ビドゴシチ市内観光

 昨日の疲れも一晩寝たら回復しているようだった。昼前にビドゴシチ市内観光に出かけた。

 通りにあった動かなくなった電車の中は、喫茶店となっていて、ボランティア団体の打ち合わせの場所にも使用されていた。

 ガラス張りの建物の中には日本の商品を販売している小さな売店があり、J氏夫妻の案内で訪ねたが店の主人の日本人は不在で、残念ながら会えなかった。
 私は陶磁器に興味があるので、商品の有田焼湯飲みを見たが、特別素晴らしいものではなかった。そのほかに扇子や箸や茶道具も売っていた。

 川のほとりの中国人の食堂で昼食をとったが、味はとても良く、値段のわりには量も十分だった。J氏夫妻は、時々この食堂に来るのだという。

 午後J氏の自宅へ戻り休憩したが、日本語を勉強している青年がいるので、会ってくれないかと言われた。
 何でも現在日本語会話教室に通っていて、2年後には日本を訪問し、ポーランド語の会話教室などに勤めたいとの希望を持っていた。
 もともと日本のアニメを見て、日本語を覚えたのだという。

 私と彼との間で、日本語の簡単な会話は成立した。しかし、少し長い文章になると未だ無理があった。私が帰国したら、日本語学習の情報を知らせることを約束した。

 コンピュータ関係の仕事をしているJ氏の息子と一緒に4人で食事をとり、私のカメラのSDメモリーの点検をして貰ったところ、記録がうまく出来ていないことが分かった。
 イルン(スペイン)、マドリード(スペイン)、バレンシア(スペイン)、ベジエ(フランス)、コンテ(フランス)、トリノ(イタリア)、ローザンヌ(スイス)に関する写真は、読み出せなくなっていた。