声明コンサートに尺八で参加

5月23日
築地本願寺 講堂
「薫風の音 横笛と声明」(雲居隆栄師主催)

3部構成で
1部 初夜礼讃
2部 尺八のしらべ
3部 阿弥陀経

もともと僧侶3人に篠笛と能管、デイヂュリドゥ。タブラの編成による
初夜礼賛と阿弥陀経の声明コンサートであったところに
筆者が参加させてもらったもの
2部は筆者の尺八独奏の時間をいただいた

何を吹いたらよいかと思案の末この日のタイトルの[薫風]を考へ
一般の尺八のイメージ「陰々滅滅」を振り払ふことを心がけた
そこで最初は「本手調」を陽旋法に徹して演奏した
次に「志津」に軽快な手を加へ  
次いで「陽関曲」をサラリと演じ
そのあとはデイヂュリドゥとタブラをバックに「大菩薩嶺」の
崩しと即興

1部と3部は僧侶2名と横笛がメインとなりそれにデイヂュリドゥとタブラが
加はり今回は更にそれに尺八が絡む形

実に面白かった
日頃臨機応変の即興の修業をさせてもらってゐたのが大変役に立った
庄田次郎さんと歩行天シンジケートの皆さんに感謝!
北陽一郎さんと即興芸術研究会参加の皆さんに感謝!