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2004-08-02

エイベックス辣腕専務が「経営観の相違」で辞表提出 続報

本日付のスポーツ報知にて、AVEXを退社した松浦氏と千葉氏が新レーベルを設立か、と報じており、今朝のめざましテレビでは6時台、7時台共に報じられていました。楽天と組むのでは、という文字も載っています。

報知のHPでは(紙面上大きく割いている)この報道が掲載されていません。動向を引き続き注視していきましょう。そして辞表のそもそもの理由は何なのか、伺いたいところです。


●追記

以下は『エイベックス依田社長2日社員に事情説明』より一部抜粋。

音楽プロデューサーとして活躍する松浦専務は、浜崎ら人気歌手たちの“育ての親”として知られる。同社設立から10年で上場企業に名を連ねるまで急成長させた立役者だが、7月30日に行われた役員会で経営方針などをめぐって、依田氏と意見が対立。対立を解消できないと判断した松浦専務が、31日付で辞表を提出し、常務取締役で浜崎やELTらの所属事務所アクシヴの千葉龍平社長も辞表を提出した。松浦氏は日刊スポーツの取材に「CD売り上げだけを優先する、今のやり方に納得できない」などと説明した。

CD売上だけを優先した結果が今の諸々の問題になっている、と自分は思っています。結局消費者が泣きを見る構造が許されるはずがありません。無論、松浦氏自身の意見を聞かないと辞表の意味は分かりませんし、余計な推測は野暮というものでしょうが、CCCD輸入権への見解をまず何よりも聞いてみたい、そんな思いでいっぱいです。

以下は本当に個人的な見解ですが。

今の音楽指標CD売上以外からその良し悪しを示す、つまりクオリティそのものが問われるチャートや賞レースは出来ないのでしょうか。グラミーみたいなもので(グラミーも若干は売上を考慮していますし、保守性が問題視されていますが)。今の賞レースが売上面のみ(といっても過言ではないでしょう)から選出されている現状では、音楽業界クオリティの(とりわけ売れ筋作品の)レベルは上がりませんし、尚更売上と品質の乖離、反比例が生まれていくような気がするのですが。


●さらに追記

本日朝の緊急社員集会、酷い荒れた模様です。以下抜粋。

関係者によると、会議室は満席の500人を超え、廊下にまで人があふれる異様な熱気に包まれた。依田会長が約20分にわたって役員辞任について説明したが、社員から「辞任の理由がはっきりと説明されていない」「会長こそ辞任すべきだ」などと怒号も飛び交い、騒然とした雰囲気に。

 約30分の予定がおさまりがつかず、さらに30分延長。「松浦さんがやめるなら僕もついていく」などと叫ぶ社員も多く見られたといい、役員らに詰め寄ったり、辞表を叩きつける社員も複数いたという。

社員(それも松浦氏という会社の重要人物)の辞めた理由をろくに説明できない依田氏は愚の骨頂でしょう。このまま崩壊する可能性も出てくるかもしれません。

あくまでも仮にですが、エイベックス内紛を読んだ松浦氏の辞任に至る要因が、同社の盲目的CCCD化や輸入CD規制問題というところにあるとすれば、厳しい物言いですが、崩壊は依田氏自らが蒔いた種なのかもしれません。

萩原健太氏、CCCD問題言及

ふっかつ!れしのお探しモノげっき『いやぁーついに来ましたね、avex&〜T社さんただいま迷走中・その3』より。

爆発的人気のiPodiPod miniについて、それに取り込めないCCCDは最早全滅である、とし、CCCD導入の愚策についても言及しています。以下抜粋します。

そうなのだ。日本のコピー・プロテクト導入に関してもっともアホらしい点は、とんでもない技術であるCDSを、ちゃんと検証することなく、誰かの口車によってか、何らかの裏事情によってか、とにかく盲目的に採り入れちゃって、工場に製産ラインを作っちゃったことだ。CCCD登場当時、それを導入した会社の関係者にいろいろ質問をしても、誰ひとり、なぜCDS方式なのか、なぜ他の方式ではいけなかったのか…という問いに納得のいく返答をしてくれなかった。で、そのまま、製産ラインがすでにあるから後に引けず、なし崩し的にCDS方式のコピー防止盤を出し続けている、と。

