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2009-02-06 「人の言うことを聞かない人」への対処法

「人の言うことを聞かない人」への対処法 09:47 「人の言うことを聞かない人」への対処法を含むブックマーク 「人の言うことを聞かない人」への対処法のブックマークコメント

オバマ演説の影響? 首相演説は理解不能 | 時評コラム | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉という田原総一郎さんの記事は面白かった。

麻生総理の1月28日に施政方針演説が、なぜツマラナイ話になったのかという事をまとめた内容。


その中で特に面白かったのが、以下の部分

 官僚たちも、皆あきらめて引いてしまっている。僕はしょっちゅう官僚と会うのだが、僕のほうがむしろ彼らから「田原さん、なんでこんなになっちゃったんだ」と訴えられる。「われわれが何を言おうと麻生さんに届かない」のだという。それは、麻生さんに届く前にさえぎられることもあるし、届いても理解できない場合や、受け付けてもらえない場合もある。



それは麻生さんが官僚のことを信頼していないとか、信頼できる優秀な官僚がいないとかいうことではなく、ただ麻生さんが人の言うことを聞かないのだ。麻生さんは基本的に人の言うことを聞くのが嫌いな人だ。だから大臣たちも皆引いてしまっている。


どこのリーダーも、下の意見を聞かなくなったら、組織が崩壊の方に向かってしまいます。



しかし、「人の言うことを聞かないリーダー」ほど、周りから見て対処が難しいものはありません。もちろん、これは「リーダー」に限った話ではありません。「人の言うことを聞かない部下」も取扱がとても難しい。

難しい理由は、「自分は正しいと思っているから」です。それも、根拠もなく「自分は正しい」と思っているからです。



このような「人の言うことを聞かない人」への対処法として、どのようなモノがあるでしょうか?

私も、コンサルの現場でこのような人とたくさん出会ったりするのですが、その際の対処法をいくつかご紹介。

  1. 意見を聞かないあの人だって、「この人の話だったら、素直に耳を傾けるという人」を捜す。
    「他人の言うことを聞かない人」と言っても、「あの人の話だったら素直に聞くという人(キーマン)がいたりします。彼の昔の上司、同僚、同期の友人などで、彼が心を開いている人を捜すのです。(もちろん、そんな人が全くいない、手のつけられない人もいますが・・)



    直接、あなたが本人に言っても、「でも・・」「だって・・」などと言って、素直に聞いてくれないのでしょうから、キーマンを探して、その人から伝えて貰うという方法ができれば効果的です。


    「自分が言っても聞いてくれないから、○○さん、悪いけど私の代わりに、彼に○○という事をアドバイスしてくれない?」と言った形で、キーマンの口から意見を言って貰うというやり方。


    変に、あなたが意見をするより、この手段の方が効果的だったりします。



  2. 「権威のある人」から意見を言って貰う
    周囲に、彼が耳を傾ける人が誰もいないと言った場合。このような人は、以外に「権威」」に弱い場合があります。自分が優れていると思っている人ですが、案外その自信は脆いモノだったりします。「自分より明らかに優れた権威」を持っている人に対しては、素直に耳を傾ける場合が多いのです。


    そのような「権威」に弱い人であれば、「権威のある人」の口を通して、意見を言って貰うという事も一つの手ではあります。(このような場合、権威のある人を巻き込む為にコストはかかってしまいます。)


    外部研修会に行って貰うという事なども一つの方法です。(対象者が自分の上司の場合だったら、それも不可能かもしれませんが・・)



  3. エビデンス(証拠)を見せる
    「人の言うことを聞かない人」でさえ、グーの音の出ないような証拠を見せるということ。これをやると、素直に認めてくれずに、強烈な反発を招く人もいますが、多くの場合、「事実」について考えてくれるようにはなります。(麻生さんの場合、内閣支持率というエビデンスを見せられて、それを素直に見ることができず、強烈に反発してしまったのでしょうね。感情的になってしまい、かえって意固地になってしまったのでしょう)


    だから、証拠を見せる側の見せ方、言い方というのが問題になってきます。気を遣っていく必要があるのですが・・(こちらについては著書の『部下の「やる気」を育てる!』にて書いています。


    実は、その『部下の「やる気」を育てる!』をベースに、リーダーに対して「モチベーション研修」を行っています。参加者は、会社側が「部下のやる気を引き出すのがあまり上手ではない」と考えているリーダーの方も多いモノです。そんな人達は、「自分が部下のやる気を引き出す指導力が問題だ!」とは考えておらず、「部下がやる気がないのが問題だ!(原因は部下の側だ)」と考えている人が多いのです。かなり厄介。


    そんな人に、「やる気の引き出し方」などという事を教えても、「俺はできているから、関係ない」とか、「そんな事は知っている。俺はできているよ」などと思うのが関の山。


    だから、研修の一番最初に、アンケートデータを見せるようにしています。リーダーの周りの部下の人達にアンケートをとり、部下から実際にどう見えているのかというエビデンスを見せるのです。そして、研修を始めるようにしています。


    素直に自分の問題を見つめて頂く事からでないと、「人の言うことを聞かない」ですからね。(これをやり始めてから、かなり効果が違ってきました。)


いくつか、他にもやり方はありますが、ホント「「人の言うことを聞かない人」と思われないようにならねばいけませんね。情報が入ってこなくなりますからね。  (怖いのは、もう、そうなっているかもしれないということ。気づかないんですよね・・)

マジマネ5 部下の「やる気」を育てる!

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