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2004-07-04

海賊版対策に8月から用いられる「日本マーク」

以前、アメリカCDの裏ジャケに記載されたFBI警告のマーク("FBI Anti-Piracy Warning:Unauthorized Copying is Punishable Under Federal Law"と記載されたマーク)について触れましたが、日本でも海賊版対策として、一目で「正規品」とわかる「日本マーク」を取り付ける、とのこと。

記事では、

不正コピー防止は、各コンテンツ業界の大きな課題だが、個別企業が世界各地で著作権の侵害を監視するのは難しかった。マーク制定により、団体として権利侵害者に対して警告したり、商標権侵害で提訴する体制が整う。

(以上一部引用) とありますが、警告や提訴が、海賊版対策の域を越えることが決してあってはならない、と思います。

JASRACの横行

coool!「出たぞ障害者イヂメ!」より。サイトリンクされている内容を以下に記載します。

以下、記事より一部抜粋。

地域とのふれあい、社会参加をめざす障害者たちがスタッフとなって経営している喫茶と軽食の店、コーヒーハウス「ぱれっと」=宇治市小倉町蓮池175、小倉接骨院ビル2階=で開かれているサタデーナイトコンサートなどの演奏活動に社団法人日本音楽著作権協会=JASRAC、東京都渋谷区上原、吉田茂理事長=が著作権料の支払いを要求していることがわかった。ぱれっと関係者も著作権保護そのものには理解しながらも「うちのような団体でも支払わなければならないなんて。支払額によっては赤字になってしまう」と、思わぬ事態に戸惑っている。

 ぱれっとは小倉接骨院を経営する両角万昭さんがビル新築時に建物スペースの一部を福祉に提供したい――と同市福祉部に相談したのをきっかけにバリアフリーの店として2000年秋にオープン。店内では障害者団体、地域住民たちの手づくり作品展を開いている他、英会話教室や絵手紙教室、コンサートなど多彩なイベントも企画。講師や出演者もボランティアで支援協力してきた。

 ところが喫茶店などでコンサートを開く場合は作詞作曲家への著作権料支払いが必要だ――として使用料支払い手続きをとるよう求めてきた。

(中略)

「ぱれっと関係者とは現在交渉している。一般の喫茶店とは違うことはお話をお聞きしてわかったが、私たちは作家の方から権利をお預かりしている団体。他店との公平性もある。とかく目に見えないものに対して使用料を支払えというのは酷いんじゃないか、みたいな風潮があるが、著作権者の権利は保護されるべきもの。喫茶店という形態である以上、免除規定もありません」と、見解。要は使用料徴収免除はできないという考え。

規定云々の問題を理由に、JASRACは徴収を実行しようとしています。

実際にJASRACの問題は今に出てきたわけではなく、

という問題も過去に発生しています。この件を取り上げてきたOTO-NETA「新潟の老舗Jazz喫茶にJASRACが552万円ふっかけ」では、

地元でジャズイベント開催事務局などを行い、地域の文化振興にがんばっているお店らしいので、JASRACの見せしめ目的のようなアプローチに反感が沸かざるをえません。

(以上抜粋) とあります。

となれば、JASRACはどの店舗にも、きちんと各店舗に応じた徴収システムを構築することはせずに、獲りたい時に搾取する方式にて、しかもJASRACという権利の名の下に行使する、という、極めて傲慢な方法で搾取ている、と弥が上にも考えてしまいます。しかもJASRACの槍玉に挙げられている店舗が老舗の、地域振興を積極的に行う店舗や福祉施設という良識を持つ店舗…こういったやり方はまさしく虐めのやり方ではないでしょうか。

どこで見たのか定かではないので推測の域は越えませんが、最近演歌が売れなくなってきたことがこういった搾取に拍車をかけている、とも言われています。であれば、売れなくなり利益が入ってこなくなれば搾取を行う、というのがJASRACの操業方法なのでしょうか。いずれにせよJASRAC内部を一度暴く必要があるでしょう。

ちなみに、coool!「出たぞ障害者イヂメ!」では、下記のサイトも紹介しています。

●追記

上記サイトで今回の件について詳しく記載されています。特に障害者の為の観点、社会福祉の観点から今後の方向性を示す手立てが記載されています。私達が手を差し伸べ、JASRACに働きかけることも出来るのではないでしょうか。必読です。

上記関連(d.e.plus「福祉の喫茶店からも著作権料徴収」より)

d.e.plusのtami606さんと笹山登生氏とのやりとりがされています。注目すべき点が多々挙げられており、とりわけ笹山氏の見解(多角的な視点)は注目です。以下に、掲示板より注目すべき箇所を取り上げてみます。

