豚の角煮をほぐしたやつをのっけた粥が出てきます。とりあえず胃を落ち着かせなさいってことなんでしょうね。これが唸る美味しさで期待が膨らみます。蔵の中庭や倉庫の中にテーブルが設置してあって、まずは奥さまと2人分の席を確保。お酒は氷入りの樽の中に一升瓶が各種。純米大吟醸純米吟醸特別純米、今年の新酒はAからDまでラベリングされた4種。どぶろくに雑穀入りにごり酒、梅酒、にんじんジュースなんてのもあります。お酒を仕込むときに使う水も専用の水色の可愛いボトルに詰められていて、チェイサーとして(和らぎの水とも言うみたい)飲めるようになってます。これだけでも頬が緩むのに、なんと専用の長テーブルの上には、手作りのツマミがズラリと並んでいて、どれも身体に優しそうな素材と味付けで、お酒に合うのなんの。どこの素敵居酒屋ですかって感じ。素材の使い方や味付けは、勉強になりました。
備え付けの小さいプラスチック製のコップで飲んだから、総量はイマイチ把握できてないけど、3合以上飲んだような気がします。合間に仕込み水を飲んでいたから、スイスイといけたのかも。

天気も良かったし、素敵なイベントに参加できて感謝です。もちろん、お酒の販売してたので、純米吟醸特別純米の720ml瓶を各1本買って帰りましたよ。
今月末には新酒の販売も始まるみたいだし、15日〜30日に酒蔵開きがあるので、再訪しようかな、なんて思っています。