熊野 移住 日記

秋葉原から、熊野へ移住しました。

ThinkPad R51のHDDをSSDに交換する,2013年の夏

お中元を届けに実家に行ったところ,去年設置したThinkPad R51のメンテナンスもやってきました。

このマシンは発売時期が2004年と約9年前のモデルだけあって,かなり“遅く”なっている。OSはXPだしサポート切れるし,どうしようかなと考えて,ちょっと前からやってみたかった,HDDのSSDへの入替をやってみることにしました。

具体的な方法は,Google先生に聞いてもらうとして,2013年のこのブログを書いている現在,9年前のモデルにWindows7を入れるとどうなるかを記録しておきます。


●部品準備
秋葉原にお散歩して,SSDUSBメモリ,2.5インチHDDケースを買ってきました。しめて,11,938円。
SSDは,CFDの「CSSD-PMM64WJ2」【AA】を選択。と言うか,IDE接続のSSDなんて,今時種類が無いので,BUY MOREではこの機種しか置いてなかった。arkも寄って,こっちはストレージに強いお店だけあって,32,64,128,256GとIDE接続なのに各種取りそろえてあった。(さすがだ!)で,64GはBUY MOREの方がちょっと安かったのと,T-ZONE,FreeT時代から結構お世話になっているので,こっちで購入。

USBメモリは,Windows7USBメモリから導入できるのと,ThinkPad R51の光学トライブがちょっとヤバそうだったので16Gの物を購入。けれども,「後でも使うからUSB3.0のタイプにするかぁ」とUSB3.0タイプを買ったのが,落とし穴にはまる原因の一つに・・・ 具体的な導入用USBメモリの作り方は,Google先生に聞いてもらうとして,おうちに帰ってWindows7のisoファイルから導入用USBメモリを作るのだけれども,家にあるノートパソコン(SONY VAIO Type SとLet's Note W7)2台で試すけれども起動しないぞ。orz BIOSの設定を何度も見直すけれども,間違ってない。別の方法で起動用USBメモリを作りなすけれども起動しないのは同じ。PCの組立系は1年程やってなかったので,実力が落ちたのかとかなり落ち込んで,夕食後までも悩むけれども結局あきらめた。実家にあるUSB2.0のメモリで試してみようと,もう1台のノートPC・Let's Note J10を持参することにした。


●導入準備
持参したJ10で導入用USBメモリを作りつつ,HDDをSSDに入れ替える。ThinkPad R51は,メンテナンス性に優れていて,HDDはネジ1本外すだけで取り出すことができて,あとはHDDを固定してある4本のネジを外せばSSDに交換できる。交換後,BIOS設定を変更して,USBメモリから起動できるように設定を変更。


●導入
USB2.0対応のUSBメモリで作成しなおした導入用USBメモリをさして起動すると,あっさり起動する! やはり原因はUSB3.0のメモリを使ったことのようでした。単純に考えると,指す先のポートはUSB2.0だし,9年前にUSB3.0なんて規格,出てなかったので,当たり前と言えば当たり前。けれども,こんな基本的なことに気が付かないとは,感が鈍ったなぁと少し落ち込む。
導入は順調で,拍子抜けする程あっさりと終わる。けれども,この先が大変だったのである。


●各種初期設定他
SSDに変更したので,仮想メモリの設定を外す等の設定変更をしつつ,セキュリティアップデートを実行。初回110個・210MB程のアップデートが有り,適用させる。けれど,終わらない・・・ もともと実家はインターネットの回線がADSL並みに遅い(4M位)なんだけれども,ダウンロードはともかくインストールが始まると,なかなか進まない。おかしいなぁとタスクマネージャーを確認すると,CPU使用率が100%で張り付いている!\(^^;ヲイ 
これは予想なんだけれども,セキュリティアップデートのファイルは,かなり高圧縮で圧縮されていて,その展開に手間取っているんじゃないかと思う。そのせいか,一つのファイルのインストールの導入が終わると,CPU使用率がガクッと落ちてまた100%で張り付く。グラフを眺めていると,わかりやすい。
ここ数年で組み立てたPCでは,こんなこと無く,あっさりと導入が終わったのだけれども,考えてみればCPUは全部Corei7シリーズだった・・・ ThinkPad R51は9年前の機種で,CPUはこいつの場合,Pentium M-1.50GHzで当然シングルコア。遅いのは当たり前である。
セキュリティアップデートはこの先,延々と続き,一段落した後でOffice2010の導入もしたので,こいつのセキュリティアップデートも追加された。同じようにインストールが遅い。
本当は,プリンターが壊れたので新しく購入したプリンターの設定をするのが本来の目的だったのですが,13時頃に始めて,終わったのが22時半。orz 古のPCに今時のOSを入れるととんでもなく時間がかかる事が身をもって体験できた(?)のでした。(途中の夕飯休憩を入れてですけどね。)

この日の夕飯です。


ちまたでは,WindowsXPのサポートが切れるとかで騒がれていますが,ハードの下手な延命はこんな感じでものすごく大変なことがわかりました。CPUがデュアルコアだったらまだマシだと思いますが,可能なら買い換えた方がいいよなぁ。
ちなみに,導入完了後は快適に使えており,母上からも好評でした。で「具体的に何を良く使ってるの?」と聞くとChromeのアイコンを差し,結局インターネット端末でとしか使っていないそうでした。(メールはGmailで使えるようにしています。)
このマシンが壊れたら,次はタブレットになりそうと時代を感じた1日でした。