オープンワークショップ

ezukohall2006-01-31

今日は参加者でもあり和太鼓職人で奏者の小山敬史さんが講師です。
今回のワークショップのテーマは「和太鼓の世界観を体験しよう!―自分との真っ向勝負―」ということで、最初に小山さんの演奏を聴かせていただいた後に、参加者全員で自分に合うバチを手に取り、小山さんが日頃からトレーニングでしているという、どれだけ遠くからバチを振り太鼓を叩くことができるか限界に挑戦する、「自分との格闘」を体験しました。
次に「三宅」という三宅島に350年前から伝わる、とてもバチさばきのカッコイイ曲を聴かせていただき、私達もカッコイイバチさばきを教えていただいたのはよいのですが、床から20cm程の高さの太鼓を叩かないといけないため、腰を低く落とした姿勢は、これまた、つらかったですね(涙)。

ここでちょっと余談ですが、実際、小山さんの教え子さんで太鼓と真っ向勝負をし過ぎて、次の日フライパンを持てなくなり目玉焼きを焦がした主婦さんなど、数多くの被害が報告されています。みなさん、くれぐれも勝負のし過ぎにはご注意くださいね(笑)。

そして、そして、とっておきの?!「ふっきんだいこ」のおでましです(笑)。正式名称は確か「やぐらだいこ」というそうなんですが、私達からみれば「ふっきんだいこ」以外のなにものでもありません(涙)。もちろん、私達はこれをやらされた、いえ、喜んでやらさせていただいたわけであります(写真をどうぞ→)。4〜5人ずつにわかれ持ち時間2分。小山さん、あの2分は本当に2分間だったのでしょうか、私には終わりのみえない、それはとてもとても長い時間でした(泣)。
ここまで、「自分との格闘」という、とてもつらい試練を乗り越えてきたわけでありますが、不思議と私たち参加者の顔には清々しい笑顔があふれていました。ホント不思議です、もうお腹一杯という顔をしていたのは私だけだった気がします(笑)。
休憩をはさんで、次に始まったのが小山さんの太鼓と一人一人コラボしていくというもので、最初と最後の1分は小山さんとのコラボで後は私達のソロです。これがまた、とっても素敵でした、トランペットやピアノ、尺八、二胡などなど。和太鼓というルールの決まっている世界を満喫した後の即興演奏は、何かみなさん、解き放されるエネルギーみたいなものがありましたね!うん、うん。

というわけで、「まっこうしょうぶ」な一日でしたー!
                             
                               今日の担当:か