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板橋エスペラントクラブ

2016-08-18

41.第101回世界エスペラント大会ー於スロバキア共和国

第101回 世界エスペラント大会 がありました。
2016.7.23〜30にスロバキアのニトラ(Nitra)市ー首都ブラチスラバより東へほぼ70Kmーで世界大会がありました。日本では馴染みの薄い都市ですが、ウィキペディアによると9世紀初頭にニトラ公国があった由で、そのご国運いろいろあり、第一次大戦後はチェコスロバキア領となり、1992年のビロード革命を契機にして、スロバキア共和国が誕生しました。(チェコとの連邦解消なので分離と称する学識者もいる) 。大会には筆者は参加しませんでしたが、実参加者は49ケ国1220人が参加しました。ポーランドドイツフランスチェコなど開催国と周辺国が520人弱で、次いで日本が63人(周辺国をのぞけば最多)でした。アジアぜんたいでは9ケ
国150人余で全体の27%でした。大会では多くのテーマが議論されましたが、いずれ詳報がありますので機会をみて報告することにいたします。
 2017年は韓国ソウルで開催されます。(7/22〜7/29予定)

2016-07-29 40.有望青年著わる

ー有望青年著わるー
このブログを見てくれた青年が5月に当クラブを訪ねてきました。単なる好奇心で見学かと思ったのですが、情熱をもって学習に取り組んでいる姿を見て、単なるヒヤカシではないなと思いました。仮にM青年とよびますが、都内有名私大をでてから東大・院で専門課程の履修を了えたばかりで、今春政府系金融機関に就職した好青年であります。学生時代に英語は当然としてハングルポルトガル語中国語自習した由でいわゆる語学愛好家であるためか、さすがに呑み込みがはやく、教える方も張り合いがあります。
先日早稲田通りにある日本エスペラント会館に彼を案内しました。エスペラントを理解し、日本における運動の拠点でもあるこの施設を見学することによって、より学習意欲をたかめてもらえればの老婆心でした。会館では一週間の夏期休業中であるにも拘わらず、事務局長がわさわざ出勤してくれて、おかげで厚みのある案内をすることができました。
 20代半ばのこの青年は将来日本のエスぺラント界をリードするひと達のひとりになることはほぼ間違いないものと確信いたしました。 見学のあと食事をしたのですが、初心者でありながら、エスペラント運動の拠点を見学できたことを大変喜んでいました。新任地においても、必ずエスペラントの学習を続ける旨の力強いコメンとがありました。席上高い学習意欲を示す力づよいコトバが出ました。
 という次第で久々に意欲ある若手新人を迎え私たちはカレの成長を見守っていきたいと思っております。

2016-07-20 39.EU離脱に伴う英語の位置づけとエスペラントーNo38.

39.イギリスのEU離脱に伴う英語の位置づけとエスぺラントーNo38の補足版

 以下はNo38.と併読されることを希望します。
先日エスペランチスト仲間でこんな面白い話題がでました。内容がおもしろいので、話者には無断で、引用します。
なお、複数人複数箇所での話題ですので、当方で適当にミキシングしています。また★は仲間のコメント●は筆写のコメンとであります。

イギリスEU離脱により公用語はどうなるか、24公用語のうち他用言語は英独仏が圧倒的である。これにつき英語は公用語ではなくなる、いや経済的優位に立つ米国がバックにある限りは、その優位性は崩れないだろう、とする説です。むしろますます英語支配が強くなるのではないか。そこで多言語を標榜するEUにあってはエスペラントを採用するかどうか、で議論が沸いています。

みなさんはどうおもわれますでしょうか?

