エウレカ徒然備忘録

時事報道への感想を中心に、ときにアニメDVDを使った英語学習法などを徒然書いています

20161223_日本経済新聞HL

 天皇誕生日の東京は、昨晩の暴風雨が止み穏やかに晴れたものの、午後は黒い雲がかかるやや荒れた天候になりました。マクドナルドが支那から撤退するというニュースは、支那経済が落ち込んでいるためなのか、マクドナルド固有の体調傾向の問題なのか、おそらく両方なのだろう。

(1)マクドナルド、中国事業2300億円で売却 CITICなどに

 「マクドナルドは1990年に中国に進出した。現在は約2200店を展開し約10万人の従業員を抱えている。だが、2014年夏に取引先が賞味期限切れの鶏肉を使っていた問題が発覚し、売り上げが大きく減少した。中国の消費者の所得水準が向上し、最近は地元資本の外食チェーン外資のカフェチェーンなどに顧客を奪われている。
 米マクドナルドは成長鈍化に直面する。16年7〜9月期決算は純利益が前年同期比3%減になるなど利益減少が続き、コストのかかる直営店から外部に運営を任せるフランチャイズ店への切り替えを進めている。
 18年末までに世界の店舗の1割弱をフランチャイズ店に移行する計画を掲げ、シンガポールとマレーシアでも店舗の経営権を売却した。中国事業もCITIC連合に売却したうえで、マクドナルドの店舗として営業を続ける公算が大きい。」

 直営店からフランチャイズへの切り替え戦略の一環のようです。しかし、どこで食べてもある程度の品質とおいしさを確保した同じ味というのが、マックの売りだったはずです。マックは米国の世界戦略の後退に伴って輝きを失ってゆく運命にある企業なのかもしれません。米国本国ではどんな具合なんだろう。

(2)伊3位銀モンテパスキ、増資に失敗 公的支援申請へ
→ イタリアは来年どうするのか、反EUの勢力が台頭するのは必至の状況です。