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板橋エスペラントクラブ

2016-04-16

37.昨今のエスペラント界の国内外の情勢

 これまで幾度かエスペラント語は日本だけでなく、世界に話者のネットワークが構築されているとお話ししました。しかし、抽象的にただ言っているのでは実感がわかないと思います。
 そこで、これからは国内外のエスペラント界の主な情勢について、コラムを常設して紹介していくことにしました。
 その前に日本国内の会員間のコミュニケーションはどうしているか。
まずメディアは(一財)日本エスペラント協会で 月刊誌エスペラント」を発行しています。これには外国人エスへランチストのエッセー一編。国内外の動き、国内トピックスのエス訳、綴り方添削教室論文等々写真も交えて盛り沢山な記事が載っています。また財団法人ですので、当然各種経営委員会等の議事録や、決算等のやや硬い情報も盛り込まれています。協会ではまたこの世界では世界有数の図書館があり、これまた国内外のエスぺらんと関係図書を蔵しております。当然事務局を擁しており、常勤・非常勤を合わせて5名乃至6名が毎日、早稲田の自有ビルに出勤しております。ここをキーステーションとして世界の各国エスペラント界や世界組織の世界エスペラント協会(オランダロッテルダム所在)はもちろんアジア各地域のエスぺランチストたちと連絡をとりあっています。
 さて、世界の組織は世界エスペラント協会であり、日本からも役員を選出して送りだしております。当然ここでは世界レベルの活動のサポート、世界大会の主催、数種の情報誌を出版しております。また国連との関係ではユネスコとの連携を深めております。各国の活動情報はこの世界協会(Universala Esperanto-Asocio ウニヴェルサーラ エスペラント-アソチーオ)がキー局になって流すこともあり、各国が交互にダイレクトに情報交換することもあります。発祥の國ポーランドではラジオ放送をながしており、当然インターネットでも聴取可能であります。
 長文になりましたので、今回はあらましを述べました。次回より個別にニュースをときおり写真を交えて掲示する事にいたします。

2015-11-08

36.エスペラント界のいろいろな催しについて

エスペラント界のいろいろなイベント
エスペラント界では日本は勿論世界レベルでもさまざまな活動をおこなっております。世界の本部はロッテルダムに日本の中心的な組織は早稲田にそれぞれ単独ビルを保有して、事務所をもうけております。専属の職員を擁しており、特に日本のそれは会員・非会員を問わず各種の活動を企画またはサポートしたり、時には外部への広報活動等をも行っております。以下に
主な活動を紹介し、それぞれその内容を簡記します。
なお、日本のエスペラント界の現状を知りたい方は次の日本エスペラント協会のH.Pをご覧ください。 http://www.jei.or.jp/
ザメンホフ
地域ブロック別 単一ロンド(サークルのこと)大会 ー講演・寸劇・外国人エスペランチストと語る会・新人紹介等々ー  毎年12月ーーこれはエスペラント語の創始者ザメンホフ博士の誕生月1859.12.15に由来します。
∪こβ膕顱 [更埣珍叛
F本大会
地域別大会
エスペラントの日  講演会等催行  日本独自
アジア大会
初心者講習並びに公開講座
Ю椎活動支援 海外渡航費援助 海外の青年エスペランチストを招聘して海外との交流
┰佝如書籍販売活動
月刊誌エスペラント」の出版・辞書、教則本等の製作ならびに関連CD・DVD等の製作・販売 外国出版物の輸入販売および図書貸出しその他エスペラントグッズの販売
目的別講習
学力検定
国内自主検定  世界協会レベルの受託実施
宿泊・研修施設 八ヶ岳エスペラント館の運営全般
篤志家エスペランチストによる土地付き建物の寄贈。会員ボランテイアにより4〜12月オープン。研修が主体図書館あり、合宿等の利用者には宿泊施設もある。
JR小海線甲斐小泉」下車・徒歩15分。
Global Festa への参加 
経産省JICAユネスコ日本支部等肝煎りの国内最大級の(2014年まで日比谷公園会場2015年よりお台場イベント広場にて)広報・展示等のおまつり 当協会もブースを確保、ほぼ毎年出展しています。即席ミニ講座も実施しています。   

