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2004-05-21 J-WAVE JAM THE WORLD、推進派の意見

J-WAVE JAM THE WORLD 【波紋を広げる著作権法改正と輸入CD規制】


5/20のJ-WAVE JAM THE WORLDのコーナー"15minutes"にて、テーマ「波紋を広げる著作権法改正と輸入CD規制」が取り上げられました。




●最終更新:5/21 13:19



※島村議員の発言に聞き取りにくい箇所がありましす。箇所につきましては()で説明してあります。

(以下は書き起こし)

(15minutesコーナー内)


DATE:2004/05/20(木)

NAVIGATOR:高瀬毅

REPORTER:内田佐知子

GUEST:島村宜伸(衆議院議員、自民党・著作権に関するワーキングチーム、音楽文化振興議員懇談会会長)…公式サイト

生野秀年(日本レコード協会常務理事)

(以上敬称略)




<高瀬>

J-WAVE JAM THE WORLD、続きましては、15minutesのコーナーです。今日は先々週からお伝えしております、著作権法改正と輸入CDの規制、その第2弾です。リポーターは、内田佐知子さんです。こんばんは。

<内田>

こんばんは。よろしくおねがいします。

<高瀬>

よろしくお願いします。

<内田>

はい。海外から逆輸入される日本のアーティストCDを規制するため、今国会で審議されている著作権法の改正案なんですが、これによって、洋楽輸入盤も規制されるのではないか、ということで法改正を反対する声が出ています。そこで先々週、このコーナーに反対派のお一人、音楽評論家高橋健太郎さんをお招きして、お話を伺いました。まずはその時の模様をお聞きください。


(5/6OAの一部が流れる)


高橋

そうですね。まあ、著作権法の改正案自体は、いろんな問題を盛り込んでいるんで、全部説明しようとすると大変なんですけれども。今僕達が、音楽ファンが、一番この著作権法改正案が通ったらどうなってしまうだろう、と思っていることは、輸入盤、それも今お話にあったアジアからの逆輸入盤、僕ら還流盤とか呼んだりするんですけど、それが禁止されるだけじゃなくって、僕達が普通に、まあ今タワーレコードであれHMVであれ今いろんな多くのショップで買ってるような洋楽輸入盤も買えなくなってくる、あるいは買いにくくなってくる、値段が高くなってくるんじゃないか、という懸念があるからなんです。

<内田>

それはちょっと困りますよね。

<高瀬>

困りますよね。今回の改正案の目的というのは、いわゆる著作権保護といわゆる還流盤、を防ごうじゃないか、ということなんですが、実際はどのくらいの数のCDが…


(フェードアウト)


<高瀬>

ま、これはね、あの先々週放送した、ものなんですけれども、簡単にその高橋さんのね、この反対派の高橋さんの話をこうまとめて言うと、つまり本当だったらその、いわゆる逆輸入盤ですよね、アジアから入ってくる逆輸入盤を規制しようじゃないか、ということだったんですけども、これとはまた別にですね、洋楽輸入盤も、規制が始まるんではないかと、そこのところがちょっと困るぞ、というのがね、これ高橋さんの反対理由、ということですよね。

<内田>

はい、そうでしたね。そしてその時に本当に沢山のメールを戴いたんですけれども。

<高瀬>

はい。

<内田>

ここで一部ご紹介しますと、こちら町田市にお住まいの、ラジオネームカサコさん。

「今日のテーマCDの輸入規制、私は勿論反対です。輸入盤と国内盤、その時のフトコロ事情と自分のこだわりによって買い分けていた私にはかなり大きな問題です。今、ただでさえCDの売上が落ちていると聞いています。この規制が適用されたら、さらにCDの売上が落ちて、結局良い結果にはならないのでは。それに輸入盤は、国内盤よりも早く店に出回るという利点があります。買う側の私達は勿論、売る側の音楽業界も大打撃ですよね。こんなに身近な大問題が、知らないうちに国会で決まってるなんて、腹が立ちます」というご意見でした。

<高瀬>

はい。

<内田>

そしてこちらはですね、ラジオネームピーナッツさん。

「基本的に賛成です。これは洋楽だけの問題ではないからです。邦楽も海外に出て、逆輸入の形にて安く販売されることを考えると、バイヤー契約によりますが、著作権・印税など抱える問題は多々あると思います。一所懸命作った作品や楽曲を安売りしたくない、というアーティストは少なくないと思います」ということで、これが唯一の賛成意見だったんですよね。

<高瀬>

はあはあ。

<内田>

ということで、戴いたご意見の実に9割以上の方が法改正に反対というものでした。その後、この問題に対する反響や波紋は、収まるどころかさらに拡がっていまして、音楽ファンの間で、「輸入CDが買えなくなるのでは」という不安が高まっています。

そこで今日は、この改正案の推進派の方をスタジオにお招きして、いろいろとお話を伺っていきたいと思います。音楽文化振興議員懇談会会長で、自民党の著作権に関するワーキングチームにも参加されている、衆議院議員島村宜伸議員と、日本レコード協会常務理事の生野秀年さんです。よろしくお願い致します。

<島村><生野>

よろしくお願いします。

<高瀬>

よろしくお願いします。あの、早速お二人にですね、伺いたいんですが、まあ今もちょっとご説明しましたけども、まああの先々週の放送を受けてですね、非常に反響があって、まあリスナーの方からですね、9割以上の方がやっぱりこの法案には反対だと、言うことだったんですが。こういう風に波紋が拡がっていることについては、どんなふうなこう、御感想をお持ちですか。まず島村先生から、お話を伺いたいんですが。

<島村>

まあ、あの、今まで自由活発にね、いろんな買い物を選択してやってきた、と。しかしこれからは規制されて、いろんなものが買えなくなるぞ、高くなるぞ、と。ね、買いづらくなるぞ、と、こういう情報が飛び交えば、今までのほうがいいやと。誰しもそう思うのはそれは常識でしょう。しかしそれはあくまで、そのインターネット、そういったものが多いようですが、おかしな情報が、先行してそういうの飛び交って、それを聞いて多少、あの、誤解をもとに、すこしく、皆さん、まあ憤慨してる、という面が非常に強いように思いますね。であの、河村文部科学大臣が国会の答弁でもきちっと言ってるけれども、やっぱり情報ってのは正しくちゃんと理解していただいた上で判断を願いたいし、一言で言えば、これは皆さん、一部の方の誤解です、と。まあ、事実を知っただけはいいと。そういう方々の誤解がきちっと、誤解と分かって、理解されたからこそ、参議院で、全党一致で、全会一致と我々は言いますが、パスしたわけでしょう。ただしこれはね、法律って言うのはね、なんでもかんでも細かい文字、事項を入れませんから。だからその法律、今度、逆に解釈次第で変な方向に行っちゃうと困る、と。でそういうことがあったらいけないので、付帯決議が付いて、もしその現状にみあわ…あの非常に的確で、あの適応しないということの場合にはこれを見直す、はっきり付帯決議も付いて全会一致なんですよ。

<高瀬>

今おっしゃった、その誤解というのはね、島村さんから見ればそういうことですから、そこはちょっと後程、話を詳しくお聞きしたいと思います。

生野さんは、如何ですか。

<生野>

あの、島村先生と同様でございますが、まずあの、今回のあの、法律のその必要性の理由について、充分に理解されてない、ということに関して、大変に残念に思います。事実と違うことが、あの、伝わって、いろいろ誤解を生じていると思うんですが、あの、これからのお話でいろいろ明らかにさせていきたいと思います。

<高瀬>

はい。分かりました。

<内田>

はい、ということで、このね、誤解が生じているようなんですけれども、そこでお伺いしたいと思いますが、島村先生は、この、何故この改正案に賛成なのか、お教えいただけますでしょうか。

<島村>

まああの、私、推進派っていうとちょっと誤解があるんですけどね。

<島村><高瀬><内田>

(笑)

