雨の中呼びつけたり

膀胱炎。もう眠る時は何か服を着るべきだし、圧縮袋から羽毛を出すべきであるし、灯油を買わねばならぬ。朝5時半起床、7時にマネージャーに入電、10時に最寄の内科。
昼前になってO先生が、山へ行くと仰って、自分もどこか、久しぶりにふらつこうかと思いつき、前回出会えなかったが今回はどうにかなるんじゃないかと、O先生には、どこかで会えたらラッキーですね。くらいの気もちで。とか何とか言ってそちらの方面へ車を走らせるも、30分後GSにて財布が無いのに気がつき、絶望する。ガス欠に怯えながら来た道を戻り、また無闇矢鱈に声を掛けておいて行き会えないのかという申し訳なさでいっぱい。日暮れ直前、数度連絡をとり国道140号であれするとどうにかいい具合にどこかでぶっつきそうな予感がしたので、急遽北へ。伊勢崎to太田to寄居to秩父。140号はなかなかに混んでいて、急ぎで出てきたので手ぶら、おまけに外では雨が降って来て、伝えた場所で煙草を吸いながらまた申し訳なくなる。連れ合いに電話するともう帰宅していて、置いて行かれてぷりぷり。すいません、勝手に出てきて。まだ帰れませぬ。
15分程してO先生が到着し、ぽつぽつ雨の降る中、びしょ濡れのテーブルとベンチの横で煙を吐きながら立ち話。すいません、時間があまりなくて。申し訳ない。わざわざ呼びつけて。申し訳ない。その上手土産まで頂いてしまい、申し訳マックス。今度旨いハンバーグご馳走させて下さい。
ぷりぷりが待つ部屋へ帰る道は渋滞。雨も、降ったり止んだりを繰り返していて、自然煙草の数も増える。結局一旦帰宅したあともぷりぷりを隣に乗せて3時間の放浪。同居しているのに、久しぶりに会話らしい会話をした。人付き合いはこれくらいが丁度いいと思ってしまう。