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2004-05-29 署名は現在57,040名です

●署名速報は海外盤CD輸入禁止に反対するを参照してください。署名は現在57,040名集まっています。


●内容に関して、問題がありましたらこちらのアドレスに連絡をいただければと思います。宜しくお願い致します。

●緊急…『著作権法改正案ですが、衆議院で民主党から修正提案が出て参議院まで押し戻されそうな勢いです!』←海外盤CD輸入禁止に反対する

●次回審議は、2004年6月1日:衆議院・本会議(13:00〜15:20)です!←海外盤CD輸入禁止に反対する

参考人予定だったジャスパー・チャンamazon.co.jp社長は参考人を辞退されています。代わりに、ポール・デゼルスキー(HMVジャパン代表取締役社長・GERA Japan世話人)が参考人を務めます。

参考人・参考人陳述者に関しては、上記サイトを参照してください。

最近の『輸入盤CD規制問題』に関する記事、掲載情報

著作権法改正に関する関連コラム

5/28 文部科学委員会審議について

著作権法案:輸入CD規制で修正求める 民主党

(以下、記事より一部引用)

「今日1日の審議で疑念は全く払拭されていない」(川内代議士)というとおり、5時間以上に及んだ審議中、質問者側を納得させるに足る答弁は極めて少なかったといえそうだ。

謎工さんのブログより。謎工さんは今回の件で上京し、実際に川内議員の質問の際には委員会室で傍聴されていたそうです(謎工さん、お疲れ様でした)。

謎工さんの上記掲載について、特に気になった箇所を引用させていただきます。

最後に池坊委員長が大臣に「無事に終わって良かったですね」と声をかけていたのが、これまた印象的であった。

池坊委員長とは、公明党衆議院文部科学委員長 池坊保子氏である。上記の発言はかなり意味深なものと感じるのですが、如何でしょうか。

5/28審議終了後、音楽評論家高橋健太郎氏が記載したコラム:owner's log by Kentaro Takahashi:とある議員に送ったメールのコピペ

以下、抜粋させていただきます(一部加工してあります)。

三菱総研の予測に乗っかっている時点で、還流CDは存在し得ない。

三菱総研が予測の前提としている輸入権、まさにそれによって、還流CDの輸入が違法なものとなるからだ。

株式会社文化学研究所は、還流CDが存在し得ない市場を想定した上で、還流CDが増えるだろうと予測している。

なんのこっちゃ?

(中略)

(文化庁の意見として)

これをミックスすると

輸入権を認めることでアジアにおける日本のCD市場は拡大し、その結果、還流CDは日本に入ってこなくなりますが、アジアにおける市場拡大の結果、還流CDがよりたくさん日本に入ってくることが予測されますので、還流CD阻止のために輸入権を認めなければならないのです。

すまん。誰か、まともな日本語に翻訳してくれ。

文化庁の取りまとめは、日本語として、本当に幼稚です。

資料のリンクを添付しておりませんでした。申し訳ありません。下記に記載します。

株式会社三菱総合研究所「アジアにおける日本音楽ソフトの需要予測」(PDFファイル)

株式会社文化科学研究所「日本音楽ソフトの還流量調査報告書」(PDFファイル)

情報元:owner's log by Kentaro Takahashi:とある議員に送ったメールのコピペ

最後に、この万来堂日記: ウロボロス的皮算用サイト高橋氏がコメントを寄せています。

(以下抜粋させていただきます)

今日一日でも分かったように、要するに、根拠もなければ、展望も何もないのです、この法案には。著作権というオモチャを新米の役人が振り回しているだけで、内実は何もない。

ヴィジョンがあるとしたら、海の向こうの誰かの頭の中にはあるかもしれないですけれどね。

本当にその通りだと思います。

著作権が「オモチャ」になっている今のやり方は、真の意味著作権が必要な人間を侮辱しています。

●追記

OTO-NETA: レコード輸入規制、根拠資料の矛盾点 についても、高橋氏の取り上げた問題を分析されています。

文化庁募集のパブリックコメントの内容、全文入手

音楽評論家、藤川毅氏のブログDubbrock's Dublog:パブコメ全文入手!!!! より。

藤川氏はこの1134ページにも及ぶ全文を読破されて、内容を分析しています。頭が下がる思いです。

この全文から判明した内容は多岐に及んでいます。詳しくは藤川氏のブログを参照して頂きたいと思います。ここでは気になったところの一部を抜粋させていただきます。

●組織票だらけ!

