2013-06-10

exajoe2013-06-10

　日本の敗戦後、満州や朝鮮半島から引き上げてくる日本人が味わった苦難の数々を書いた本はかなりあるが、その中でもこの本はアメリカの教科書に採用されているらしい。戦争の悲惨さを描いているという理由で。
　そしてアメリカの韓国人の団体はこの本に対して「内容が事実でない」と出版の差し止めや教科書への掲載禁止を要求しているそうである。自分たちが日本人を虐待した行為が描かれてるからである。事実を事実として受け止めるのではなくて、うそやごまかしでなかったことにしようとする態度にオレは怒りを覚えるのだ。
　日本の従軍慰安婦の問題を世界に訴えようとする韓国は、売春婦が仕事をする権利を訴えて堂々とデモ行進を行うという国でもある。韓国には国営の娼館が存在し、1980年代には売春が外貨獲得の重要な産業であり、朝鮮戦争時には慰安所が設置され、連合軍（アメリカ軍）の兵士たちが利用していたことはまぎれもない事実である。そのことを韓国はアメリカ国内で告発しようとはしない。日本の従軍慰安婦の問題を語るならば、戦場における性の問題すべてを同等に語らないといけないと私は思うのだ。そして世界各国の軍隊が慰安所を設置し、ソ連軍は慰安所を設置せずに兵士のレイプを黙認していたこともまた事実である。どちらがより犯罪的なことか。そんなこと私が語るまでもないだろう。