<島村>

まあ一言で言えば、要するに日本の音楽文化っていうものを出来るだけ海外で普及を図りたい、と。日本の音楽文化ってのは、非常に世界的にも最近受け入れられて、ま、爆発的にって言葉が当たるかどうかは知らないが、かなり、まあ、な勢いで伸びてるんですね。そのため…ところがそれはそれとして、例えば日本の賃金水準と、例えばアジアの国々の賃金水準では大きな格差があるわけですから、購買力においても全然違う。日本の金銭感覚で、例えば二千(円)、三千(円)のCDは高いと思わないという…まあ高いかもしれないけどね、それをこう、売ってる場合にはそう非難を受けないけど。これをあの、アジアへ行ったら、これはもう本当に、見てるだけのものになっちゃうわけですよ。そこで向こうの安い、生産力っていうかね、で全然日本とは比較にならない安いものなんだよ。そこまではいいんですよ。ところが、その安いものを大量に作って、これ日本に持ち込まれたら、日本の国内で真面目に業を営んでるとこは成り立たなくなっちゃうわけですから。ということは音楽文化を潰すということになるんですよ、日本の国内においても。これは成り立たなくなるもんだから、結局こういうことを享受してる人たちが結局自分で自分の首を絞めるということになりますよ。

<高瀬><内田>

なるほど。

<島村>

だから私はそういうことが起きないように、それぞれの国の実情に応じた、いわば、音楽文化が、それ、いろんな意味で守られつつ、更に普及・発展することを期待しております。そういうことです。

<高瀬>

はい。

<内田>

そうですか。生野さんは、この、日本レコード協会として、この改正案は、どう見られてるんでしょうか。

<生野>

はい。今回の法律が成功することによってはじめて、日本の音楽文化の、積極的な海外展開が可能になる、ということで、非常に歓迎をしております。で、まあ、今回のその効果というのは、経済的な効果のみでなくて、やっぱり文化というものを通してですね、日本と、それからアジアの国々、まお互い国民どうしの相互理解が、図れるという、そういったメリットもあると思います。あの、文化は、最大の外交政策だと考えておりますので、非常に、やっぱり歓迎、あの、しております。それと、ま、今回の法案の中身につきましては、消費者利益と、それから、権利者の利益、そこらへんのバランスをうまくあの配慮して作られたものだと、そういう風に理解しております。

<高瀬>

そもそもこの改正案がですね、どういう経緯でもって出て来たのかですね、この辺をちょっとお話を伺えますかね。

<島村>

そもそもはね、音楽に関する、いわば権利者団体、あの、例えば音楽作家、作詞作曲とかいうね、方とか、あるいは歌手ならびに演奏家、あるいはまたレコード製作者…これはレコード会社も含みますが、それぞれの立場から、今のように野放しにされたんでは、ある日突然日本のレコードが…あの、あー要するにこの音楽関係は、潰されてしまう、と。だから国際的に、世界的にも、65カ国、必要な国はほとんど全部、こういう法整備を置いてるんだから、日本もしっかりしてほしい。これがそもそものきっかけです。

<高瀬>

これはそうすると、音楽業界の中から、そういう働きかけがあって、ということで考えていいですか。

<島村>

ええ、いいですね。

<高瀬>

なるほどね。

<島村>

それは、しかも私達も多少はそういうことは聞いて知ってましたからね。

<高瀬>

はあはあ。

<島村>

その時だけじゃなくて。それからもうひとつは、その、まあ昨年の夏に、あの、政府の、あの知的財産推進本部、ってのが出来まして、知的財産推進計画…要するに日本の場合には、その知的財産ってのが、何も、その、法でしっかり守られていないもんだから、いいように犯されてしまうということが分かったと。でこれをしっかり守ろうじゃないかと、大変な財産だから、ということからそういうことに、が脚光を浴びたわけですね。でやっぱりこれがその、次の、その段階になったと。でその後今度は、あの文化審議委員会の著作権分科会っていうのがあって、これは専門家の方々ですが、これがいろんな検討をして、国際的にはどうか、日本の国内の音楽文化その他を守るにはどうしたらいいかとか、これは別に音楽だけじゃないんですけれども、いろいろ検討がなされたと。それがその次の段階でした。

<高瀬>

なるほどね。

<島村>

それで音楽文化振興議員懇談会、私共が…私が今会長を務めてるんですが、その音楽に対する詳しい人達が非常に多くてですね、そういう人達が、「なるほど実態を知れば知るほどこりゃほっとけないぞ」と、いうことから、実はこういうものを真剣に取り扱ってる。

<高瀬>

なるほど。

<内田>

そうですか。であの、日本レコード協会の方では、その国会での審議中にどのような意見を求められたんでしょうか。生野さん、お願いします。

<生野>

はい。えー、参議院の審議で、日本レコード協会会長である依田さんが、出席して意見を求められました。で、いくつかあったわけなんですが、代表的な例では、あの、ま、今日のテーマであります、アメリカですとかヨーロッパからの洋楽CDの、日本への輸入が止まるのではないか、禁止されるのではないかと、まあそういった質問があったわけです。で、これに対しましては、依田会長の方から、日本レコード協会の会員であるファイブメジャー(5大メジャー)の日本法人、そこを通じまして、ファイブメジャー各社が、欧米主要国で販売した洋楽レコード、の日本への輸入を禁止する考えがない、ということを確認しています、ま、そういった答えを致しました。

<島村>

(フェードイン、のような感じで)

これは文書で確認を取ってる。ファイメジャーってのはファイブメジャーね。世界で大体75%を扱っている人たち、それの日本企業を中心にやって文書で、きちんと確認を取れたと。これは国会できちっと説明されている。こういうことですよね。

<内田>

それからあの、参議院の審議中でですね、あの、日本レコード協会から、一般の輸入盤を規制するつもりはない、と、アメリカの大手レコード会社もそう言っていると聞いている、という旨の発言があった、と聞いているんですが、しかしその後になって、日本政府に対して、楽曲の種別を問わず輸入を制限することを要求する、というアメリカレコード協会と国際レコード産業連盟からの強硬な意見書が、文化庁に送られていたことが判明した、ということなんですが。あの、生野さん、この件に関してはどう思われますでしょうか。

<生野>

えー、これについては大きな、あのー、誤解があります。あの、短い文章ですので、そのアメリカレコード協会等のその意見書に関して、ちょっと、読まさせていただきます。


『もしもレコード会社が日本のような市場と、その地域の発展途上国との市場との間で、異なる価格設定が出来ない状況がある場合、当該国における状況に見合った、低価格の商品を提供する可能性が制限される』


まあ、こういう風に書かれているわけです。つまり、アジア諸国、などの物価の、非常に安い発展途上国を念頭においたもの、であるわけで、アメリカで販売された洋楽レコードの日本への輸入を禁止することを意図したものではないと、いうことが言えます。よって、先程の、依田会長が参議院での参考人で、あの、まあ質問されたその答えと、そのRIAAアメリカレコード協会、等の意見書と全く矛盾するものではないということが言えるかと。はい。

<高瀬>

ほうほうほう。と…要するに今まで我々が聞いてた話と、今の話はちょっと違ってくるわけね。これはね。

<内田>

違いますね。

<高瀬>

つまり輸入盤に関しては心配はないというふうに捉えていいというふうに、考えて、いらっしゃるんですか。

<生野>

はい、あの、参議院の、あの、審議の中でもですね、あの、政府答弁で、そういうことがはっきり示されております。これあの、議事録がもう公開されておりますので、読んでいただければお分かりになると思います。

<高瀬>

ほうほうほうほう。

<島村>

今あの公開の話が出たんですけどね、何か隠されてるんじゃないか、というような、何かもっともらしいおかしなですね、人の疑念をこう膨らますような情報を流す人がいるんですけども、これ本当に公開されていますから。それをきちんとご覧になっていけば分かることなので…

<高瀬>

これは非常に重要なポイントですよね。

<島村>

そうなんです。そうそう…

<生野>

そういうことです。

<高瀬>

そこのところが、その、今おっしゃった意見の通りなのか、あるいはこないだね、先々週出て来てもらった高橋さんの話だとこれが全く逆になってしまうんで、ここが我々が一番知りたいところなんですけどね。

