Hatena::ブログ(Diary)

W.A.S.P. FANS - plus -

2011-11-21

DOMINATOR

f:id:favre-4:20111128143011j:image
93年のクリムゾンツアーからの盟友・ダグがダレル・ロバーツの後任として、W.A.S.P.に正式加入。

アメリカ体制が色濃くアルバムに投影されているが、ブラッキーの母国・アメリカに対する思いは相当なものだ。
NEON GOD」よりもサウンドはソリッドに変化。特にドラムの分離が良くなった。全体のイメージ的には「DYING FOR THE WORLD」っぽいが、曲のクオリティも保たれており、痛快なロックンロールアルバムではないが、秀作である。

member;
BLACKIE LAWLESS(Vo,G)
DOUG BLAIR(G)
MIKE DUDA(B)
MIKE DUPKE(Ds)

1.MERCY
オープニングは落ち着いたミドルテンポながら、円熟してもなお攻撃的さを失わないブラッキーの真骨頂。展開には乏しいが、このアルバムの気合を感じる曲だ。

2.LONG,LONG WAY TO GO
激しいドラムとソリッドなギターリフを、前面に打ち出したアップテンポの曲。サウンドだけ聴けばまるで別のバンドみたいだ。
ベースが何をやってるのかわからない所がもったいないかな。

3.TAKE ME UP
ディープなコーラスのかかったアルベジオから静かに始まる。
本編に入ってからも素晴らしい展開を聴かせてくれる。4分半の流れにしてはかなりの大作風。エンディングのギターソロがもう少しいいフレーズだったら言うこと無し。

4.THE BURNING MAN
疾走するギャロップが攻撃的な印象をかもしだす。展開、メロディとも最近使う傾向だが、音のバランスの良さも手伝ってロック魂を揺さぶられる曲。

5.HEAVEN'S HUNG IN BLACK
ブラッキーの渾身の7分以上の大作。ブラッキーの魂の叫びと好対照なのがシンセサイザーストリングスの音が無機質さだ。
曲の冷たい雰囲気をより一層強いものにしているが、長いギターソロ部分では流暢な展開とはいかないが、かなりライヴ感が出ていて秀逸。

6.HEAVEN'S BLESSED
ミドルテンポ8分音符のユニゾンが気持ちのいい曲。コーラス部分はかなり凝ってて、ライヴ映えするだろう。タムの音が軽すぎるのが難点。
エンディングのアーミングがピンクフロイドみたいなのが面白い。

7.TEACHER
「DYING FOR THE WORLD」に入っていてもおかしくない、”最近のW.A.S.P.”典型的な曲。
オープニングの「MERCY」っぽい雰囲気だが、こちらのリフはソリッドさを排除した感じだ。

8.HEAVEN'S HUNG IN BLACK (REPRISE)
5曲目のリプライズ。こちらのアレンジはアコースティック部分を、より一層強調している。ブラッキー魂の叫びが、広がりある突き抜けるリバーヴで狂気さを引き出している。

9.DEAL WITH DEVIL
最後の曲にして、アルバムの雰囲気を一変させるロックンロール。ギターは前任のダレル・ロバーツが弾いているので、元々はアルバム用の曲ではなかったのかもしれない。
ボーナストラック的な曲。8ビートのシンコペーションが気持ちイイ。