国際版オレオレ詐欺のメールが来ました

大学の先輩のGmailアカウントから、スペインにいるけどお金を盗まれた、2200ユーロ貸して、と英文メールが来ました。先輩は大学勤務なので、学会なのか、あるいは学期切り替わり時期で旅行なのか、あるいは拉致監禁で脅されて電子メールを書いているのかと、もろもろ想像しつつも、送金方法は?とメール返信をしたら、western union bank を指定してきました。

この経過をTWしていたところ 国際版『振り込め詐欺』、こんな感じ。 TOKU TOKU てくてく 徒然日記/ウェブリブログ と同じではと、指摘を受けました。そこで先輩しか知らない個人的な質問をしたところ、その答えは返ってこず、まさにこのページにあるテンプレートな、困ってます直ちに送って、文面が返ってきました。

大学の方に電話をかけて確認したところ、先輩は日本にいて、ウイルス感染した端末でGmailアカウントを取られたとわかり、一安心でした。

国際版オレオレ詐欺を体験してみて、もしも振込がオンラインで私が即時に実行できたとしたら、本当にたまたま先輩が海外の学会に行っていたら、個人確認の質問がFacebook等に掲載している経歴から推測可能な質問を選んでしてしまっていたら、と考えると、引っかかっていたかもしれないと思います。

電話であれば、相手の番号を聞いてかけ直すコールバックをするのですが、Gmail=個人認証完了している手段、と思い込んでしまい、他の相手確認手段を考えなかったのは、イタイ状態でした。TWしていて、指摘を受けて、冷静になれたと思います。

行動する前に一息つく余裕の重要さを思い知りました。