<内田>

そうですよね。

<高瀬>

ちょっと今日ここだけではね、決着が付かないと思いますけど…

<島村>

いや、おっしゃる通り…その通りです。

<高瀬>

あの、この法案に関しては、参議院でですね、全会一致で可決されましてね、今、その衆議院で審議が始まるということなんですけども、これはもう、通るというかですね、その…流れなんですか。

<島村>

はい。おそらく私は、あの…もうまもなく通るだろうと思いますね。特に今年は参議院選挙というのが…選挙がありますから、会期延長はないと思うんですね。そのことからすれば、大体5月の、まあ、ほとんど終盤辺りには、かなりそういう煮詰まった段階になるんじゃないですか。

<高瀬>

まあ、反対意見ってのは全然無いんですか。

<島村>

まあ、まずないですね。付帯決議つけることは、私、やぶさかではないですよ。やっぱりね、何かの時にね、歯止めを、そのつけて欲しい、って気持ちがあるのは結構ですから。ね。我々だってそういうことに対してですね、我々の眼の黒いうちは、と思うけれども、将来だってどうなるかって時代がどう変化するか分かんないんだから。そういうことに対し歯止めをつけることはいいですけども。

<高瀬>

これ、付帯決議は付いてるわけですよね。

<島村>

そうです。

<高瀬>

ということは、先程おっしゃった、つまり「輸入盤の規制はない」と、いうことに対する一抹の不安があるということなんですか。だから付帯決議が付いたってことはないんですか。

<島村>

やっぱりそれは日本の国内だけのことじゃないですからね。ね、ファイブメジャーが本来はアメリカの会社でしょう。主に。アメリカだけじゃないだろうけども。要するに海外の、こう、ですからそれぞれの国の国情によって、考え方によって、ずれが生じたような場合も考えなきゃ…考えておかなきゃいけない。今の段階では、少なくともそういうものはないと我々は確信に立ってやってるわけだし。それを納得したから全会一致になったんだろう。私はそう思いますがね。

<内田>

うーん、そうですか。まあ、本当にね、このテーマに対しては沢山のご意見を皆さんから戴いているんですが、えー、ここでですね、ラジオネームフクタロウさん、という方から、

「国会議員の先生方は、洋楽を聴いたりとかCDとか買ったりするんでしょうか。それで…もし…してないのでは、分からないのではないでしょうか」という、あのぉ…

<全員>

(笑)

<内田>

のが来ているのですけども、あの実際のところ、島村先生は如何なんでしょうか。

<島村>

あ、私正直言って、わかんないけど好きなもんですから。あの、車の中では年中流して、走りますしね、あの、まあよく買いますしよく聴きますよ。

<内田>

輸入盤とかも…

<高瀬>

それは…それは輸入盤ですか。国内で…

<島村>

いやもう、何も限らないですよ。あらゆるところで買いますよ。

<高瀬>

じゃあ、安く、こう入ってきてるものも、買ってることもある…

<島村>

それが安いものかどうかは分かりませんが。例えば千円でいい盤を買って「得したなぁ」と思ったことも正直言ってあります。

<高瀬><内田>

(笑)

<島村>

しかし、こういうことを段々詳しくなってくると、「あ、これがあれだったのか」と、こう思い当たることがある。

<高瀬>

はあはあはあ。なるほど。

<内田>

そうですか。

<島村>

そりゃ今の技術ですから、そんなに極端に品物の差はないでしょうから。

<高瀬>

はあはあはあはあ。

<内田>

消費者とかユーザーと意見交換というのは、あの、された…

<島村>

(即座に)それはありません。

<内田>

それはないんですか。

<島村>

はい。

<高瀬>

そこのところがね、あの、今回、その、リスナーの中から意見が出てることはね、やっぱりあの、音楽を聴くマーケット、というのは普通のリスナーの人が考えてる、そこの意見をもうちょっと汲み取ってもらえないか、というね。それはあの我々も正直な、感想なんですよね。

<島村>

はあはあ。

<高瀬>

つまり、その法案の専門家としては、そういうことを考えるべきというのは、結構なんだけれど、マーケットはどう思ってるのかと、いうあたりで、少しこう、拙速*1にいった、ってことはないですか。

<島村>

ありませんね。やっぱりこれ、かなり時間をかけてますよ。それからこういうのをまとめるときには、いろんなね、専門家の意見を聴きますから。それから同時にこれ、65カ国っていいますか、これも大体世界のほとんど主な国ですよ、そういう国の法案その他についても全部勉強しますから。と、それ、世界はもう、ほとんどボーダレスの時代ですから。やっぱりそれは非常に参考になること多いし、そういうことの中で練られていますから。日本だけが突出してね、とんでもないもの作っているわけじゃない…

<高瀬>

生野さん何かおっしゃりたいことありますか。今の件に関して。

<生野>

はい。まああの、消費者の方との意見交換に関しまして、あの、審議会、まあ本件他を検討した著作権分科会の中でですね、消費者団体の方も出席されて、いろいろ意見は出されて、そこら辺はやり取りはしております。それと、昨年の、あの、年末にですね、消費者団体と、あの我々との、その、意見交換会も、行っております。

(「あれ?」という音。定かではない)

<生野>

それと、我々、あの、まあ音楽の関係者がですね、ユーザーを敵にするようなマーケッティングをしたらですね…

<生野氏以外>

(笑)

<生野>

自殺行為になりますので。

<内田>

本当ですよね。

<高瀬>

それは…まさにね。

<生野>

そんなことは決して出来ない。我々の目線はあくまでのユーザー、のところにないと、やっぱりビジネスってのはできないわけですよね。ええ。

<高瀬>

はい。ええ…はい。分かりました。そこがその、ただ、こないだのね、話だと、つまり9割以上がそのユーザーから反対の声が上がってるとこがありますので、そこはどういうことなのかね、ちょっと後半にね、聞いてみたいと思いますよね。はい。

<内田>

そうですね。はい。ええ、それではここで1曲聴いていただいて、引き続き、島村宜伸議員と、日本レコード協会常務理事の生野秀年さんのお二人に、お話を伺って行きたいと思います。



(SONG…"TALK TO ME" KERI NOBLE)



<内田>

81.3 J-WAVE JAM THE WORLD 15minutes. 今夜は、今音楽ファンの間で大きな波紋を拡げる著作権法改正案と輸入CD規制について、この改正案を推進されていらっしゃいます、衆議院議員の島村宜伸議員と、日本レコード協会常務理事の生野秀年さんのお二人を、スタジオにお迎えして考えています。島村さん、生野さん、引き続きよろしくお願い致します。

<島村>

こちらこそ。

<生野>

よろしくお願いします。

<高瀬>

よろしくお願い致します。

あの、先程生野さんからですね、あの、いわゆる「ユーザーをね、敵にまわすことはできない」というかね。それはもう当然だろうと私も思うんですが。ただその、反対の声がですね、最初に申し上げましたが、あまりに多かったんですよね。これは予想されてましたですか。

<生野>

あの、予想されておりませんでした。

<生野氏以外>

(笑)

<高瀬>

ええ、そうですか。もうちょっと理解が、出来るんじゃないかと思ってましたですか。

<生野>

まあ、あの、まあこういう場をお借りしてですね、あの、理解していただくような、働きかけは、もう、これからもやっていきたいと考えております。はい。

<高瀬>

あの、つまり、リスナーのその、反対がね、多かったというのは、このままだとですね、この法案が通ってしまうと、今まで楽しんでいた洋楽の楽しみ方ですね、つまり輸入盤を安く買えるとか早く買えるとかですね、輸入盤しか出てもらえないものとかね、そういうものがこう、段々手に入りにくくなっていくんじゃないか、長い目で見たとき、ということに対する心配がね、どうも、あるようなんですよね。そこについては、どう思いますか。

