愛知万博であったパクリとは

愛知万博では、日本の大手企業が沢山出展しました。

トヨタグループ館(トヨタグループ)
日立グループ館(日立グループ)
三井・東芝館(三井・東芝)
ガスパビリオン 炎のマジックシアター(日本ガス協会)
共同館・夢みる山(中日新聞・中部日本放送・東海テレビ・積水ハウス・シヤチハタ・ブラザー工業・日本ガイシ)
三菱未来館@earth(三菱グループ)
ワンダーサーカス電力館(電気事業連合会)
JR東海 超電導リニア館(JR東海)
ワンダーホイール 展・覧・車(日本自動車工業会)
大地の塔(名古屋市)
グローバル・ハウスマンモスラボ(博覧会協会)
サツキとメイの家(博覧会協会・読売新聞社)
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)


 いずれも毎日長蛇の列で、トヨタグループ館に至っては6時間待ち、その他のパビリオンも3,4時間待ちはざらでしたが、待っただけの価値はありました。

 日本館の世界初となる360度天球型シアターやSONYの超大画面、高画質「レーザードリームシアター」には度肝をぬかれました。.トヨタや松下電器他の企業が出展したロボットは大変人気を博したが、まだまだ開発途上の感がありました。

 又、サツキとメイの家やグローバル・ハウスマンモスラボのような超目玉的展示もあり、サツキとメイの家は予約、抽選で当たった人のみの観覧でしたので、私は外観だけの参観でした。この、サツキとメイの家と「キムチ国館」以外は2005年3月25日から9月25日までの開幕期間中、19回入場して制覇しました。

 パビリオンの他にも子供達の為に万博ランドなどの遊園地や、名古屋駅近くにも笹島会場を設けるなどして、混雑の回避や、全ての年齢各層にも楽しめる様々な工夫がありました。

 共同館のテーマシアターと大地の塔以外は展示、演出共にAクラスでした。
共同館の「めざめの方舟」は押井守が演出、その映像 は一部のオタク達には受け入れられたものの、さっぱり判らんと言うのが私の感想です。

 大地の塔も歌手、藤井ふみやがプロデュースした世界最大の万華鏡(高さ47m)はギネス・ワールド・レコーズに載ったと言うわりには、しょぼいモノでした。この万華鏡は一時期パクリ疑惑が持ち上がりましたが、その他にはパクリ問題は発生しなかったと思います。

でも、私は万博会場で初めてトルコアイスなるものを見つけ、パクリと食べました。

 愛知万博は「自然の叡智」をメインテーマに環境問題を前面に打ち出した万博とあって、各外国パビリオンの建物は安普請だし、パンフなどの配布も少なく、エコロジー、節約というよりも「ケチケチ、しみったれ」の万博でした。


キッコロ死んでいました。

6月24日何も展示がなく、7月になってやっとオープンしたチャド