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チョコレート依存症

2009-08-11

[]8/9 summer sonic 09 @幕張

Soft Bulletin

 三年前、行きたいなーどうしようかなーでも高いしなーと思って断念したThe Flaming Lips@サマソニが、本当に素晴らしかったと各所で聞いて以来、ずっと憧れていた。今回再び出ると聞いて、チケット代の高さと見たさを天秤にかけた結果、行くことに決めたサマーソニック。3日目のみ。

 チケット代が高くても行きたい!と思うフジロックサマソニの違いは、やっぱりそれが都市型フェスであることで。あのフェスならではの開放感とか、やっぱり半減しちゃうんじゃないかとか行く前諸々考えて、当日朝になってももやもやしながら会場に向かったら、着いた途端灼熱地獄でさっそくうんざり。でも帰るころには笑顔に変わっていたので、やっぱり行ってみるものだなーと思う。

TRICERATOPS(I)

 やっぱり見たいよトライセラ。ISLAND STAGEは、フジレッドマーキーに似たつくりだった。あとスピーカーがぱっと見コインロッカーみたいだとか、そんなばかなことをぼんやり。時間ちょうどに現れたメンバー。和田くんの黄色いポロシャツに釘付けになるのは言わずもがな。甘い初期の名曲『fever』『ラズベリー』はやっぱり盛り上がるし演奏してくれると嬉しい。しかし10年以上前の曲が未だ最も盛り上がるってのはバンドとしてどうなんかな。新しい曲やセッションなんかすごくかっこいいんだけど、和田くんの声にはやっぱり結局ポップさが求められるってことなんだろうか。個人的には『GOTHIC RING』やってくれたのが嬉しかったです。結局ねー

 このあとは特段見たいものも無かったので、sea side villageまで足を伸ばしてみた。木々に囲まれ、旗が揺らめき、芝生の上にはテントハンモック。もちろんフジほどに異世界ではないものの、人少なくてのんびりできる空間で良かったなー。ステージからの音を漏れ聞きながらビール飲んだ。

 その後は気になっていたsilent discoへ。入り口で渡されるヘッドホンでは二つのチャンネルが選べて、前方で曲を流す二人のDJのいずれかの音が聴けるようになってる。個人的には、これかなり楽しかった。家で音楽聴いてるのと一緒やーんと最初は思ったけど、自由に踊れて、しかも盛り上がりどころは同じチャンネル聞いてる人との一体感も味わえる。すぐ横にいる人が全然違うリズムで踊ってたりして。時間がたつごとにどんどん楽しくなっていって、1時間近くいた気がする・・。他のフェスでもやってくれないかなー

KEANE(M)

 なんだかんだでCD聴いてて、見てみたかったKEANE。silent discoですっかり踊りつかれたので、スタンドに座ってゆったり見た。ピアノの音が美しく、心地よい音楽ギターの音が大好きだけど、ギターレスでこんなに豊かな音になるのかと、改めて思う。聴きたかった『Somewhere Only We Know』やってくれて嬉しかったな。惜しむらくはちょっとステージが遠すぎて、音が悪かったことと聴覚と視覚にずれが生じていたこと。あれ、遅れて、音が、聞こえて、くるよ。あと途中あまりに心地よくてうとうとしてしまい、しまった!と起きたら周囲の人みんなうとうとしてた。

Razorlight

 続いてRazorlightKeaneからの眠気をひきずりぼんやり聴いてたら、突如として降ってきた雨。次第に豪雨に変わり、一時避難して音だけ聴いてた。でも、雨が降ってるとなんだかわくわくしてくるのも実際のところで、ライブを聴いてたら段々とうずうずしてきて人のすっかり少なくなった雨のスタンド席で鑑賞。ボーカルもわざわざ雨の中でずぶぬれで歌ってて。ひどい雨だったけど、あのおかげで心から楽しめた気がする。

ユニコーン(M)

 Teenage Fanclubと迷ったけど、やっぱり今年はユニコーン見ておかないとなーと。正直、世代の問題かユニコーンは経由してなくて、そんな私でも知ってる『すばらしい日々』や『ヒゲとボイン』『大迷惑』など名曲オンパレードで楽しかったー。モニターにうつるメンバーの表情もどれも心から楽しそうで、歳をとるのもいいなーと思ったよ。

SONIC YOUTH(S)

 ようやくマリンスタジアムエリアを抜けて、メッセの中へ。やっぱ屋内は快適やねー・・。ご飯を食べたりしていて、ステージにつくころにはすでに始まっていて、後方でぼんやり聴き入った。ギターがいくつも重なって、美しい旋律を奏でたり、ときに轟音ノイズとなったり。派手ではないけれど、静かに心の琴線に触れる音楽

The Flaming Lips(S)

 多幸感とはこういうことか、と改めて思い知らされた感じ。

 いよいよリップス。セット転換中からメンバーが登場し、あれやこれやと退屈させないように仕掛けてて笑った。客電が落ち、たくさんの歓声の中流れ出した映像はちょっとアレな感じで笑ってしまう。けど、その延長(ていうか出産)でメンバーが画面を破って登場した瞬間、自分でも思わず大きな歓声を上げてしまった。それくらいに会場の期待と興奮は高まっていたと思う。一息つかないうちに、今度は大きな風船の中にウェインが入っていて、その風船がゴロゴロ客席の上を転がる。そんなこんなで、開演してからもしばらくはアトラクションばかりだった気がする。なんだこれ!楽しすぎ!でもそろそろ曲が聴きたい!なんて思っていると、ようやく。予想はしてたものの『Race For The Prize』のイントロがはじまり、紙ふぶきがぱーんと放たれ、たくさんの風船が転がってきて、会場からは奇声のような歓声が飛び交った。そのあまりにも派手派手しい光景が、まぶしいほどにきらきら輝いていて気づけばボロボロ涙がこぼれてしまったよ。聞きしに勝るエンターテイメント。そのあとも『The Yeah Yeah Yeah Song』とか『Yoshimi Battles 〜』とか、聴きたい曲たくさんやってくれたし、よくわからない着ぐるみやウェインの顔に近すぎなカメラライトセーバー的な光り物なども見てていちいち楽しくて、ずっと笑ったり叫んでたりしてたと思う。「Last song」とMCで言われるまで、釘付けになって夢中でみていた。最後はカウントの後『Do You Realize??』。終わってしまうのが寂しくて、でも終演後はまるで映画を見た後のような、爽快で幸福な気持ちで満たされていたよ。たとえば、初めてライブを見に行ったときのようなそんな純粋な感動。これ見れただけでも、サマソニきてよかった!と何度も叫びたくなるような、そんなステージだった。

 結局サマソニは、最後のリップスの楽しさがものすごく大きくて、大満足大興奮で帰路に着いた。全体としてもまぁ楽で快適でした。トイレも待たなかったし、フードもほぼ待たなかったし。晴れたのが朝だけだったのも救いだったかもしれない。

 ただ不満と言えば、一部エリアは水しか持ち込めなかったことだなー。お酒飲みながら音楽聴くのもフェスの醍醐味なのに、それができないなんて。特にISLAND STAGEは選択肢がないから辛かった・・。でもでも、総じて楽しかったです。来年以降行くかはメンツ次第やなー。

 ところで、サマソニビール600円設定になってたんだが、あれかね今年からフェスではお酒600円ていうルールでもできたのかね。

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