<生野>

えっ、あの…

<高瀬>

それは…全然心配ないということで、よろしいんでしょうか。

<生野>

心配ないということで、あの…(1秒ほど間を置いて) 是非安心をして頂きたいと思います。

<高瀬>

(少し間を置いて)そうですか。

<生野>

あの…

<高瀬>

ええ。

<生野>

アメリカヨーロッパからのですね、輸入盤が、あの、洋楽レコードが止まる、それに関して反対ですか賛成ですか、と聞きましたらまず、当然反対だ、というのが9割になる。それは、思います。ところが、そうならないんです。ですから、そこら辺を是非、あの、ご理解いただきたいと思います。

<高瀬>

なるほど。我々の理解は、つまり逆輸入盤と同じように、その洋楽輸入盤も、というふうにセットでね、なっていくんじゃないか、と考えてたんですけど。そもそもその前提が、違ってる、というふうな、ことになってしまうわけですね。これは。

<生野>

そうですね。はい。はい。

<内田>

そうなんですね。

<高瀬><内田>

とすれば…

<高瀬>

話はそれで終わっちゃうんですけど。

<高瀬><内田>

(笑)

<高瀬>

こんな簡単なのかと。

<内田>

だったら、不安が…一気に…

<高瀬>

その辺が…ここで終わるんですけど。でもそうじゃないんじゃないかというのがね、どうも我々こないだ聞いてた時の話、なんですよね。

<島村>

だから高瀬さんね、まあ、もう既にご存知のことだと思いますが、この付帯決議の中の要点として言うとね、

「消費者保護、及び適正な流通市場の維持の観点を重視した、運用がなされるよう、十分留意すること」というのがまずあります。第二点はね、ええ、

洋楽の、商業用レコードについては、還流防止措置が行使されることなどにより、著しく消費者の利益が侵害される事態が発生した場合には、本法の見直しを含め再検討する」

と。

<高瀬>

なるほど。

<島村>

ここまで謳い込んでるんですよ。

<高瀬>

なるほど。

<島村>

ね、だから、我々、別にその、やましかったらここへ来ませんよ。こちら(生野氏)はユーザーが大事だっていうけど、あのね、確かに消費者大事なんだ。僕等有権者大事なんですから。有権者の為に将来的に、安定的に、且ついい音楽がきちんと供給できるような環境整備、というのが必要ですよ。既に他の先進国もやってる時に日本が置いていかれて、日本だけが乱雑な市場に置いといたら、なのか。はっきり聞こえず)、日本のレコード業つぶれたら被害受けるのは消費者ですから。こりゃ、凄く…凄く有権者ですから。我々はそこまで踏み込んで考えてやってますから。もし私がそんなことやって、マイナスのことやってんなら、ここへ来ませんよ。そうでしょう? 私は元々逃げない政治家ですけどね(笑)

<内田>

(笑)

<高瀬>

今回のですね、その著作権法の改正案というのはね、その、まあ、レコード会社、とか流通業者を守る為のものではないか。つまりその、逆輸入盤にしたってまあ安く入ってくるわけですから、それはある意味、ユーザーにとっては、儲けになってる…儲けっていうかね、メリットがあるわけですよね、でもそれを切ってしまうことになるんじゃないか。それから、輸入盤もひょっとしたらっていうことになってくると、これはレコード会社の、とか流通業者の既得権益をね、保護する為の法案なのではないかという不信感も、あるようなんですが。それに関しては…どうですか。

<島村>

いやね、それはね、全くあの、私は逆のイメージを受けましたね。はじめ、この話を持ってこられたときに一番先頭に立ってきたのは、まさに、音楽の、いわば作家。要するに作詞家とか作曲家、こういう人達…著名な人達。「あらこんな顔してたんだ」というような人達が全部揃いましたりね。あるいは非常に著名な歌手の人達や演奏家が来ましたよ。やっぱりそういう人達先頭で、レコード会社とか流通業者じゃないんですよ。全く。で、流通関係については、そのレコード業界の実情も知らなきゃいけないから我々もむしろ積極的に呼んだくらいであって、あの、その方達に何かプッシュされたり、何か、後ろから、ね、温められたわけじゃないので、全くやましくないわけですね。

<高瀬>

ほうほう…なるほどね。あの、ただ今回の、こういうね、この番組でもこうやって先々週取り上げですね、それでまたものすごい反響があったものですから、その、ね、片方の意見だけじゃなくて、両者の意見を聞こうということで、やっぱりかなりね、こう、あの、熱気をもってきてるわけですけども。つまりその裏にあるのは、この法改正に対しての、不信感みたいなものがね、なんかこうやっぱりこう、あってですね、これはその、ユーザーの音楽離れみたいなものを進めていくんじゃないか、っていうふうな意見もあるわけですよ。それについてはどうですか。これ、心配ないですか。

<島村>

これはね、最近の間違った風潮だと思うんですが、つい先般ね、教育問題で「ゆとり教育」なんておかしな話が出た。これは明らかに、要するに、親や子供に対する迎合のつもりだったと、私は敢えて断定するんですが、要はね、他との競争に勝っていくために、この資源の無い狭い国が、これからも経済大国だと教育に手抜きは出来ない。ところが「ゆとり教育」ってのはウケるわけですよ。言葉の上では。非常に話せる。子供にすりゃね、受験戦争から少し解放されるような気がする。親達だって同じ気持ちになるでしょう。結果において我々考えなきゃいけないのは、国際競争に、今度は勝てなくなる、その時に一気に取り返しが出来ない。これと同じことで、誰だってね、いろんな規制が厳しくなると嫌なんですよ。だからそういう意味で、こーじゃないかあーじゃないかって…憶測が生みやすくなる。そういう中で我々は「そうじゃないですよ」と。「むしろ日本の国は置いていかれてるんです」と。そこを分かって頂きたい。「内容的にはこうですよ」「聞いたきゃ、これだけいっぱい出された」生野さんがきちっと説明してくれてるじゃないですか。私は専門家です。

<高瀬><内田>

(笑)

<高瀬>

生野さんはどうですか。

<生野>

あの、ま、今回、いろいろ、あの、誤解が生じてるってのを、我々の、あの、まだまだこれから、ご理解いただくための努力っていうのをしていかなきゃいけない、と思います。ちょっとあの難い話になって申し訳ないんですが…

<高瀬>

いえいえ、どうぞ。

<内田>

はい。

<生野>

あの、そもそもはこの法律、まあ、著作権法の場合っていうのは、内外無差別の原則ってのがありまして、日本の権利者も海外の権利者も、同じく、あの、保護しなきゃいけない、と。同じく、あの、同じに扱わなきゃいけない、という、国際条約上の、あの、必要性がまずあります。ですから、まあ、日本の権利者も、海外の権利者も、両方権利が与えられる。じゃあその、与えられたその海外の権利者が、権利行使をするのかどうかという、まあ、そういった問題になるかと思うんですが、今回の法案の中身を、あの、見ていただければ分かるんですが、あの、まあ、輸入を止める場合のですね条件の一つとして、権利者の利益を不当に害する場合、という、まあ、こういった条件が、付けられているわけです。これはあの、要は、アメリカで発売されるCD、それから、その、日本でプレスした、まあ洋楽CD、その権利料がですね、大きな差がある、といった場合、そういった場合ですね、権利者の利益を不当に害する場合に抵触…あたるわけですが、まあ、生活水準・物価水準が、アメリカですとかヨーロッパの主要国と日本ってほとんど変わらない、状況にあって、まああの、こういった権利者の利益を不当に害する場合に、あたらないと、これあの先程のお話じゃないですけど、参議院の審議でも、政府の答弁ではっきり示されてるところであります。それと、まあ、ファイブメジャー各社がですね、欧米からのその輸入盤…この輸入を禁止する意思はないということと、それから、参議院の審議で、日本レコード協会の依田会長が出席されて、仮にそういったことが生じてですね、消費者への不利益を与えた場合、この法律に関していつでも見直しして、まあ、廃止を含めて見直ししていただいても結構です…そこまで、あの、明言しているわけです。それと、あの、まあ、アメリカレコード協会等のその意見書に関しても、そういう趣旨じゃないと。欧米からの輸入盤を止めると、禁止するというような趣旨じゃないということを…それ、それとその後ですね、その内容に関しまして私が、アメリカレコード協会の、リーガル(legal)の責任者の方に文書を出しまして、あの、より詳細なですね、あの、確認を、ま、再確認を取っております。これもあの、レコード協会の、あの、ホームページで公開されておりますので、是非、あの、ご覧になっていただければ、はい、お分かりになっていただけると思います。まあそういった、今考えられるですね、ことをこう…今ちょっと…ほとんどやりつくしてると、いうような状況でございますので、是非皆さんにはですね、ご安心していただきたいと、はい、申したいと思います。