 CDS方式のCCCDを発売したレコード会社の人との間で何度も交わされたバカバカしい問答は――

「なぜCDS方式という、規格外の、危ないコピー防止策を採り入れたんですか?」

「違法コピーを防ぐためです」

 レコード会社の人はいつもそう答えるのだけれど。これは、答えになっていないのだ。

消費者に納得の出来ない、しかも愚かな規格外粗悪品を、導入側が誰一人ろくに説明もできない状態は本当に愚の骨頂です。どの会社で、粗悪品もしくは良品であると証明できない商品を好き好んで扱うのでしょう。他の業界ならば(自動車産業や牛乳で明るみに出たような)社会的大問題であることに間違いありません。国会では川内議員等がCCCDに関する質問主意書を提出しており、CCCDにもきちんとメスをいれなければなりません。

著作権法改正後の河村大臣の発言

この問題に関しては、参院選の期間中に明らかになっていましたが、公職選挙法に反する可能性もあり、掲載を差し控えていました。今国会が与党の愚策により会期が8日という短期間になったこともあり、与党の愚策を糾弾する一環として掲載します。

また、情報をくださった方に、この場を借りて感謝申し上げます。

文部科学省の動向を伝える週刊誌(といっても一般に発売されていない模様)、『文教ニュース』の6/21号にて、文部科学省が提出した著作権法(改正案)を含む8法案成立を報告する「法案成立報告会」が6/16に開かれたことが掲載されています。その際の河村大臣の発言も載せられています。

以下、引用します。

[国会閉会]文部科学省提出法案8本すべて成立

−8本中5本が全会一致、河村大臣が法案成立報告会で感謝挨拶

(中略)

国会が閉会した6月16日夜、文部科学省庁舎地下1階の職員食堂で「法案成立報告会」が開かれた。河村大臣がすべての法案が成立したことは副大臣、大臣政務官をはじめ職員の努力と協力の賜物であると感謝挨拶を述べた。続いて、池坊衆議院文部科学委員長、北岡参議院文教科学委員長が来賓挨拶、稲葉副大臣の発声で乾杯、小野副大臣、田村政務官、原田前副大臣がスピーチを述べた。

(中略)

河村大臣の挨拶概要は次の通り。

「長かったような短かったような150日間がついに終わって、皆さんとともに予定された法律を全部通すことができたことのお祝いを申し上げながら同時に感謝しています。皆さんどうもありがとうございました(大拍手)。8つの法案それぞれ重要であったと思いますし、中には栄養教諭制度のように20年来の問題、薬学は随分と早くから言われながら実現に時間がかかった問題等々があったわけです。最後は著作権が予定外の番外がありましたが無事通すことができました。

まずは法案作成から私も中曽根大臣の下でずっと政務次官、遠山大臣の下で副大臣で答弁書を見てきたわけですが、改めて責任者になってみると皆さんのご苦労ぶりが痛いほどわかるのです。もっと早く質問書を出してくれればいいのですが、野党も別に意地悪をするつもりはないのでしょうけど、ああいう状態ですから皆さんはどんな思いをされたか、大変だったと思います。改めて感謝を申し上げます。

しかし、この法案が無事通りましたのも衆参両委員長の名采配によるものであり、改めて感謝を申し上げます、ありがとうございます(大拍手)。理事をはじめ委員の方々にも感謝を申し上げます。

法案そのものの問題を指摘した消費者の署名と、それを代弁した川内議員等野党の意見を『予定外の番外』『もっと早く質問書を出してくれればいいのですが、野党も別に意地悪をするつもりはないのでしょうけど』と言い放つ大臣の発言に激しい憤りを覚えます。ろくに法案を吟味せず、通せばいいというものではないでしょう。また、野党のやり方が問題とするなら、今国会の期間の短さこそ問題でしょう。兎に角、とても法案を通す人間の発言ではない、と思いますし、辞職してもらいたいとまで思います。大袈裟かもしれませんが、国民の声を聞かない、聞こうとしない、意に介さない上に邪魔者扱いまでするのは政治家として失格です。

尚、『文教ニュース』は自分は国会図書館で閲覧できましたが、一般の書店に並んでいるのでしょうか。まるで小学校修学旅行のしおり(厚紙を外側につけた本とはいえない装丁)であるこの週刊誌が月額6000円以上するというのはどういうことでしょう。いくら部数が少ないだろうとはいえ、こういったことも国の無駄遣いの一部ではないかと思います。

Yoz.Yoz. 2004/08/03 01:39 川村大臣の発言は、

Yoz.Yoz. 2004/08/03 01:40 (途中で送っちゃいました)「知らないひと」発言に匹敵する酷さですね。