●追記

上記問題にて的確な見解を示している笹山登生氏が、自身のblogサイト"Sasayama’s weblog"にて、上記問題をまとめられています。

RIAA音楽ダウンロードにもゴールド/プラチナディスクを授与

以下、記事を抜粋。

MacMinuteでは、Recording Industry Assiciation of AmericaRIAA/全米レコード協会)が、音楽ダウンロードの売上に対してもゴールド/プラチナ賞を贈ると発表していると伝えています。10万曲を売上げたシングルにはゴールド賞、20万曲を売上げたシングルにはプラチナ賞、40万曲を売り上げたシングルにはマルチプラチナ賞を授与するとのことです。

関連で下記のニュースも参照してみてください。

iTMSさえオープンしておらず、新しい音楽形態を半ば否定、逆行しているともとれる日本の音楽業界が、欧米から離されてきている、と考えるのは自然なことではないでしょうか。

まだあった「日本への輸出禁止」("no export to Japan")明記

昨日までの「日本への輸入禁止第一号登場か」問題に際し、Velvet Crush"Stereo Blues"以外にも「日本への輸出禁止」("no export to Japan")とクレジットされた作品がある、との指摘が下記にてされています。

以下、笹山登生氏の掲示板より、笹山氏の記載された内容を抜粋します。

7133 すでにこんなにある日本への輸出禁止(not exportable to japan)CD 笹山登生

URL: http://www.google.co.jp/search?q=cache:NvpEyhH5ak4J:www.scdistribution.com/resources.htm+not+exportable+to+japan&hl=ja

結構あるんですね。

輸出禁止理由までは確かめませんでしたが。

以下の中には、LPも、一部入っています。

BEAT HAPPENING - Dreamy

ELUVIUM - An Accidental Memory In the Case of Death

MIRAH - C’mon Miracle

V/A - Thank You (Anniversary Compilation)

BEAT HAPPENING - Black Candy

EXPLOSIONS IN THE SKY - The Earth Is Not A Cold Dead Place

SCOUT NIBLETT - I Am

Velvet Crush -- Stereo Blues

Beat Crusaders "Howling Symphony of Beat Crusaders"

FIRST ALERT ON A MISSION

Microphones It Was Hot, We Stayed in the Water

URCHIN

SILVER JEWS

BEAT HAPPENING BLACK CANDY

A New Set of Lungs

The Young And The Useless

問題はまず、当然輸出禁止自体にあり、今後動向を追いかけていかなければなりませんが、

以下の中には、LPも、一部入っています。

とあり、もしかしたらアナログも止まるという懸念が現実化する可能性も出てきています。無論今後の動向を判断しなければなりませんが、実際にLPが止まるということがあればアナログを使用する方々には死活問題です。クラブ一致団結で反対運動を行うことも考えなければならないのではないでしょうか。

参議院選挙対策としての拉致問題

音楽関連ではないのですが、1週間後に控えた参院選の投票を前に、笹山登生氏の掲示板で触れられていた問題を以下に抜粋します。

7132 参議院選挙対策としての拉致問題 笹山登生 URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040702-00001086-mai-soci

拉致被害者の曽我ひとみさん一家の再会問題で、北朝鮮の白南淳(ペクナムスン)外相が「日本側は今月11日までにバリ島で再会させたがっている。我々は日本の希望を受け入れる」とインドネシアのハッサン外相に伝えていたことが2日、分かった。

図らずも、わかってしまった、日本側の参議院選挙対策としての拉致問題。

曽我さん一家の問題を選挙イメージ戦略に充てようとするやり方は、人道に反していないでしょうか。名指しで批判することは(時期的な理由で)避けますが、明らかに非道としか言いようがありません。

参院選まであと一週間

今日夕方に渋谷に寄ったのですが、そこである議員がハチ公前で輸入CD問題について演説していました。ただ、若い人の反応はいまいちでしたね(むしろ関心が高かったのはその直後にゲリラ的に行われた某比例区候補者・沖縄県出身アーティストの同場所でのライブだったと思います。見ることは出来なかったのですが、その方が輸入CD問題に触れていたら多少の効果はあるのかもしれません)。もしかしたら、若年層の有権者の大半が、輸入CD問題の本質を参院選投票日まで知ることがないままになってしまうかもしれません。

参院選関連サイト

以下は参院選ニュースを取り上げているblogとして必読です