<高瀬>

分かりました。もう時間もあんまりないんでもう最後に本当に、もうくどいくらい聞きますけど

<高瀬><内田>

(笑)

<高瀬>

要するに今回のこのね、法案が、その通ったとして、輸入盤洋楽CDがね、手に入りにくくなるとか、あるいは価格が上がるとか、そういうことは絶対起こらない、というふうに、捉えていいですか。今リスナーから凄く心配されてると思いますが。それはどうですか。島村さんからまず。

<島村>

それはあの、高くならないという、一番の基本の「安い」といわれるレベルがですね、何を指すのかは分かりませんよ。これがまったくの、いわゆる海賊盤というか、ね、還流盤というか、全く不当な、日本の国内では正当には受け入れられないものを基準に、上がる上がんないということになれば、これは別の問題だと思います。ただ、世界中どこでもそういうきちんとした規制をきちんと持って、ある程度の規律を持って、やってるわけですから、そういうものを土台に置くんだったら、もう極めて常識的な範囲に留まる、というふうに我々は確信してます。

<高瀬>

生野さんはどうですか。

<生野>

あの、そういった、あの、不安は、あの、ございませんと、あの、そういった懸念はございませんと、はっきり、あの、申し上げたいと思います。

<高瀬>

そうですか。ここはもう断定されましたですね。

<内田>

安心の言葉ですね。

<島村>

そこまで○○(聞き取り不能)素人はわかりません。

<生野>

逆にですね、ま、今回のその、ま、法律が通ることによって、日本の音楽がどんどん、あの、海外に…積極的な海外展開が出来るということで、そこで得られた利益は、それはもうレコード会社ですとかアーティストですとか作家だけじゃなくて、当然の事ながら消費者、への還元、されるべきだ、と。そういうふうに考えておりますので、消費者メリットになる…あの、なることはあってもデメリットには決してならない、と。はい。断言できるかと思います。

<高瀬>

分かりました。はい。確かにお聞きしました。

<内田>

はい。ありがとうございました。えー、ということでお時間に、ね、なってしまいました。島村さん、生野さん、今日は本当にお忙しいところ、どうもありがとうございました。

<生野>

ありがとうございました。

<島村>

へへへへ、どうもどうも。

<高瀬>

内田さんも、お疲れ様でした。

<内田>

ありがとうございました。

<島村>

はいごくろうさまです。

<高瀬>

はい。今日はですね、音楽文化振興議員懇談会の会長で、自民党の著作権に関するワーキングチームにも参加されていらっしゃいます、衆議院議員島村宜伸議員と、日本レコード協会常務理事の生野秀年さんをスタジオにお迎えしまして、今音楽ファンの間に波紋を拡げております、著作権法の改正と輸入CDの規制について、考えました。以上15minutesのコーナーでした。


(コーナー終了)





(放送終了直前のやり取り)



<高瀬>

J-WAVE JAM THE WORLD. 高瀬毅が2時間に渡ってお送りしてきました。時刻は、9時54分を回りました。ここで内田さんにスタジオに入っていただきまして、皆さんからいただきましたメールファックスをいくつかご紹介したいと思います。それからですね、先程お話をいただきました、島村議員にも、改めてスタジオに入っていただきましたので、

<島村>

(笑)

<高瀬>

是非、反論もあると思いますので、また、お願いします。

<内田>

はい。ということで、今日のテーマは「あなたは輸入CDの規制に賛成ですか?反対ですか?」ということで、みなさんからご意見をね、募集したのですけれども…そうですね、賛成意見が3%、反対意見が80%、どちらともいえない、という方達が17%でしたので、前回より、そういった「どちらともいえない」という意見が増えてますね。若干ね。

<高瀬>

そうですね。今日の話を聞くと、またその、違ったね、こう、意見ということで、考えるということがありましたのでね…

<内田>

そうですね。

<高瀬>

その辺が出たのかもしれませんね。

<内田>

はい。早速メールを紹介させていただきたいと思います。こちら、ラジオネーム ユウコさん。

「一洋楽ファンとして、この法案には勿論反対です。聴きたいCDが買えなくなるなんて、この時代に考えられないことです。鎖国の時代じゃないんですから。もっとこの問題をメディアが大々的に取り上げて欲しいです。世間的に全く知られてないと思うからです。声を大にしないと、このまま法案が通ってしまいそうで心配です。」

という…心配なね、メールを戴いているのですが。

えー、こちらはラジオネーム 残業中さん。

「賛成です。洋楽に関しては不安が多少残りますが、アジアからの邦楽の逆輸入の問題は、このような方法でしか解決できないのではないでしょうか。

もう少し、日本を含めたアジアの国々のモラル著作権に関する意識が高まる必要があるかとおもいます。」

ということですね。

そして、こちら、このメールの内容がですね、非常に多かった質問ですので、急遽ね、衆議院議員の島村宜伸議員にスタジオに入っていただきましたので、お答えいただければと思うんですが。

こちら横浜市にお住まいの女性の方です。

「議員は、付帯決議がある、とおっしゃいますが、付帯決議には法的拘束力はありません。法の適用について、法廷で争うようなケースがあった場合には、あくまでも法の条文について解釈が行われます。法に定めてしまったらそれが全てなんです。それについて、どうお考えですか」

ということなんですけれども、如何でしょうか。

<高瀬>

これはちょっと、是非。

<島村>

こちら…こちらについ…後者についてお答えしますか。はい。付帯決議云々と、確かに法的拘束(力)はないかもしれません。ありません。しかし、じゃあ、この、数多くあるね、法案の審議の際に、付帯決議が何故それ付けられるのか。

<高瀬><内田>

はい。

<島村>

全く意味がなかったらこんなもの、ありえないでしょう。存在しないでしょう。ね。で、何故かっていうのは、各党間の良識における約束事ですよ。この立法にあたって、関与した議員達が、万が一○○(聞き取り不能)…自分達の意図したものと違う方向へ行くようなことがあったら、それをきちっと、あの、まあ、正しい方向へ持っていくための、いわば、規正措置ですから。私は、この付帯決議っていうのは全く意味があると思っております。で、そうかといって、法律を作るときに、いちいち、あらゆるケースを想定して、法律作ったら法律だらけになっちゃって、収拾付かないでしょ。文字が多くなっちゃうし。だからその辺…本来の趣旨に照らして、こういう考えでやるんですよ、という意味で、付帯決議をするんでしょうから、私はそれ自身、ま、あの、お互いに法廷で争う時云々だとか、そこまで考えるのは、あの、事実と…現状とは違うとね…

<高瀬>

うん。ということはね、今、島村議員の話だとま、これはもう先程もお話をいただいたわけですけれどもね。

他にも、メール、ありますか。

<内田>

いやあ、本当に、沢山…

(島村氏、話に割って入る)

<島村>

あ、もうひとつ。

<内田>

どうぞ。

<高瀬>

あ、はい、どうぞ。

<島村>

この「輸入CDに対して規制が行われることが賛成か?反対か?」って、この設問自身、私、問題があると思います。

<高瀬>

ほうほう。

<島村>

そう言われたら誰だって反対ですよ。そんなもん規正されたら今までのような自由は効かなくなる、買いにくくなる、あるいはその為に高くなる。そういう想定に走っていきますから。これはね、間違いが生じます。そうでなくって、要するに、還…還流盤。

<内田>

はい。

<島村>

こういうようなことやられると健…レコード産業その他の健全なものが、あの、維持できなくなるし、それはひいては音楽作家についても、あるいは、その、歌手や演奏家についても、全てこれは自分達が成り立たなくなるわけですから。応分の保護をしようというのは国際常識になってるわけですから…