 →すさまじいぐらいに同じ文面で名前を変えて送られてます。コピペの嵐。それでも送信者の名前は違う場合には別にカウントされています

●組織票のうちもっとも強いのはレコード会社からの圧力と国内盤レコード販売店。

  →レコード会社での組織的な取り組みには、その組織的な動きをうかがわせる文書があるらしく、そこには模範例文がついているらしく、同内容のコメントが多数あります。全く同じ文面も相当数!

●国内盤を販売するレコード店のコメントの文面は、「ロードサイドに続々と出店する大型のホームセンターやディスカウントショップで、国内盤の販売と同時に同内容の逆輸入盤が並ぶケースが……レコード店の存続を脅かすもの」というほぼ同文のものばかり

強調箇所は自分の判断でつけたものです。

つまりは、賛成票として投じられた意見には、全く(もしくはほぼ同じ)文面が多く見られ、そこから、その賛成票を組織票として捉えることは自然なことです。とすれば、文化庁は何故このパブリックコメントを、その賛成もしくは反対の「理由」という面で明示しなかったのか。意見の内容をきちんと読んでなかった、としたら、そもそもパブリックコメントを寄せてもらう理由にはなりません。各方面の意見を知ってその意見を酌むためのパブリックコメントなのですから。とすれば、自ずと導き出される結論は、

意見の内容、組織票の存在を知ってて賛成票を「送信元が違う」だけで別カウントの対象にした

そのコピペの多さが賛成側の組織票であることを、何らかの公表には出来ない理由でもって(隠蔽、でしょうか)、賛成数と反対数しか文化庁は公表しなかった

推測の域は出ません。ただし、これだけ露になると、もはや文化庁が日本レコード協会・各レコード会社という改正法案推進側と密になっている、という見方をしてしまうのですが。

●パブリックコメントPDFファイルコチラ。4分割ながら80MB程です。

また、上記の文化庁の募集要項は「文化審議会著作権分科会報告書(案)」に関する意見募集について を参照してください。(情報元:OTO-NETA)

●追記1:音楽配信メモ 「パブコメ全文入手!!!!」についてのコメント

今回の著作権法改正が出版の関与件にも関わることから、出版社社員のパブコメへの賛成票投票へのいきさつが示されています。しかも、それが音楽業界でも同様のことがあったらしく、その上、

パブコメを求める文化庁側からレコード会社側に、賛成意見入れた方がいいんじゃないかみたいな示唆をする発言があったとかなかったとかそんな疑惑

(一部引用させていただきました)

もあるそうで…事実ならば本当に許せないことです。正確性を欠くにも程があります。私見ですが「文化庁の、隠蔽と音楽業界との癒着体質」が断言できるものと思います。

音楽配信メモの津田氏は、最後に消費者への政治「利用」を呼びかけています。(一部引用です)

一般の消費者の中には政治色が強い活動をするのを嫌う人も多いけど、実はそれって本末転倒で、消費者は自分たちの主張をきちんと反映させるために政治を「利用」すべきなんじゃないかと。

政治参加というのは国民に与えられた権限です。正直自分も、今回の問題以前は政治への「無関心」を装っていたことは否めません。今回の件で、きちんと消費者の意を酌んで消費者の立場で意見を言う政党もあるわけです。消費者が政治に対し、消費者の利益を守ってくれるようきちんと働きかけることが、これほど重要だと思ったことはありませんし、それで政治が動こうとしているのですから、如何に政治参加が必要か、と悟った次第です。

