プチ鬱の原因は恐怖だったようです
昨日、masaの様子が少し過敏であったことに触れていたLOGでしたが
この原因は、masa自身の中から発生した物でも、イベントの趣向のせいでも
なかったようだということがわかりました。
私自身、
この数日、心ここにあらずで不毛な作業をしてみたり、
ちょっとしたmasaの言動の変化に過敏に厳しく反応していたりする原因が
様々なタイミングがうまく噛みあわなかったり、どうもうまく物事が回っていないような
空気に取り巻かれているためなのかな、とつかみどころのないプチ鬱な状態になっていた
と思います。
この原因、グランド搬入を機に防音を重ねても、完全ではない、という思いからか
我が家から出ている音について気にしている気持ちがどんどん過敏になり、
不安が恐怖心に置き換わって
知らず知らずのうちに上塗りされていたからだと気づきました。
ピアノの音と歌声を隣りの部屋で少し聞くだけで、大丈夫だろうか・・と
ピリピリしている自分が、これではもう、1日もたない・・と叫び声を上げ始めていました。
「ちょっと挨拶しておけばいいですよ?」と
防音の相談をした時に、調律師さんにも言われたことですが、
頭では分かっていたものの(機を見ていることもありましたが)、
恐怖心が大きすぎて、‟ちょっと声掛け”を気軽に考えられない自分の背中を
ここで再度押してくれた、Mさんの言葉が、‟今がそのタイミングです”という
メッセージに聞こえ、本日、上階のお宅に挨拶に行くことにしました。
気持ちを固めて、朝から心の準備をして、
言葉に添えるお菓子を決めて
3時過ぎごろチャイムを押してみました。
ここまでの私の緊張は、我が子の入試の合格発表よりも
ずっと緊張してましたので、こんなに秘めていた恐れが大きかったのかと
改めて驚きました。
一大決心して尋ねた一回目は不在。
家に戻ると、慌てて「今上の人お留守だから、今のうちに練習しなさい( `ー´)ノ!」
と・・(その位の精神状態だったのですね)1時間くらい弾いて、歌って
、それを聴きながら
「ピアノよりも歌がうるさい」って言われる可能性もある事を改めて確認し、
また恐怖の上塗りをしていたリしていました。
5時30分ごろに再度インターフォンを押すと、今度はいらして、
「どうしたの?」と階段を上がっていく私をドアを開けて
迎えてくれた奥さんは、私が時々すれ違い、この方が上階の方かな?と
思い違いをしていた人とは別人で、ずっと話しやすそうな雰囲気の人でした。
ただ・・玄関先にベビー用のゲートが張ってあって
そのゲートはワンちゃんのためのもののようで、
小型犬のけたたましい吠え声の主を間に挟んでの会話だったので、
ゆっくりお話ができる感じではなかったのですが、
その短縮されたやり取りのなかで、
「全然気にしてませんよ〜。ウチの方がうるさいんでない?」
っておっしゃってくださって、(確かにその声を聞き取るのが精いっぱいな感じのかなりの吠え声)
す〜〜〜〜っと天に昇る思いで、緊張が解けました。
「なにかあったら、すぐにおっしゃってください。これからもよろしくお願いいたします。」と、言葉を残して
家に戻ると即、masaとハイタッチをかなりのテンションで繰り返してしまいました。
(#^^#)。(masaは目がテンでしたが、なにやら母が嬉しそうであることは充分に伝わったようです)
ピアノを替えて10日後でこのお応えなら、
(防音壁だけではなく、ピアノ下部の響板にぴったりフタをする形の防音版をつけ、
上部もマットでカバーしていますが)
これから、またこれまで通り、精神を病むことなく弾けるということですよね。
体中にあった毒素がどんどん抜けて行きました。
本当にmasaは練習環境に恵まれています。
=これからも音楽を続け伸ばしていくことが正しい方向というサインのようにも受け取れて、‟許された感”に感謝でいっぱいになります。
やっといつも通りの自分に戻った月曜日です。