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ダイアリーを継ぐもの

正社員より降格の世代

転職活動のついでに読んでみた。
国全体での正社員の人数は変わらないのに、非正社員労働者の割合は増えている……といったお話。

55歳以上では、人口も(それよりは少ないが)正社員数も増えている。人数が増えた分の66%の人は正社員の座を確保しています。
35歳以上の中高年では人口が267万人も減ったにもかかわらず正社員数は35万人しか減っておらず、実はこの層の人は過去20年で「より正社員になりやすくなってる」んです!
そして、35歳未満では、人口が78万人増えているのに、正社員は239万人も減っています。いかにこの世代にしわ寄せが集中しているか、明確に現れています。


水色の人が正社員ポジションを失った人達、オレンジの人達が正社員ポジションを得た人達です。一番最初に書いたように正社員の数は全体ではほとんど変わっていない。でも、誰かがそれを失い、誰かがそれを得た。合計すると増えたり減ったりして変わっていないけれど、その中身は大きく変わっているのです。

グラフを見ると良く分かる。
一番左の35歳未満の男性は酷い有様。
35歳未満は、本気で貧乏クジ世代なのだと思い知らされる現実。
しかし、生きていかなければならない。
明日を生きるために、日雇い派遣だろうが働かねばならないという現実。
さて、どうしたものか。