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2016-11-12 FCB13thを終えて

代表ヨシヲです。FCB13th終了いたしました。
今回は天気にも恵まれこともあり、過去最高1700名のお客様にご来場頂きました。厚く御礼申し上げます。

メンバー一同、まだまだお祭り気分が抜け切れない日々ですが、FCB13thまでの道のりをこちらでお話しさせて頂き、FCB13thの練習日記を閉じたいと思います。

FCB13thの正式な立ち上げ時期は、2015年9月まで遡ります。ここ数年のFCBは隔年での開催となっており、2016年10月にホールを確保するには、9月末の抽選会へ参加が必要だったからです。とはいえ、このタイミングでは13thの構想はまだ何もなく、翌年10月までに準備ができる目途も全く立っていない状況でした。
この時点でGOを出した理由としては、会場の川崎市教育文化会館(教文)がいつ取り壊しになるか分からないという危機感、これまでの資産を使いながらコンパクトなLiveにすればなんとかなるだろうという甘い見通し、そろそろあの興奮をもう一度味わいたいという飢餓感の3つだったと思います

抽選会場は教文の会議室の一室、FCBを含めて15団体ぐらいが抽選に参加していたと思います。ちなみに、FCB以外のすべての団体が学校関係*1でした。団体毎に点呼があるのですが、
「〜中学校さん」
「〜小学校さん」
FCBファミコンバンドさん」
ざわざわwwwwww。
抽選順位は下から3番目ぐらいで、冷や汗ものでしたが、学校関係の行事は基本的平日に行われるため、なんとか希望の日程が売れ残ってくれました。

それから、準備に時間のかかる1面、3面の演奏曲目の選定になるわけですが、こちらはそれほど時間はかかりませんでした。
オホーツクに消ゆ」は7thで演奏していましたが、このときは奏者10人足らずの小編成で、いつかフル編成で再演をと考えていた曲目でしたので、今回の1面メインにはうってつけでした。
3面のメインは、やはりこの枠は新曲をということになり、私はFFVII押しだったのですが、音楽監督がIIIだということでIIIに決定。
3面のサブメインは、いままで演奏した中からチョイスすることになりましたが、前回あれだけお客様の期待を裏切ったあの曲をちゃんとやろうということで、こちらもあっさり決定。
ここから音楽監督、指揮者、浄書係が半年間奮闘して譜面は完成にいたります。

メンバーに向けては、12月頭ぐらいに告知し参加可否を問います。私としては、12thに出演したメンバーには全員参加してほしいのですが、平均年齢30後半の団体ですので、残念ながら毎回脱落者が5名ぐらいは発生します。
今回はファゴット奏者を公募しましたが、欠員は大体メンバーの知り合いで埋まってしまうので、公式に一般公募はしておりません。(メンバーの知り合いになっていただければ、もぐりこむのは比較的容易だったりしますが)

並行して、練習場所の確保していきます。5〜10人の団体でしたら、そのへんのリハーサルスタジオを抑えるだけなので簡単なのですが、50人近くの大所帯で、しかも打楽器がレンタルできる会場となる非常に限られてくるので、一苦労です。
各会場使用日の3〜6か月前ぐらいに抽選があるので、とにかく候補の会場にはかたっぱしから申し込んで、取れたところが練習日になる。そんな感じです。
条件にあう会場がなぜか東京の北東部に多いので、横浜方面のメンバーから毎回文句を言われますが、どうしようもありません。

そして迎えた2016年4月24日、高円寺のとあるスタジオからFCB13thの練習が始動しました。私のタスクでいうと、ようやくここが折り返し地点、でもあとは楽しいことがほとんどなので気は楽です。
その後の本番までの練習風景については、これまでの練習日記を参照ください。多少の脚色はありますが、8割ぐらいは真実ですよ。

そしていよいよ10月30日の本番を迎えることになります。
ステージの内容については、ご来場いただいたお客様の目に入ったもの、耳に入ったものがすべてだと思いますので、余計な解説は控えたいと思いますが、何点か裏話を。

国本剛章さんのゲスト出演の話は、2015年末に熱血高校としてギャフンに出演した際に、お願いし快諾頂きました。
シークレットゲストでということは、こちらからお願いした事になりますが、国本さんにいろいろと気を使って頂いたようで恐縮でした。
お客様から「良かったよ」いう感想をたくさん頂いておりますが、一番楽しんだのは、ステージ上のFCBメンバーでした。ハドソンゲームの名曲の数々を、作曲者のご本人がベースで演奏できるという、まさに夢の舞台でした。