<高瀬>

これはつまり、還流盤に関してだけの法律というふうに考えていいんですか。

<島村>

そう…いやそれが本来的な狙いですよね。そうです。

<高瀬>

ま、しかし輸入盤も…先程の話だと、全然、だけど、これは心配ない、というふうに話だと…そういうふうに考えていいってこと…ことなわけですよね。

<島村>

そうです。そうです。だから、あのファイブメジャーにそのことを要求して、あなた方が、その…今後、そう、どういう考えか、っていう確認をしたら、きちんと文書で、お返事を戴いた、と。

(1秒近い沈黙)

<高瀬>

…ここのところがね、あの、前回聞いた話と、ここのところがね、今回もちょっと…食い違ったままですね…

<島村>

ああ…はいはい。

<高瀬>

まあ終わっていきますので、これまたね、いろんな話が出てくると思いますので。

<島村>

ああいや、また、そうですね。はいはい。

<高瀬>

そりゃまたね、そういう時に改めてね、お話を伺いたい。

<内田>

是非…

<高瀬>

是非今度は両者が会わせてね話をしてもいいんじゃないかと、思いましたけどね。

<島村>

はい。

<高瀬>

ま、いずれにしてもその、ユーザーとね、それからその、メーカーサイドがですね、敵対するってのは非常にね、こりゃもう、不幸なことですから、ね、なんとかこの、やっぱり。あの、さっき付帯決議の話が出ましたけども、問題が出てきたら、これやっぱ変えていくというね、是非そういうふうにね、やっていってもらいたいというふうに思いますけどもね。

<島村>

おっしゃる通り。はい。

<内田>

はい。

<高瀬>

(島村氏に)えー、どうもありがとうございました。

<内田>

本当にどうもありがとうございました。

<島村>

いやいや、本当にいつも…どうもありがと。(笑)

<高瀬>

まあ、本当にね、この音楽CDの問題ってのはね、この、特に番組を聴いていらっしゃるね、リスナーの方にとっては、とっても、あの、関心のある、ところですからね。

<内田>

ええ。

<高瀬>

是非この問題、また、あの、いろんな問題が出てきたら、引き続きね、取り上げていってもいいんじゃないかと、いうふうに思いましたね。

<内田>

そうですね。はい。

<高瀬>

はい、どうも、内田さん、ありがとうございました。

<内田>

ありがとうございました。




●追記 13:06

上記のテキストの書き起こしに際し、ご指摘を頂き、聞き取り不能箇所の多数を訂正させていただくことが出来ました。

この場を借りて厚く御礼申し上げます。

不明な点、ご指摘の点がございましたら、コチラまで送っていただければと思います。




番組に関するリスナーの意見

J-WAVE "JAM THE WORLD" ←ここでは放送当日の問題についてリスナーの皆さんからの意見を募集しています。

で、残念ながらこの意見の内容(多数寄せられた中のほんの一部ですが)は次回放送日には消えてしまいますので、勝手ながらここに移させていただきます。

(J-WAVE関係者の皆様、問題がありましたらコメントを記載していただければと思います)


(以下抜粋)

J-WAVE JAM THE WORLD 15minutes "WHAT DO YOU THINK?"


番組リスナーはNEWSをどのように受け止めているか? この番組、そして最近のNEWSを聞いて感じたことを教えてください。

注)こちらに送っていただいた投稿はHPに掲載されることがあります。また長文のメッセージ、不適当な単語等はこちらで編集させていただく場合があります。



2004/05/20

波紋を広げる著作権法改正と輸入CD規制

【波紋を広げる著作権法改正と輸入CD規制】


海外から逆輸入される日本のアーティストCDを規制するため今、国会で審議されている著作権法の改正案なんですが、これによって洋楽輸入盤も規制されるのではないか、ということで法改正を反対する声が出ています。そこで先々週、このコーナーに反対派のお一人、音楽評論家高橋健太郎さんをお招きしてお話を伺いました。その後、この問題に対する反響や波紋はおさまるどころか、さらに広がっていまして、音楽ファンの間で「輸入CDが買えなくなるのでは?」という不安が高まっています。

そこで今日は、この改正案の推進派の音楽文化振興議員懇談会会長で自民党・著作権に関するワーキングチームにも参加されている衆議院議員、島村宜伸議員と日本レコード協会常務理事の生野秀年さんをスタジオにお迎えして、いろいろとお話しを伺いました。

リスナーの皆様からのご意見・ご感想メールとFAXでお待ちしています。


(以下はリスナーからの意見)


title:著作権法改正、反対です。 name:わっか


目的をはき違えた法案であるとしか思えません。

いわゆる還流盤の規制であることを明文化すべきです。

「反対意見はない」と島村議員はおっしゃいましたが、ここまで消費者、ユーザーの間に波紋が起こっていることに関しては考えられていないのですね。残念です。

「あとで問題が起きたら面倒だから、一応こんなことももりこんどく?」というような曖昧な意識でこのような法案を安易に可決させないでください。

ちなみに、この問題は音楽業界から発生したとおっしゃられてますが、著名な音楽家の方々も反対しています。



title:著作権法改正と輸入CD規制 name:じゅんじゅん

あらゆる商品が貿易自由化されていく中、何故音楽業界だけ時代に逆行するようなことをなさるのでしょうか?

これははっきり言って音楽文化の「鎖国」状態だと思います。


title:そこを考えるのが法案づくり name:輸入盤をよく買う


私は日本盤がない音楽をよく聴くので輸入盤をよく買うものです。

先ほど欧米などからの輸入盤が(アジアからのではなく)なくなることはないのかというような話の中で国会議員の方が「私の目の黒いうちは大丈夫だがそのあとはわからない。」というような話がありましたがそれではいけないのですが。

日本盤が出ていない輸入盤がなってしまう可能性は本当にないのですか?

そこまでちゃんと確認されいるんですか?



title:仕方ないとは思いますが name:クマヤ


【波紋を広げる著作権法改正と輸入CD規制】で、一応私は賛成しますが、最も重要な問題は、どれが輸入制限をするべきCDなのかということだと思います。著作権問題は確かに大切です。

しかし洋楽輸入盤が規制されないと言い張っても実際はどうなってしまうのか分かりません。

これらの問題を両立するために、審議するときには音楽業界の方とも審議するべきです。

難しいとは思いますが、できたらやって頂きたいと思います。


title:なぜ最初から言わなかった? name:かんぱねるら


「還流CDを防止して国内レコード会社の利益を保護し、ひいては国内のコンテンツ産業を保護する」という目的の法改正が、いつの間にか輸入CD全般への規制に「”こっそり”すりかえて」法案として通してしまったと聞いています。

この経緯がわかりません。なぜ最初から「輸入CDへの規制」として議論が進まなかったのでしょうか。

だまし討ちとも取れてしまうと思います。


title:輸入CD規制反対 name:音楽業界


音楽業界の中から声があがったから規制をすることになったなどと言っていましたが、全くの勘違いです。

業界の一部の声だったはずです。

そうでなければ、音楽業界からこんなに多くの反対署名は集まらないでしょう。

現に、坂本龍一さんだって反対しています。



title:私は反対です! name:maddy


私が今カチンときたのは、誤解してるとかいわれたことです。

今、音楽業界から輸入規制をかけるように…というようなことをおっしゃられましたが、それなら何故音楽を作っているアーティスト達がこのようなHPで反対するのでしょう?→http://copyrights.livedoor.biz/

ここのは大きく書いてありますよね?"私たち音楽関係者は著作権法改定による輸入CD規制に反対します

"と。

おかしな情報を流すとおっしゃられましたが、それならもっと公の場で情報を公開すべきです。

知らない人がかなり多いのが現状ですから


title:輸入規制反対 name:okazawa


輸入規制、断固反対です。

そもそも日本国内のレコードメーカーは、再販制度など著作権の面でも優遇されすぎているのでは?輸入規制=消費者にとって安いCD(商品)が手に入らないと言う事、これって市場原理から逸脱していると思います。安い商品は売れて当然です。それは消費者が望むところ。

あるいは日本のメーカーだけ優遇される、というのも世界的に見て成立しなくなるのでは? 各国のCD「輸入」が禁止されれば、各国でライセンス契約を結んでいるレコード会社を通すしかなく、結果、各国で系列(?)会社を持つメジャーレコードメーカーが一人勝ちする構造に繋がります。こうなるとインディーズメーカーの生きる道はますます閉ざされるのでは?