●追記2:全国消費者団体連絡会「文化審議会著作権分科会報告書(案)に関する意見」

情報元のmelma!blog [The Trembling of a Leaf -「音楽障壁」粉砕編-]によると、藤川毅氏のブログで、パブコメの反対意見から意識的に外された?とされる、全国消費者団体連絡会からの意見は、

意見書は何故か、<輸入権反対>と<その他>に分割されて個人の意見扱いで処理されています(メールで送られて来たから?)。

(以上、melma!blog [The Trembling of a Leaf -「音楽障壁」粉砕編-]より一部抜粋させていただきました)

とのことです。

尚、全国消費者団体連絡会の報告書の内容は、主に『レコード輸入権の導入に反対』、『レコード輸入権に関わる総合的な議論の場の早急な設置の要求』(かなり大まかですが)等、きちんと意見を提出しています。


●パブコメの一部を拝見してのコメント

上記にて藤川氏が示したパブコメの一部を読んでみました。(ファイルアクセス数多いためか、なかなか開けませんでした)

今回の件では、出版物の貸与権についての意見も募集されていた為、自分の観たものは、出版物の貸与権が上記2/3を占めています(全体のPDFファイルコチラ。全部で4つに分かれています)。

それにしても…開いた口が塞がりません。明らかに組織票が見られました。読んでいくうちに、結構多い表現があったのですが、(下記に記載します)

  • 音楽レコード等に認められている貸与権をすべての出版物に与えるための法改正に賛成します。
  • 漫画家をはじめ作家のみなさんの創作意欲を絶やさないためにも、出版物の貸与権実現を望みます。
  • CDビデオに認められているのだから出版物にも貸与権は当然だと思う。
  • 出版物に貸与権を認めてほしい。
  • 出版物の貸与権の制定について賛成します。
  • 貸与権制定に賛成します。

明らかに同じような、ほぼ一字一句間違わずに合っているその内容に不信感を抱いたのですが、その不信感を裏付ける内容がありました。分割された2つ目のPDFファイルの中間あたりに、意見を書く欄の上部に記載された内容が、下記の通りです。

『出版物の貸与権制定についての賛成意見』FAX送付用紙

下記に記入し、切り取り線以下をFAXしてください。IDがあればメールでも結構です。

意見は下記の分を参考にしても結構です。

○貸与権制定に賛成します。レンタルされても、著作者に何の対価も払われないのはおかしい。

○このままなら、作家の創作意欲が失われてしまう。優秀な人材が流出しないよう、貸与権を認めてほしい。

○著作者の努力の成果に、利益が還元されないのはおかしいと思います。

CDビデオに認められているのだから、出版物にも貸与権は当然です。

○韓国のようになったら、日本の誇るマンガやアニメがだめになってしまいます。

○貸与権がない状態で借りて読むことが日常化すれば、新刊市場は大打撃を受けてしまう。

(ここにFAXとアドレスが記載されている)

FAX・メール締め切り:12月24日(水)

(以下切り取り線)−−−−−−−−−−−−−−−

しかもこの意見は、12/24の13:45〜13:51に13件続けて送られています。

この物的証拠は明らかに以下を示している、と断言して差し支えないでしょう。

  • 元から上層部に『賛成意見』を募られたもの
  • 記載された意見は会社内(もしくは部署内)でまとめられ、一気にFAX送信している
  • 手書の場合でも、参考すべき例文同様の文章が多々あり、手書で書くよう支持された可能性が極めて高い

こんなお粗末な意見書を、賛成・反対だけしか提示しなかった文化庁。レコード会社も同様の組織票がある筈で、普通に目を通していたら(というより、パブコメの性質上読まないのはおかしい、と上でも書きました)、このような意見の『反則技』は理解できないはずがありません。

そこまでして、この法改正を通す為に、レコード会社レコード協会の言いなりになるのですか。

(かなり強い口調になりましたが、本当にこれが日本の文化を担うところかと思うと、そのプライドの無さは許せません。ただ許せないのではなく、本当に今後、私達がきちんといろんな権利を悪用されないよう見張っていかなければいけない、と強く思い知らされました)