2015-11-01

2015-11-01. 35.大会後観光-34つづき-

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大会のあとはオプションの恒例行事として、近郷の観光をします。今回は18m 級の大津波に見舞われた石巻を訪問しました。もちろん大会テーマにありました、災害の状況見聞が主眼ですが、もうひとつの目玉として17世紀初めに伊達政宗の命で遣欧使節として派遣された支倉常長が乗船した船が復元されているのでそれを見学することでした。サン・ファン・バウティスタ号(300数十トン)で1613年(慶長18年)月浦港を出発しました。現在は月浦よりやや北西部にサン・ファンパークとして博物館があり、ここに復元繋留されています。
 この入り江にも18mの津波が押し寄せてきており、船の流失は免れたものの、マストをふくめ多くの部材が散乱している状態が映像として残されていました。
 もう一枚の写真は大会会場近くの定禅寺通りで行われたよさこい祭の一景です。
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2015-10-19 34.第102回日本エスペラント大会-No35につづくー

10月10~12日 に仙台でJEKヨーエーコー(=Japana Esperanto-Kongresoヤパーナ エスペラントーコングレーソ)(=英Japan esperanto congress)がありました。全国から450人余のエスペランチストが参集してたいそう有意義な大会でありました。毎回大会テーマを決めるのですが、ことしは「災厄の向こうの希望」でした。ご承知のように2011.3.11東日本大震災津波禍による原子力発電所の損傷で甚大な被害をうけた東北地方では、復興は道半ばであります。地域によってはいまだ惨状
なまなましい風景があるとききます。昨年仲間と訪れた気仙沼陸前高田釜石・など沿岸部ではいずれも当時の惨状そのままというところが随所にあり、胸をいためました。今回は石巻
へまいりましたが、かつての集落あとが一望草原と化している姿を目の当たりにして、避難している住民の方々の心中やさぞと思いを馳せたのであります。
エスペラント大会では勿論東北地方在住の方々の奉仕により運営されたわけですが、まさに
「災厄の向こうには希望がある。」の息吹を感じたものであります。エスペラント界では外部への発信にも心がけており、市民参加型の公開公演などを催しております。今回は東大文学部藤井省三教授(20世紀中国文学研究)の「魯迅エロシェンコ(1890-1952)」と題する講演でありました。1920年代東京上海北京の三都を駆け抜けた盲目の詩人ワシリー・エロシェンコの業績についての講演でありました。
日本のエスペラント界でも生誕125年記念運動を企画して、今冬には新宿中村屋(相馬黒光氏と交流していた)にてイベントを催すことになっています。なお 中村屋にはエロシェンコ肖像画があります(詳細は吉川弘文館国史辞典エロシェンコ)。
来年の103回日本大会は滋賀県近江八幡市です。まだエスペラント語を知らない方はこの際ぜひ
お始めください。照会先*一般財団法人 日本エスペラント協会(0332034581)一日・月・祝休み

2015-04-07

33.いま世界のエスペラント界は?

世界で*
No:27の文末で少し触れましたが、ことしはフランスリールで第100回世界エスペラント大会があります。毎年世界のどこかで、世界大会を催し、その都度世界各国から数千名規模の参加者があり、なかでも日本は7〜80名の参加があり、主催国を除けば1.2番手の多さを誇ります。エスペラントが世界に誕生したのは1887年(明治20年)ですが、そのギャップは欧州の戦火により開催を見合わせたことによります。例えば第一次・第二次世界大戦等です。  
主催は世界エスペラント協会(本部・オランダロッテルダム

アジアで* 
これはアジア地域内の諸国の参加によって催されます。2~3年間隔で日本をはじめ中、韓、ベトナムインドインドネシアイスラエルイランモンゴル等々域内諸国の参加があり、政治レベルの親疎とは無関係に親善を深めております。主要国は日本、中国韓国で会長職を持ち回りでやっております。

国別で*
日本は、いまいまでこのブログで幾度も触れておりますように今年は102回大会を仙台で行います。毎年参加者は6〜700名、節目の記念大会になると千名近く参加者があります。

今回はそれぞれの全体ベースでの大会を書きましたが、次回より国別・専門分野別・地域を超えた趣味関係の集会状況・世界の施設・代表的出版物等々の紹介を兼ねた記事を発信していきます。