この状況は即ち文化交流の滞りを意味し、ユーザーが自由な音楽交流を目指して、例えばネットを通じて「違法」コピーを繰り返す行為が増大するのは目に見えています。

経済優先の法律文化を縛ることはできない、というのが自論です。


title:口約束が多すぎる name:ひろよん

音楽関係者の共同声明以降、日本レコード協会、議員などから色々な声明、法案への疑問の返答が出ましたがどれも法案の修正など実質的な話は無く法的拘束力の一切無い、付帯決議とか大臣答弁とかに始終しています。

こんな口約束はいざ法が施行されれば反故にされるのは目に見えています。

洋楽レンタルも付帯決議がありましたが躊躇無く破られ一年間のレンタル禁止となりました。

音楽ファンが安心できるのは法案に不安を払拭できる修正がされる以外に有りません。

また、裁判になった場合は法律が基準になり、付帯決議や大臣答弁とかは考慮されないのでは無いでしょうか?



title:音楽は自由のはず。 name:ペコ


反対です。

著作権は確かに重要なものなのは分かります。

でも、この改正案には音楽への愛がありません。

私は、海外のアーティストのものは、必ずと言っていいほど輸入盤を買っていました。

音楽に国境を作ってほしくない。それ以前に、ビジネスの観点からしか見ていないような改正案だと思います。

日本のレコード会社が儲かればいいという魂胆が見え隠れしていて、嫌です。

本来、音楽はこうであってはいけません。

こうなったら、余計CD売れなくなると思いますよ。

本当に音楽を愛している人なら、これは許せません。


title:反対です!! name:ゆーこ


洋楽ファンとして、この法案にはもちろん反対です。

聴きたいCDが買えなくなるなんてこの時代に考えられないことです。鎖国の時代じゃないんですから。

もっとこの問題をメディアが大々的に取り上げてほしいです。

世間的に全く知られていないと思うからです。

声を大にしないと、このまま法案が通ってしまいそうで心配です。


title:絶対反対します name:Tonton


幾らWebで「安心です」とか言われても公的文章でも無いし、ハッキリ言えば口約束にしか聞こえません。

レコード会社は今迄輸入CDに対して何か努力をしたのでしょうか?売日本のCDが売れないのは、輸入CDが安いから、と言っての法改正。安易過ぎませんか?


title:法案に賛成 name:残業中・・・


賛成です。

洋楽に関しては不安が残りますが、アジアからの邦楽の逆輸入の問題は、このような方法でしか解決できないのではないでしょうか。

もう少し、日本を含めたアジアの国々のモラル著作権に関する意識が高まる必要があるかとおもいます。

あと、マスコミが不安を煽りすぎているように感じます。

消費者に背景、今後の影響について分かりやすく説明していただきたいものです。


title:断固反対! name:うすぎ


国内盤が出ていないものは輸入規制される事がないとのことですが後で国内盤が出る事が決まった場合のリスクを考えて業者が輸入を控えるかも知れない...との話を聞きました。

もしそうなれば日本では国内盤がでる

メジャーアーティストのものしか聴けなくなります。

たとえばくるりなどは優れたアーティストであると同時に

優れたリスナーです。彼等の音楽を育んでいるのはメジャーマイナー海の内外関係なく好きな音楽が「自由」に聴ける現在の日本の音楽環境だと思うのです。

この「自由」が規制されるのであれば

日本の音楽シーンは死に絶えるでしょう!

分かってますか?文化庁!!!


title:反対以外にないに決まってる name:マー

RIAAのパブリックコメントやその他の沢山の不安要素が拭い去れないままで、無理に法案を成立しようとしている時点で、どんな事を言っても信用が出来ません。

大体、CDの生産背景が海外にあるような大きなプレス工場が、もしアジアと日本に同じように出荷しているとしたら、生産コストが変わらないのだから日本の国内版CDはもっと値段を下げるのは容易なはずだし、そうなったら消費者は輸入盤よりも国内版に手を出すはずです。売上が落ちているのは、単に企業努力をせずにいた企業側の怠慢の結果で、そこに政治が介入してくるレベルの話ではないなず。

それにCDだけじゃなくレコードにも適用されるのも問題です。政治家の方々はレコードがどれだけの新しい音楽を生み出しているかを分かっていなさ過ぎます。

私はレコードを主に集め、ごくたまにクラブやバーなどでスピンしたりします。レコードCDは似て非なるものです。クラブに行った事もないだろうに何故そんなことを出来るのでしょうか?

現場にいない人間に正しいジャッジ等出来ないはずです。それはどんな仕事でも共通する、あたりまえの事だと思います。

日本は芸術や文化全般を軽んじすぎています。

芸術や文化が新たな創造を生み、人を育てるのです。音楽も間違いなくその一つです。

少なくとも私にとって音楽は人生の最大の楽しみであり、人生を教わる大切な教科書です。

殆どの人がいまだ知らずにいるこの問題の様に、他にも沢山のことが知らないうちに変わっているのだと思うと本当に恐ろしい。開かれた政治はどこにあるのでしょうか?みんながもっと政治を監視していかないといけないと改めて思います。政治家に好き勝手させているのも私達自身です。



title:守るのは音楽文化?それともレーベル会社?

 name:ことしは3枚買いました。


輸出されることで、枚数が増え日本国内のCD価格もアメリカ並みに下がるのでしょうか??なら、並行輸入も不要なのでは? 

もともと「音楽には国境が無い」のです。規制しようという考えが間違っているのかも。


title:世界一音楽環境を name:大塚


法案反対です。

世界中の多種多様のいい音楽がそろう日本の環境は世界一の環境だと思います。それを気軽に手に取れるからこそ、日本の音楽のレベルもあがると思います。

音楽鎖国状態にしてしまう法案は絶対に反対です。

エンターテイメントなど感性や心をゆたかにするコトは法律でおさえることではないと思います。


title:反対です! name:ゴールドライオン


国内盤の逆輸入のみの規制なら、別に良いとおもいますが(私は国内歌謡曲は聴かないし、国内盤を買うときは正規な物を購入しています)海外のアーティストCDまで規制されたら、最悪です。理由としては、好きなアーティストCDなら、私の場合、本国盤、日本国内盤すべて購入するのですが、日本国内盤なら、いわゆる、ボーナストラックが魅力で買います。

そして海外盤は日本では発売されないCD及び、リミックスがあまりにも本国では豊富だからです。

私は単純に価格が安いから・・・など関係ありません。

好きな曲はすべてのリミックスを聴きたい、そろえたいからです。もし、規制するなら、本国で発売されるCDをメーカーは責任もってすべて日本国内販売するべきです。メーカーも営利企業ですから、売れないと販売しないと言う声が聞こえてきそうですが、真の音楽好きには、とんでもない話です。

規制するのなら、その辺りの対応も明確にしてもらえないと、真剣に反対します。


title:著作権法改正問題について name:ただのいち音楽消費者


今回、この問題が大きく取り上げられて以降、各所で推進派というべき方々がこの件について意見を仰られてますが、その中で法案反対派の指摘に対して「それは誤解されています」という表現を多用されています。

そもそもここに問題があります。

誤解をされるような法律を作っていること自体が大問題。

そのような法律によって束縛を受ける者の立場をどうお考えなのでしょうか?


title:消費者の権利は? name:ロッカールーム


私は現在行われている法改正反対の運動に賛同し、署名したひとりです。

今回の改正案では、消費者の権利がないがしろにされていると思います。値段の安いものを選んで買うのは消費者の権利、というよりも生活の中では当然の行為です。

価格の安い輸入盤レコードが無くなってしまうことは我々の選択肢を減らすことです。

また問題とされている還流盤は違法な存在ではなく、制作者への著作権料(印税)もきちんと支払われています。

価格が安い還流盤が国内盤を駆逐するというのは、レコード会社努力不足ではないか?と感じます。

国際競争に生き残るためにはコストの削減に励んだり、還流盤と勝負できる価格、もしくは価格の差を埋められるだけのクオリティを持った音源をリリースすればよいと思います。

