あまりにも



あまりにも、夢を見すぎている僕らは、明日の風がいつ吹くかなんか、すっかり忘れて、没頭すべきものに没頭しすぎてしまうのだろう。久しぶりの意見は、小さな声から始まるものだけれど、仕方ないというつぶやきが、やがて大きなうねりとなって、あたり一面を覆うのだろう。その時、僕は、ちょっとはじっこの方で、買ったばかりのチューインガムを噛みながら、明日の夕食のことを思ったりする。風が気持ちいい。


ちなみに、左は男の人です。