ピアニストのジストニアとフェルデンクライスメソッド(クリップ・メモ)

ジストニアに罹患したピアニストの、フェルデンクライスレッスンを受けた後の感想。

フェルデンクライス・メソッドの応用」

ジストニアから回復し、前よりも改善できたのは、フェルデンクライス・メソッドによるのが大きいです。
フェルデンクライス・メソッドは演奏を改善することを主たる目的としていませんが、非常に演奏に応用できる部分があります。
身体感覚を研ぎ澄ますことにより、自分の何が演奏を邪魔しているか理解できるようになります。
なぜ音楽に気持ちが入ると体がこわばるのか?
緊張する本番とそうでない本番の感覚の差は?
イメージ練習がどれほどの効能を持っているか?
呼吸と体と音楽の関係性は?
「自分の音をよく聴く」とは何のことなのか?

などなど、今までは言葉では理解できても、いまいち何を指すのかぼんやりしていたことが、メソッドのおかげで少しずつ理解できるようになってきました。
現在もフェルデンクライス・メソッドで得た感覚を演奏に応用するべく勉強しております。
このメソッドは何かしら不自由を演奏に感じている全ての演奏家におすすめです!
是非ぜひ、興味のある方は一度体験してみてください。