●筆者コメント
 欧米ではエスペラント語話者は少なからずいまして、縦文字文化人である東洋人とくに日本人よりはアレルギー(と言えるかどうかは別として)が少ないのが事実です。国際連盟事務次長だった新渡戸稲造エスペラント語公用語化を提唱したが、圧倒的勢力のあったフランスの反対に会い潰え去ったのですが、一方第二次大戦後に発足した国際連合ではユネスコで言語問題をとりあつかっています。

★世界エスペラント協会の請願(100萬人以上の個人と1500万人以上を擁する団体が署名)に対して、

  1954年には世界友好言語であることの確認決議、
  1985には2年後に控えたエスペラント100周年を祝し、かつ事務総長に対し
   『異なる民族と文化の間の理解を改善する手段としてのエスペラントの発展を 引き続き、注意して追尾するよう、事務総長に要請』しており又国際NGOに対し、『会員間に情報を周知する手段としてエスペラントを用いる可能性を研究する様、国際非政府機関   (NGO)に勧める。』

 決議をしています。

●筆者コメント
 1985年には多少は伸展したものの世界における言語環境としてのエスペラントの位置づけは現状は上記の通りであります。科学の分野にも論文執筆を併用する学者もでてきております。
 今後さらに踏み込んで、国際機関にアプローチしていく必要があります。世界エスペラント協会はユネスコと常時接触協議をしておりますことを付言します。

2016-07-17 38.イギリスのEU離脱について

38.イギリスEU離脱について
 私たちの仲間が次のような記事を見つけて紹介してくれました。これを見るとフランスがかなり強硬な意見をもっているようです。いずれも6月のニュースですが、EU当事国の動きなので、動向を知るうえで重要なためここに要約して一部を紹介します。

【1】【6月28日 AFPフランスの「潔癖主義者」の中には、EU本部から英語を追放するのに絶好の機会とする風潮がある。

【2】【ブリュッセル時事】英語がEUの公用語から外れる可能性あり、欧州委員会では既に記者会見などで英語の使用を減らしつつある。今後はフランス語ドイツ語か、と。

【3】離脱派、相次ぐ「後悔」=経済悪化で危機感−は既に国内一般紙でも報道されているが、英語は、EUでの公用語としての地位を失う。と欧州議会憲法問題委員会のダヌータ・ヒューブナー委員長が述べた。

【4】さらに【3】に関連して
28日、欧州委員会ユンカー委員長は、欧州議会で発言し「会議ではフランス語ドイツ語のみが使われ、英語は用いられないだろう」と述べた。


EU圏外であはあるがアメリカが、英語準宗主国としてこの事態になんらかのアクションをおこすか、どうか注目されます。

2016-04-16

37.昨今のエスペラント界の国内外の情勢

 これまで幾度かエスペラント語は日本だけでなく、世界に話者のネットワークが構築されているとお話ししました。しかし、抽象的にただ言っているのでは実感がわかないと思います。
 そこで、これからは国内外のエスペラント界の主な情勢について、コラムを常設して紹介していくことにしました。
 その前に日本国内の会員間のコミュニケーションはどうしているか。
まずメディアは(一財)日本エスペラント協会で 月刊誌エスペラント」を発行しています。これには外国人エスへランチストのエッセー一編。国内外の動き、国内トピックスのエス訳、綴り方添削教室論文等々写真も交えて盛り沢山な記事が載っています。また財団法人ですので、当然各種経営委員会等の議事録や、決算等のやや硬い情報も盛り込まれています。協会ではまたこの世界では世界有数の図書館があり、これまた国内外のエスぺらんと関係図書を蔵しております。当然事務局を擁しており、常勤・非常勤を合わせて5名乃至6名が毎日、早稲田の自有ビルに出勤しております。ここをキーステーションとして世界の各国エスペラント界や世界組織の世界エスペラント協会(オランダロッテルダム所在)はもちろんアジア各地域のエスぺランチストたちと連絡をとりあっています。
 さて、世界の組織は世界エスペラント協会であり、日本からも役員を選出して送りだしております。当然ここでは世界レベルの活動のサポート、世界大会の主催、数種の情報誌を出版しております。また国連との関係ではユネスコとの連携を深めております。各国の活動情報はこの世界協会(Universala Esperanto-Asocio ウニヴェルサーラ エスペラント-アソチーオ)がキー局になって流すこともあり、各国が交互にダイレクトに情報交換することもあります。発祥の國ポーランドではラジオ放送をながしており、当然インターネットでも聴取可能であります。
 長文になりましたので、今回はあらましを述べました。次回より個別にニュースをときおり写真を交えて掲示する事にいたします。