近年の売り上げの減少を、他の原因に当てこするのはどうかと思います。リスナーは正直です。欲しいと思わない音源は買いません。その上、今回の件で消費者であるリスナーに不便な思いをさせようとしているのは言語道断です。

近頃は著作権を取り巻く環境の変化が一気に起きているように感じます。今回の問題、もっとみんなでよく考えていかなければならないと思います。


title:輸入CDの規制 name:ピラニア


輸入CDの規制、反対でとくに洋楽に関しては絶対反対です。

洋楽ラジオCDショップで初めてその曲やアーティストを知ることが多いです。

それに輸入盤洋楽CDには日本版にはないボーナストラックが入っててそれを楽しみで買う人も多いはず。

輸入CDの規制、特に洋楽に関しては絶対反対です。

もしCDショップから輸入CDが消えたらどうなるか考えたくはないです。


title:反対です。 name:奥田"kimaroki"昭彦


いちアジアンポップスファンとして。

日本での発売予定がないものは輸入されるということで当初は悠長に構えていたのですが、メーカーが「発売予定がある」と宣言してしまえばいくらでも輸入禁止にできるとのことで、世界的にメーカーの多国籍化が進む中でこの文言が拡大解釈されてしまうと、アジアンポップスのようなマイナー音楽のファンは国内盤でさえ入手不可能になる極めて大きいため、強力に反対させていただきます。

そもそも輸入盤より国内盤の価格の方が高い(環流J-Pop物にせよ洋楽にせよ)という“ねじれ現象”があること自体が問題でしょう。


title:輸入CD規制について name:エリチン


私 個人はあんまり輸入CDは買わないほうですが、買わない理由としては、国内盤のメリット(訳詩・ボーナストラック等)があるから・・・少々高くても国内盤を選んで買っていました。

ただ輸入盤が規制・販売しない?となると、今までの国内盤だけの特色(ボーナストラック)が無くなってしまうのでは?と思ってしまいます。これは、洋楽ファンには残念・・・。


title:もう一度きちんと考え直して name:つんちゃん


輸入CDの規制についてですが、私は反対です。

なぜなら、きちんとした議論がされているとは思えないからです。この法案は元々、還流CDの規制について考えられたものである。つまり、アジア圏で安くつくられた邦楽CDの輸入を規制するためのものだと考えられていました。

しかし、実際には輸入権に関して、国によって区別ができないために輸入CD全般を規制する法案になってしまっています。

この法案において一番の問題である点は、輸入CD全般を規制する法案であるのに、あたかもアジア圏からのものだけを規制するかのようにして議論が進んでしまった点です。

そのため、法案審議の段階で消費者サイドの意見が盛り込まれていなかったのではないか、という意見も出ていますまずは、もう一度きちんと消費者サイドの意見を取り入れて議論し直すべきだと思います。



title:輸入権に反対 name:しとしん


市場原理に反している。フェアから程遠い法案だと思う。

輸入権が西欧先進国で導入されていることは分かる。

しかし、これらの国々では再販制度がなく、国内での健全な価格競争が行われている。

対して日本の音楽業界は、世界唯一の再販制度のお蔭で価格競争を免れている。この上、輸入権を付与しろと言う。あまりにも消費者を舐めている。個人的には再販制度にも反対だが、再販制度と輸入権は二つに一つであるべき。

業界の血の出るような営業努力を何だと思っているのか。

もう一つ。英米系のレコード会社輸入権を行使しないから大丈夫、と依田会長や推進派議員はおっしゃるが、ありえない。

与えられた権利を行使しないなどということはありえない。

利潤を上げるために、会社が持っている権利を行使しようとするのは太陽が東から昇るくらい当たり前のことである。

付帯決議をしようが、大臣が何を答弁をしようが、無駄なことである。


title:楽しみが奪われる・・・・ name:YY


確かに著作権などは議論するトピックになるとは思うけれど、正直禁止されると本当につらい・・・

それはお金の問題だけではなくて、輸入版でしか手に入らない音楽がある、ということ。

日本のレコード会社が世界中にあるCDを日本版として売り出してくれるのならまだ話は分かるけど、それも無理な話でしょうし。

今自分が好きで買い続けているミュージシャンCDは今現在一枚も日本版として売り出されていません。

島村さん、どうにかこのJ-waveを聞いているリスナー達の楽しみを奪うようなことはしないで下さい!

海賊版などもっと規制を強めた方が良いことがあるんじゃないですか?


title:不安を払拭できない限り反対 name:Blue 7


絶対に反対です。

「WTOの手前(アジア盤)と明記できないから一緒くたなのであって洋楽輸入盤を止めるつもりはないから大丈夫」と言われても、後任後任と人事が変わるうちに解釈は変わっていくに決まっている。

その後任の人がこの改正法案を誤解・曲解をして洋楽輸入盤を規制してしまっても、それを法律が後押ししてしまう日がいつか来てしまう。

そんな懸念があるうちは法律として成立させていいわけがない。断固反対。



title:絶対反対派! name:ぶらぶら


オーディオを扱う仕事をしている彼から教えてもらったのですが、同じアーティストの同じタイトルCDでも、輸入版と日本版では音が違うとの事。

輸入したマスターテープを日本販売用に編集するのだとか。

実際に同じタイトルCDを輸入版、日本版で聴き比べしましたがホントに違うんですヨ!

輸入版はアーティスト(売る側)が納得した録音そのものの音。こういうバランスで聴いてほしいと思ってる音。

ですが日本版では各楽器などの音が調整されてしまっているのです。それを聞いて依頼、海外ものは輸入版を購入しています。

純粋に音楽を楽しみたい人の楽しみを奪わないで欲しい。


title:波紋を広げる著作権法改正と輸入CD規制 name:伊丹大史


まず何故日本人だけ、再販制度、そして輸入権と価格を保護する制度が2つも出来ても問題無いと言えるのか?

現在再販制度がある、この事だけで価格が海外に比べ2倍にも達している現状があるのに、それをそのままにして更に価格の固定化を招くような事が問題にならないとどうして言えるのか?

(価格がそれほど変わらないと言う人もいるが、実際に向うのCDショップやAMZONなどの場合、その値段から更に3割引いているので、実際はもっと安い。)

価格を下げると業界が言っているが、そもそも今回の還流に関しては台所事情が厳しく、こんな状態で還流が今よりも大きくなっては困る、とレコードメーカー側が働きかけたのが事の起こりである以上、

そんな余裕の無い業者がどうして価格を下げる事が出来るのか?

また今のところ俗に言う洋盤が今問題になっているが、

アジアで活躍している日本以外のアーティストCDには影響が無いのか?

また音楽を製作する側からも反対されているがその事についてはどうお考えか?


title:著作権法改正案について name:Cozy


反対です。

すぐに輸入盤が云々ということではないと理解していますが、行政府の裁量で如何様にも運用できてしまう法案には危機感を覚えます。特定業界輸入権再販制度という二重の保護を与えるのはおかしいです。


*1:出来上がりはまずいが、仕事は速いこと

michealhmichealh 2004/05/21 11:09 初めまして。まず、大変なご苦労をされたことに、聴取不可能地域の者として感謝します。ありがとうございます。ところで、一点、もしおわかりでしたら、お教えください。番組後半の生野さんの十番目くらいの発言中、「あの、まあ、輸入をとる場合のですね条件の一つとして、権利者の利益を不当に害する場合、という、まあ、こういった条件が、付けられているわけです。」とあります。これは、もしかして「輸入をとめる場合」ではありませんか?

faceface 2004/05/21 13:30 ご指摘ありがとうございます。確かにおっしゃるとおりです。その点も含めて先程加筆修正しましたので、ご確認いただければ幸いです。