オホーツクに消ゆ」は、以前好評だった演目の再演でしたので、FCBがいつも通り演じれば?絶対にウケるはずだとの確信はありました。ただし、それに胡坐をかいていては本当に満足するものはできないという思いで、メンバー一同できうる限りのエネルギーを注いだつもりです。
私が一番印象に残っているのは、タイトル文字が書かれたあの吊り看板ですね。当初は、タイトル画面をステージに投影できないかと考えていたのですが、会場の設備の都合で断念。
「あ、MAC*2オホーツクのタイトル看板追加で作っといて、7.2m×0.9m」
と軽く発注し、あれになる事になりました。
当日、出来上がったタイトル文字を、会場の看板に張り付けてみたのですが、実はこのタイミングでは、紙のつなぎ目とかが結構気になったりで、苦労の割にはどうなんだろうという感想でした。
それで、いざ会場のバトンに吊り下げ、照明を当ててみると、タイトルが輝いて見えるです本当に。これはすごかった。
当日の録音を聴いてみると、このタイトルが下りてくるシーンだけ、会場の声が笑い声でなく、「おー」という驚きの歓声なんですね。これは、ドラクエ3のゾーマ以来2回目ではないでしょうか。
ちなみに、この吊り看板、上にあげてしまうと全く見えなくなってしまうので、ステージ終了後の片づけの際には、すっかり忘れ去れておりました。では打ち上げにGOというタイミングで、ホールのスタッフに呼び止められ、何人かのビールがお預けになったのでした。

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「熱血硬派くにお君」はなんと言っても、主人公くにお君の演技につきました。
ですが、このくにお君、演出内容が固まってから本番前日までの1ヶ月間、主人公役のおにっちがほとんど練習に来られないというアクシデントが発生し、一時期は演奏自体をを諦めようかと思っていました。
そんな中、殴られるだけの他のメンバーは、くにお君がいないにも関わらず、黙々と殴られ、蹴られ、殺される練習を繰り返しています。これは自分が諦めるわけにはいかない、覚悟は決めました。
本番前日、いよいよくにお君が登場しリハーサルですが、相当陰で訓練を重ねていたのか、そもそもそういう人だったのか、ゲーム道理のスタイルで次々と不良、スケバン、○くざ等がボコボコにされていきます。FCBの底力を感じた1曲でした。

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「ルート16ターヴォ」は、近年で一番短い演奏だったかもしれません。もちろん題材とした某有名RPGが初代だったこともありますが、あまりストーリーを追うことはせずに、30年たっても色あせない記憶を余計な演出を加えずに再現してみました。
今回はこの曲に限らず、全体的に照明に力をいれましたが、この曲は特に演出に欠かせない要素として、照明担当とは調整を重ねました。魔法使いのギラ一発でウィンドウが赤くなる(2回目で死亡)、ローラ姫と一泊するとなぜかラブ○風の照明(実際のゲームにはそんな色はありません)、ダンジョンレミーラの効果がだんだん薄れる、虹の雫の照明等、気付いて頂いたお客様も多かったようで、大変嬉しかったです。

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ファイナルファンタジーIII」は実質的に唯一の新曲ということもあり、仕上りが遅く最後まで冷や冷やでした。でも、メンバー皆このゲームが好きなんでしょう、ゲームのBGMを忠実に再現しながらも、そのゲームをプレイした際の気持ちが込められた演奏になったと思います。
ラスボスを倒した後の撃破音について、毎回ゲーム実機からとった音を名人マシン(叩くと、殴ったり、死んだりする音が出る機械)から出していたのですが、今回は私のリクエストで生楽器で再現することにしました。本番、期待通りの演奏が行われ、個人的には一番嬉しいポイントでした。

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ライブ同様長くなりましたが、FCB13thの裏話もここまでとします。まだまだ、たくさん話したいことはありますが、続きは年末or年始に放送予定の、キノコ国本ギャフンといってみようを楽しみにしていただければ幸いです。

最後になりますが、今回の13thLiveも本当に沢山の方のご協力、ご厚意によって実現することが出来ました。

舞台、照明、進行を手伝って頂いた皆様
受付、会場整理を手伝って頂いた皆様
ちらし、チケットのデザインを手がけて頂いた、hounori様
素敵なパンフレットの表紙絵を提供頂いた、みずしな孝之
竜王(変身後)のコスチュームを提供頂いた、下町ファクトリー様
急なお願いにも関わらずご登壇頂いた、上野利幸様
ゲストステージに全面的にご協力頂き、メンバーに感動を頂いた国本剛章様
川崎市教育文化会館のスタッフの皆様

FCBメンバー一同、心より感謝、御礼申しあげます。

次回のLiveは残念ながら未定ですが、14thLiveを心待ちにしているのはメンバーも一緒です。今後ともFCBをよろしくお願いいたします。

*1:季節がら合唱コンクールがほとんどでした

*2FCBの敏腕大道具主任です。

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